進路の悩み小説一覧
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高校3年生の秋、葉山アヤコは進路の悩みを抱えながらも平凡な毎日を淡々と過ごしていた。ある日、下校前の駐輪場でカップルのケンカ別れの瞬間に運悪く遭遇してしまい、それがきっかけで同級生の白石ユウキと繋がりができる。といってもクラスの違うふたりが言葉を交わすのは下校前、駐輪場での数分。それでも二人の絆は急速に深まっていく。アヤコは、自分と違って飄々として周囲に呑まれずマイペースなユウキとの対話の時間が楽しみになっていった。卒業まで半年。変わらない毎日を消化するだけだと思っていたが、控えめだけど日々が突然輝き出す。
二人は会話を重ねるうちに楽しさだけでなく悩みも共有していった。アヤコが葛藤を思わず打ち明けると、ユウキはアヤコに光となる言葉をくれた。反対に、アヤコから見れば将来の夢があり目指す大学も決まっているユウキは強さのある眩しい人に思えていたが、ユウキも悩みを抱えていることを知る。お互いを励まし合える関係にアヤコは喜びを覚えた。しかし、甘えと依存を生み出しかけユウキを怒らせてしまい、二人の間に決定的な溝が出来てしまう。その時、初めてアヤコは自分がユウキを好きだと自覚した。
新しい出会いに深い繋がりを知った、アヤコとユウキの成長と絆の物語。
文字数 14,890
最終更新日 2024.05.26
登録日 2024.05.22
北見朱音(きたみ・あかね)は絵を描くことが好きな普通の高校2年生。
ある朝、いつもの通学電車に乗車したはずが、その電車は死者を死後の世界に運ぶ“回想電車”だった……!
回想電車は記憶の駅に停車し、朱音の中に強く残っている生前の記憶を呼び起こしていく。
死亡理由、進路の悩み、すべてを思い出した時、朱音はもう一度人生と向き合い、再起することを決意する。
回想電車を飛び降り、人生をやり直した朱音の運命は、ハッピーエンドか? バッドエンドか?
将来の夢、希望、不安。恋愛、家族。思春期の葛藤を抱えて、まるごとタイムリープ!
自分の未来を切り開く思春期タイムリープ短編小説。
※基本的に1人称視点ですが、回想シーンでは3人称視点に変えています
文字数 34,193
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.12
文字数 1,398
最終更新日 2021.04.16
登録日 2021.04.16
「───わたくしは、シェノローラよ。シェラでいいわ」
「承知しました、シェノローラ第一王女殿下」
何も承知していないどころか、敬称まで長々とついて愛称から遠ざかっている。
───こいつ、嫌い。
シェノローラは、生まれて初めて明確に「嫌い」と認識する相手に巡り会った。
そんなシェノローラも15歳になり、王族として身の振り方を考える時期に来ており───
※舞台装置は壊れました。の、主人公セイレーンの娘が今回は主人公です。舞台装置~を読まなくても、この話単体で読めます。
※2020/11/24 後日談「その後の彼ら。」を追加
文字数 22,555
最終更新日 2020.11.24
登録日 2020.11.08
進路のことで親と口論した真璃は、授業に集中できないでいた。
そんなとき、初めてやってみた落書きは、とても楽しいものであった。
文字数 2,424
最終更新日 2020.11.18
登録日 2020.11.18
15歳の少女・瑠乃。何でも卒なくこなせる瑠乃だが、瑠乃には4つ悩み事があった。それは『友達』『恋愛』『将来』『家族』の4つについてだったーーーー。
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これは、瑠乃より3つ歳上の学園王子・凛斗との恋物語。
これは、友達である麻那、もう1人の友達歩との友情物語。
これは、将来の夢や進路について思い悩む、1人の少女の物語。
これは、父と母、弟との、家族のキズナについての物語。
これは、少女の紡ぐ人生の、ヒューマンドラマである。
文字数 2,359
最終更新日 2020.06.14
登録日 2020.05.05
私、別役柚香。高3の文系/理系コース選択を前にして悩む私には、たった1つの望みがある。それは、来年もあの人を眺められるところにいたい、ということ。あの人……というのは、七ツ役くん。1年の文化祭のときから見つめ続けていた憧れの人。でも、七ツ役くんは理系コースに行くことがほぼ確定! 数学が苦手な私は、それでも理系コースを志望……し、しぼう、したい。す、好きなことのためなら、苦手の克服だって、できる、はずだよね!
文字数 59,794
最終更新日 2019.02.25
登録日 2019.01.30
注! R18的表現を多分に含んでいる本文には、サブタイトルに★印が付いてます。
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大学卒業を約半年後に控え、主人公・小鳥遊和巴《たかなし かずは》は東京に住む叔母に縁談を持ちかけられた。悩んだ和巴は交際7年目に突入した腐れ縁の彼・佐渡山晴彦へ相談。しかし、晴彦からの返事は実に素っ気ないものだった。前々から晴彦との付き合いには、将来的な不安を持っていた和巴だが、ここで晴彦との破局を決定つける衝撃的な事件が起きる。ヤケになった和巴は、京都は東山・祇園で一番の名店と名高い高級料亭でお見合い。でも、その見合い相手の顔を見てびっくり!彼・宇佐見 匡煌《うさみ まさてる》は何日か前に、馴染みの店のトイレで行きずりのセッ*スをした相手だった。
文字数 177,019
最終更新日 2018.11.21
登録日 2018.11.03
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