日本風小説一覧
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あらすじ
日本の某県某市の温泉街の神社の一人娘で女性神職として日々お役目をこなしていた湯源 結(ゆげん ゆい)23歳は、迷惑外国人を竹ぼうきでしばき倒したことを咎められ、世界中で炎上してしまう。外国人観光客を呼び込み金儲けをしたい街の住人たちによって暴行され、自殺にみせかけ山の滝つぼに突き落とされてしまう結。その行為は大昔の蛇神様に生贄を捧げる儀式に被っていて、結は蛇神様に生贄として捧げられてしまう。
生贄となった結は蛇神様に食べられることを覚悟するが、蛇神は結を優しく迎え入れ、結を労わってくれた。
そして、蛇神は、一年後に人間世界へ戻るか、自分の嫁になるかを選んで欲しいと言うのだった。
文字数 45,477
最終更新日 2025.02.03
登録日 2025.01.02
「その声は、本当に届いているか?」
神聖なる湖と偉大な山に守られた八尋国。
人々は「式神」と、情報を映し出す力を持つ「水鏡」によって情報を伝え、繁栄してきた。
だが、便利になった世界には真偽不明な噂が溢れ、何が正しいのかさえわからなくなっていた。
ある日、主人公はふと耳にした奇妙な噂に心を奪われる。
興味本位で調べ始めた主人公は、やがて国全体を揺るがす大きな秘密に巻き込まれていく。
彼が追い求めるのは、華やかな情報の裏側に埋もれた、名もなき真実の声。
「情報は、力になる。でも、時に人を惑わす刃にもなる。」
嘘と真実、光と影の狭間で、主人公は何を選び取るのか?
そして、**「本当に伝えるべき言葉」**とは何なのか?
これは、消えかけた声を繋ぐ、物語。
文字数 12,056
最終更新日 2025.02.02
登録日 2025.02.01
大きな山を隔て、人間界と動物界が並ぶ世界。
人間界の小村から動物界の竜王に友誼の印として捧げられた佑は、側室として居心地の悪い日々を送っていた。
そんな中、気晴らしにと勧められたお祭りを見に行く途中、乗っていた蜘蛛車が暴走し、車外に放り出されてしまう。頭に怪我を負った佑を助けてくれたのは、薬師の明月だった。
明月がどうやら佑の身分を知らないようだ、ということに気づき、内裏に戻りたくなかった佑はとっさに嘘をつく。
「名前が思い出せない。自分が誰か分からない」
そして薬師見習いとして働き始める佑だったが、ひょんなことから正体がばれ、宮中に連れ戻されてしまう。
愛している、けれども正体を知ってしまったからには君と付き合うことはできない――明月は、身分を明かした佑にそう告げるのだった。
お花好きで気弱な白兎の薬師×姉の代わりに嫁いできた青年
文字数 50,793
最終更新日 2024.11.12
登録日 2024.10.31
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