自分が二人小説一覧

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恋愛 完結 短編 R18
スート小国のリオン王とカレン侯爵令嬢は仲の良い幼なじみで、結婚の話を進めていた。 そこへ隣のムーア大国が自国のラミア姫を、唯一の妃として娶ってほしいと打診してきた。 弱いスート小国にとって、ムーア大国のお願いは命令である。断る事などできない。 荒れるリオン王に、死にそうに悲しむカレンを可哀想に思った周りは、カレンを愛妾として、婚姻せず王族にも入れず、非公式に一緒になればどうかと進言し、二人はそれを受け入れた。 リオンはカレンを大切に愛した。 ラミアはリオンに一目惚れして嫁いで来たのでショックを受けた。 このままの関係かと思われたのだが、ラミアから姫が産まれ、突然やってきた魔法使いから「幸運になる魔法」をその姫が掛けてもらった事より状況は変わっていく。 傲慢な大国から来た王妃と思われていたのに、特別な姫を産んだ素晴らしい王妃として大切にされはじめたのだ。 リオンもそれを無視出来ずに、いつのまにかカレンよりもラミアを愛するようになっていった。 リオンの愛を失い、周りにも軽んじられるようになった愛妾カレンは嘆いた。 そんなカレンの所へ神がやってきた。 「幸運の魔法」の真実と共に。
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文字数 28,730 最終更新日 2022.06.22 登録日 2022.06.22
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