コメディ2小説一覧

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 ある日のこと、三流冒険者の俺は女神を名乗る怪しげな少女と出会った。 「【女神の加護】安くしておくので、買ってください」 「いらねえ」 「今なら、【ハイヒール】のおまけ付きですよ」 「靴の尖った部分で、人のことを踏もうとすんな!」 「むしろ、ご褒美なんですよね?」 「俺に特殊な趣味はねえよ!」 「素敵な回復魔法ですのに」 「むしろ、ダメージ受けるだろうが!」 「お試しでいいですから、貰ってください!」  涙眼の少女。人相の悪い俺。ざわざわと騒ぎだす周囲。このままでは、俺は通報されるかもしれない。 「わかったよ。試しな」  もちろん、俺はこの時の選択をすぐに後悔することになるんだぜ。
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文字数 553 最終更新日 2018.08.04 登録日 2018.08.04
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