主人公ふたり小説一覧
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亡くなったおばあちゃんがよく言っていた。
『この手鏡はもう一人の自分へと繋がる大事な鍵よ』
そう私に渡しておばあちゃんは息を引き取った。
病弱ゆえに友達もおらず、学校に時々行ってもからかわれるだけだったある日事故に遭い、目を覚ますと私は別人となっていた。
金髪で透き通った青い目の美人な子!?
どうやら貴族の令嬢になってる!!?
何故か同じ手鏡からは、以前の『私』から声が聞こえてきた。
「お前は何者なの?ここはどこよ。答えによったら地獄の果てまで追うわよ‥‥!」
なんとも気性が荒い性格となった自分が話してる。
どうやら【私達】は入れ替わってしまった模様。
奥田すみれは、貴族の令嬢である
ヴァイオレット・スカーレットに。
ヴァイオレット・スカーレットは日本の女子高生である奥田すみれに。
ヴァイオレットは、気性が荒く皆に恐れられていたが何故か性格が変わった事で段々と彼女に関心をもち、
そして奥田すみれはそもそも、学校では目立たない存在だったのに強気な彼女に振り回される人達。
お互い見知らぬ世界で、助けあい、別な男性と惹かれ合っていくお話。
※現代と異世界のお話がごちゃ混ぜになりますが、なるべくわかりやすいように書いていきます。
文字数 31,603
最終更新日 2024.11.15
登録日 2024.10.18
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貧しいコイント子爵家のソンドールは、貴族学院には進学せず、騎士学校に通って若くして正騎士となった有望株である。
三歳でコイント家に養子に来たソンドールの生家はパートルム公爵家。
しかし、関わりを持たずに生きてきたため、自分が公爵家生まれだったことなどすっかり忘れていた。
ある日、実の父がソンドールに会いに来て、自分の出自を改めて知り、勝手なことを言う実父に憤りながらも、生家の騒動に巻き込まれていく。
文字数 112,495
最終更新日 2023.04.06
登録日 2023.01.13
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