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本編

エピローグ~幸せだからいーんじゃない?

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 それから、聖職者に抱かれたり、夜はまたたっぷりイアンに抱かれたりした。
 誰に抱かれても気持ちよくて涙がぼろぼろこぼれた。いっぱい「ルー」って呼ばれた。その度に胸がきゅんきゅんしてたまらなくなった。
 名前なんてなんてことないって思ってたけど、そうでもなかったらしい。
 聖職者は俺のことが心配だと言って鬼の村にずっと滞在していたけど、なんだか不満そうだった。

「眉間に皺、寄ってる……」

 イアンに抱かれた後、はふはふしている俺に覆いかぶさってきた聖職者の眉間を見て、つい口からそんな言葉が出た。

「……私のイチモツはでっかくないですからね。本性を現してもそんなに太くはないですし、貴方を満足させられないのが不甲斐ないと思ってます」

 俺は首を傾げた。本性ってなんだろう。

「……お前の、気持ちいいけど?」
「それは貴方が天使さまだからですよね~」
「あぁっ!」

 くにくにとちんちんを揉まれた。

「あ、そうだ」

 聖職者がいきなり鈴口を指先でこすった。

「あぁんっ!」

 直接攻撃はきついってばぁっ。

「本性現わして、尿道犯してもいいですかね?」
「は?」

 何を言ってるんだって?が大量に浮かんだ。

「尿道って……」
「ここです」
「ぁんっ!」

 また鈴口を指先でこすられた。そのまま指先で鈴口をくじるように動かされた。

「やっ、やだっ」
「どうしてですか? めちゃくちゃ気持ちいいらしいですよ? 私は蛇族の血も引いてますから、舌が細くなりますし、それなりに長いので尿道の奥まで届きます。奥まで届いたら、おまんこの中も気持ちよくなりますよ?」
「えええ?」

 そんなこと初めて聞いた。でもやっぱ怖いから窺うようにイアンを見た。

「ルーを傷つけたりはしねえだろ?」
「当然です! ルーのおちんちんを可愛がりたいだけですよ。尿道つぽつぽされるの好きになってくれたら私にも夢中になってくれるかもしれないじゃないですか」
「……素直だな」
「蛇族は執着がすごいですからね」
「ま、いーんじゃねーか? ルー、ちんちんの中可愛がってもらえよ」
「えええっ!?」

 ここでは当然だけど俺の意志とか関係なかった。
 逃げようとしたけどイアンに抱かれた後だから身体が全然動かない。ドックスが近づいてきて、助けてくれるのかなと思ったら乳首にちゅっと口づけられた。

「あぁっ!」

 もう片方の乳首も優しくくにくにと揉まれ、俺は背をのけ反らせた。
 その隙に、聖職者が俺のちんちんを握った。

「やっ、怖いっ!」
「大丈夫、すぐに気持ちよくなりますよ」

 ドックスが胸にくっついているから聖職者の顔が見えなくて、余計に怖いって思った。でも乳首気持ちいいよぉっ。
 ぺろぺろちゅくちゅくと乳首をしゃぶられてびくびく震える。愛撫されるのもすごくいい。

「あ、ぁああーーーーっっ!?」

 なんか、ちんちんの中に入ってきたーっ!
 びくんっ! と身体が大きく跳ねる。ずずっ……と更にちんちんの中に細長い何かが入ってきた。よくわかんないけど、ちんちんの中、擦られるの気持ちいいかもぉっ。

「あーっ、あーっ、あーっ、あーっ!」

 精液とか出せないのにすごく気持ちよくて、ちんちんの中を舐められて俺は射精しないままイッてしまったようだった。でもイッたからって余韻に浸るヒマなんて全然なくて、イッてしまった俺に気をよくしたのか、聖職者はずっとちんちんの中を舐めてた。感じすぎて死んじゃうかと思った。
 あんまりちんちんの中気持ちよくて、尻穴の中まで気持ちよくなってしまってたいへんだった。乳首もいじりすぎだってば。
 その後は聖職者に尻穴を犯されて啼いた。
 だってちんちんいじりながら犯すからぁ。ちんちんの中舐めまくられた後でちんちんいじられたらもうイキまくってだめだった。ちんちんの中、すっごく危険だと思った。
 一週間経って、聖職者は名残惜しそうに王都へ帰っていった。また一月後に来るらしい。あれ? 半年後じゃなかったっけ?

「半年後じゃなかった?」
「月一で様子を見に来ます。本格的にこちらに住むのは半年後ですが」
「様子を見に来るって」
「毎回一週間ほど滞在しますので、うまくすれば乳を飲めるかもしれませんね」

 月の四分の一はここに来るっておかしくないか? 聖職者仕事しろ。
 って結婚詐欺なんかやってた俺が言うことじゃねーか。

「一応報告をしてこないといけないので面倒です」

 もう面倒くささを隠しもしない。面白いもんだなと思った。

「って、アイツにも報告とかすんの?」

 ふと、最後に捕まる原因になった男爵? のことを思い出した。思い出したといってもおぼろげで、もう顔も思い出せない。

「報告書の提出はいたします」
「なんて書くんだ?」

 興味が湧いた。聖職者は呆れたような顔をした。

「……毎日十人以上の鬼に犯されて、助けてと泣き叫んでいます、と書きますね」

 俺は首を傾げた。

「俺そんなに毎日ヤられてる?」

 ドックスに聞く。

「毎日、私と長様を入れてちょうど十人ぐらいかと」
「そっかー、けっこうヤられてたんだな」

 感じまくって最高だけど? あ、でも感じすぎてどうしようもないから助けてって啼いてるかもしれない。聖職者の言うことは間違ってなかった。内容は間違ってないけど俺の場合善がり狂ってるから幸せだけどなー。
 で、ふと思った。

「アイツが、俺のことは鬼に殺させてしまえとか言い出したらどーするんだ?」

 って言ったら何故かイアンとドックスが目を吊り上げた。

「鬼が私たちの言うことなんか聞くわけないじゃないですか。どうしても命令したいなら直接ご自分でどうぞですよ」
「ははっ、そりゃあいいな。来やがったら八つ裂きにしてやるよ」
「長様でなくても誰かが殺しますね、多分」
「……そういうもん?」
「天使さまは貴重な性欲処理用の穴ですからね」
「あー、そっか」

 壊れないって重要なんだな? と理解した。
 聖職者を見送ったらまた部屋に戻され、イアンのイチモツをズドンッ! と突き入れられた。

「あぁああああんっっ!?」

 今日は小屋には行かなくていいのかなと思ったけど、イアンがここの長なんだからいいことにした。
 毎日尻穴を鬼たちに犯されて、涙も涎もだらだらこぼしながら感じさせられて……。

「イアンッ、イアンッ!」

 もうっ、気持ちよすぎて死んじゃううっ。
 なんだかよくわかんないけど、毎日鬼にヤられる生活はサイコーに幸せです。


Love Love End!


天使はイチモツに勝てないけど、鬼は天使に勝てません。結局溺愛してしまいますのでラブラブです。
エロしかない話に最後までお付き合いありがとうございましたー!

エロエロな番外編が書けたらまた書きたいと思います。(おっぱい出させたい)
その時はまたよろしくお願いします!
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