悪役令息受け小説一覧
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ラルフは双子の弟のルイスとクレイン公爵家に生まれた。そして、一目惚れして心から愛したこの国の第一王子グレイシスの婚約者として選ばれたことに喜びを感じていたが、グレイシスが愛したのはラルフではなくルイスだった。
愛した人に愛されないことから次第に病んでいったラルフは、ついに邪魔な存在であるルイスを殺害しようと考える。
が。
その瞬間、窓に映った自分の醜く歪んだ顔を見たラルフは、自分の醜さに怯え間一髪のところで正気を取り戻す。こんな醜い嫉妬心から何の罪もない愛していた可愛いルイスを殺そうとした自分に絶望し、こんな自分が愛されるわけはなかったんだと深く反省して自ら婚約破棄と家との断絶を父に申し入れる。ルイスに婚約者の座を譲って自分は修道院で心を清め、神にのみ愛情を注いで静かに余生を過ごすことを決意し華やかな舞台から静かに姿を消した―――はずだったのだが。
「ラルフ。俺の愛しいラルフ。どうか俺を見捨てないでくれ、ずっと俺の側に居て欲しい」
「自分勝手な兄上などには見切りをつけて、私を選んでほしい。ラルフ。本当はずっとお前のことが好きだったんだ」
「お前こそが俺に相応しい伴侶だ。迷うことはないだろう?この俺を選べ」
「オマエは、凄く良い匂いがする。オレの嫁はオマエがいい」
何故か、元婚約者のグレイシス以外にも様々な見目麗しい王子達から寵愛を受けるはめになり――!?
「俺はもう静かに余生を過ごしたいんだが!?」
エブリスタ様にて同時連載しております。
文字数 55,639
最終更新日 2024.12.03
登録日 2024.11.24
ブラッド・カザニアは、同級生であり上司でもある騎士団長、アルバート・スターチスに恋心を抱いていた。それは叶わないものだと思いつつ、素直になれない自分自身に悔しい思いをしながらも捨てることができなかった。――その恋が報われる時が来た。よりにもよって、『悪役令息』として世間で悪い噂が流れ始め、実家の伯爵家が窮地に追い込まれた時のことだった。
侯爵家の嫡男で騎士団長 × 負けず嫌いな一途な悪役令息によるケンカップルによる物語。
※R指定要素が多い作品になります。
ムーンライトノベルズにも掲載しています。
※追記
Rシーンには目印「※」をつけるようにしました。
文字数 62,920
最終更新日 2024.10.27
登録日 2022.10.01
ある日、リューイは前世の記憶を思い出した。
そして気付いたのだ。
この世界、高校生だった前世でやり込んでいたゲームかも? 僕ってば、もしかして最終的に処刑されちゃう悪役令息……?
そこからなんとか死亡エンドを回避するため、良い子の努力を続けるリューイ。しかし、ゲームのストーリー強制力に連戦連敗。何をやっても悪役令息まっしぐら。
ーーこうなったらもう逃げ出すしかない!!
他国に逃げる計画は失敗。断罪イベント直前に聖女に助けられ、何故だか他国どころか異世界に飛ばされてしまって、さぁ大変。
ジャングルみたいな熱帯雨林に落っこちたリューイは、親切なドラゴンに助けられ、目指すはほのぼのスローライフ!
平和に長生きしたいんだ!
ドラゴン×悪役令息
言葉の通じない二人のほのぼの(当社比)BLです。
出会うまでにちょっと時間がかかりますが、安心安全のハピエンBL。
ゆっくり更新です。ゆるゆるお楽しみください。
文字数 28,722
最終更新日 2022.10.31
登録日 2022.10.01
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