悲愛小説(外部サイト)一覧
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今年もこの季節が来た。あれから毎年この時期にはこの国この場所を訪れることになっちまった。
バックパックには最低限の着替え、パスポート、少しばかりの現金とサバイバル道具。
目には見えねえが一番重いのは思い出か。
俺はもうぼろぼろになりつつある一枚の写真を片手に、ガラスも入ってない店の窓から差し込む赤道近くの厳しい日差しの下、レシート代わりの紙片で折った下手くそな鶴を睨みつけながら温いビールを流し込んだ──
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R18読み切り短編です。
ハッピーエンドではありません。
とある青年のちょっと哀しい過去話です。
連載中の『異世界で黒猫君とマッタリ行きたい』からのスピンオフです。
なかむラ様主催の『不埒なひと企画』参加作品です。
登録日 2017.12.02
幼少期に、少女エルはネズミに噛まれました。
それから体は病気に蝕まれ、やがて目が見えなくなりました。
そんなある日、外から一つの音楽が聴こえました。
目は見えなくても音があれば歩けるエルは、音楽を頼りに外へ出ます。そしてその音楽を演奏していた男性ジルと出会い恋に落ちます。
そして毎朝ジルの音楽を頼りに外へ出て出会い、楽しい日々を過ごします。そして……
幸せとはなんだろう。そう思いながら書きました。気に入っていただければ幸いです。
登録日 2019.02.19
二人だけしかいない葬儀場で少女は言った
「1週間私に付き合ってくれたら全部あげる」
と
彼女が神様に売り払った未来の値段は3億円
彼女の願いは幸せな最後
だから、これは終わる為に始まる物語だ
登録日 2018.12.27
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