出されなかった貴方の手紙。 僕が届けました。
宥己は、伯母の馨に幼い頃から可愛がってもらった。馨は小学生の頃に事故で亡くなって、馨との思い出はそこで途絶えている。
ある日、宥己が部屋の掃除をしていると、伯母が出そうとしていた葉書をみつけた。
宛名は芳。
芳は馨の古くからの友人で、伯母のことを良く知っているらしい。
思い出に導かれるように、宥己は芳に会いに行く。
約90000文字で完結します。
エブリスタ、ヒューマン部門にて最高二位。
文字数 90,635
最終更新日 2022.08.02
登録日 2022.06.11