"これだけは言える。俺は買ってもいない世紀末貧乏宝くじの1等に当たったと――"
毒舌な高校生コウが、最高にチートな彼女達、SYSTEMの世話係に。 「誰かこいつら止めてくれ……」そんなコウの嘆きもつゆしらず、火の粉は次から次へと降りかかる。
「なんなんだよ、これ――」
世界を管理する人工知能の不可解な行動。そこに生きる人々と交流し、成長していく主人公は、時間さえも操る彼らの思惑に触れ、人智の及ばぬ壮大な量子戦へ徐々に巻き込まれていく。
――戦え。守り抜け。己の存在意義(レソンデートル)を証明せよ。
更新日:2024/10/08