無用の長物小説一覧
1
件
「初デートで遊園地はないよねー」と女子高校生たちが会話していました。「初デートとは?」その女子高校生たちの「定義」。初デートとは?定義「1回目のデートなので、共有する。とかでもない。思い出とは?まずはこの定義から考えなくてはならない。思い出とは共有したいからするものである。つまりは相手の思考のメモリを食うものである。「無用の長物」にそれを与えることはしない。「第一、1回目のデートぐらいでねー。」という会話には、その女子高校生たちには、その歳なりの「憶測」や「願望」があると思う。「初デートではHはしないよ」というのも一つであろうか。そして、「軽い女に見ないでよね。」が多く含まれている。
そこにプラスして、わたしも含めた女性としての意見があるとするなれば、「映画館とは1回目ではない。」3回目以降であろうか。誰かわからぬ相手との初デートで暗がりにいくのも「恐怖。」だからといって、無用の長物のために「時間を割きたくはない。」
ということで、「初デートで映画や遊園地はない。」遊園地はひろい。広大。迷子になる。わたしが、子供だからかもしれないが、「初デートで映画や遊園地は無かった。」町の中へ連れ出す男性の方に問題がある。かといって、「狭いところも苦手。」だからデートはしない、となる。1回目のデートに「分相応な場所」があるとするなれば、それは、どこでもよいというわけではなさそうである。『1回目ならばカフェで』とか町の中というよりかは「質素な場所」だが「雰囲気がある場所。」安くも無く高過ぎもしない場所。それならば「カフェではないか」と思うのである。」
つづき・・・・・・・・・中で無料で読めます。
文字数 6,151
最終更新日 2024.07.25
登録日 2024.07.25
1
件