免許皆伝小説一覧

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歴史・時代 完結 ショートショート
空穂無刀流免許皆伝の師範代、尾上龍之介。 ちょっとした失敗から、武芸者と立ち会わなければならぬ羽目に陥ってしまう。 だが、無刀流では真剣勝負は禁じられていたのだった・・・・・。
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文字数 999 最終更新日 2022.07.24 登録日 2022.07.24
無外流道場へ通う一文字織部は、道場主の娘小夜に好意を持っていた。 が、入門して一年、いまだに切紙にもなれない織部に小夜は愛想をつかした。 すでに免許取りである師範代の宮森兵部に小夜は惹かれていた。 武道家の娘なら当然である。 自らも免許取りとなるべく一念発起し猛稽古を始める織部に、親友の頼母が言った。 剣道の免許皆伝は別名一万面とも言われ、一万日すなわち三十三年猛稽古をしなければ取れないと言われていた。 では、なぜ兵部は若くして免許を取っているのか。それは天賦の才としか言えなかった。 どうしても小夜を忘れられない織部は、真剣でのでの真剣での実戦で行くしかなかった。 親友頼母から薩摩示現流の形を教わった。 人を斬るには道場の竹刀稽古より、真剣の示現流である。 すべては小夜の心を捉えるべく、真剣勝負の世界へ飛び込んでいった。 示現流を使えることを知った目付の大野掃部は、織部に上意討ち見届け人役を命じた。
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文字数 10,422 最終更新日 2020.05.26 登録日 2020.05.24
「人騒がせ一同心」と世間で唄われる父上を持つ京之介は、苦労多きお若衆。 さらに、女子(おなご)のように顔立ちをしている事を気にしている京之介は、剣術や学問に精進する事で立派な同心になろうと努力をしているが、空回りして余計に卑屈さが増してしまう日々を送っていた。 そんな、ある日。 唐突に、京之介に対して父上は「見合いをするぞ!」と言い放つと、無理矢理に紋付き袴を着させて家から追い出した。 常に「傍若無人」である父親に振り回されっぱなし京之介は、いつもの悪ふざけかと半信半疑で待ち合わせの料亭に向かったのだが…。 苦労人・京之介は更なる「苦労」を背負う事になる。
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文字数 12,995 最終更新日 2019.04.14 登録日 2019.03.30
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