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#21 美香とデート ♡
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「んぅ……」
「あ、おはよう、真人」
「おはよう…… 姉さん……」
那波とのデートから一夜明けた月曜日、自室のベッドで目を覚ました真人の目の前には、寝転びながら微笑んでいる那波がいた。
広いベッドには2人しかおらず、何でもデートをした人はその日の夜、真人と2人っきりで寝ることができるという事になったらしく、昨日の夜は那波と2人で眠りについたのであった。
「いつもは真人の方が早起きだから、寝顔を見れるのは新鮮だな♡ ちゅっ……♡ ふふっ、おはようのキスだ♡ 目は覚めたか♡?」
「うん……」
「そろそろ起きた方がいいんじゃないか? 今日は美香さんとデートだろう?」
「そうだね…… 準備しなきゃ……」
「楽しんでな♡ 真人は真人らしく振る舞っていればいいと思うから、美香さんも私と同じように幸せにしてあげてくれ♡」
「うん…… ありがとう、姉さん……」
真人はベッドから起き上がり、外出の準備をし始めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「んーっ! 今日はいい天気ね。 デート日和だわ」
「そうですね……」
「ふふっ、今日はよろしくね、真人君?」
「こちらこそです……」
「今日はね、真人君に私の事知ってもらおうと思ってるの。 その為にしたい事を色々と考えてきたから付き合ってくれる?」
「もちろんです…… したい事あったら、いくらでも言ってください……」
「ありがとっ♡ それじゃあ、まずは映画館に行きましょう? 見たい映画があるの。 その、手を繋いでもいいかしら……?」
「はい…… いいですよ……」
「じゃあ、失礼するわね……♡ ふふっ、これだけでも今日来た甲斐があるかも♡」
美香と手を繋いで、一緒に映画館へと真人は向かって行った。
広い施設の端の方にあった映画館は、あまり利用者が多くない事もあって、そこまで規模は大きくなかったが、観れる映画の種類はとても多いみたいだ。
美香は受付で、見たい映画のチケットを買うと、2人でシェアするポップコーンと、それぞれ飲みたいドリンクも手際よく用意してくれた。
そのまま上映部屋に案内されたのだが、この時間は真人達だけしかおらず、図らずも、広い部屋に2人きりというシチュエーションになった。
「貸し切りなんて、運が良かったわね」
「そうですね……」
「あっ、もう始まるみたい」
美香が選んだ映画はいわゆる学生の恋愛もので、内気な男の子と内気な女の子のじれったく甘い恋愛を描いているもので、この世界の現状にはあまりそぐわないものだが、そこは創作物の世界ということなのだろう。
後から聞いた話だと、人気恋愛漫画を実写化したものだということらしい。
途中、チラッと美香を何度か見てみたら、物語の状況によって表情がコロコロ変わっていて、正直意外な気持ちだった。
(こういう映画が好きなんだ…… 表情が色々変わって、ちょっと可愛いかも……)
やがてどんどん物語は進んでいき、クライマックスでは見事、2人は添い遂げる事ができ、ハッピーエンドで映画は終了した。
「あぁ、面白かったわ。 私ね、この映画の原作が好きなの。 実写ってやっぱり難しいから、どうなんだろうと思ってたけど、普通に良かったわね」
「僕も…… 面白かったです……」
「良かったわ♡ それじゃあ、お昼時だしちょっと軽く食べましょうか」
「ですね……」
映画の感想を言い合ったりしながら2人は映画館から出て、そこから少し歩いた所にあった、一つのお店の前にたどり着いた。
「真人君は、甘いものはいけるタイプ?」
「あ、はい…… 普通に美味しく食べれます……」
「そう、じゃあここ入りましょ? 前から気になっていたの」
そのお店はかなりポップな外見で、内装もかなり可愛い小物や照明が使われていて、あまり真人には馴染みのないお店だった。
メニューは甘いものが中心で、パンケーキやクレープがオススメで、一応フライドポテトやパスタといったしょっぱいものもメニューには書いてあった。
「真人君はなにか食べたいものあった?」
「うーん…… ちょっと分からないので、美香さんのオススメってありますか……?」
「オススメはこれとかこれね、あとこっちはクレープ生地だけど、中身はチーズとかハムだから結構しょっぱいわね」
「あ、じゃあ…… そのしょっぱいやつと、こっちの小さめのパンケーキにします……」
「分かったわ。 じゃあ、注文しちゃうわね?」
注文はタブレットで行うようで、美香が真人の分までパパっと注文していく。
それから少しして、すぐに注文の品が届いたのだが、
「み、美香さん、それ全部、食べるん、ですか……?」
「えぇ、頼んだからには全部食べるわよ?」
真人の前には2皿なのに比べて、美香の前にはそれぞれ豪華なトッピングなどが付いている、色んなパンケーキやクレープが4皿ほど置かれていた。
そんな驚きもあったのだが、とりあえず真人も美香も自分が頼んだものを食べ始めた。
(うん、こういうのあんまり食べた事なかったけど、普通に美味しいな)
「ん~! 久しぶりにこんなに甘いもの沢山食べれてるわ……! はぁ…… 幸せ♡」
「美香さん、甘いもの好きなんですね……?」
「えぇ! すごく好きよ♡」
その後も美香は幸せそうにパンケーキやクレープを食べ続け、不思議なことに真人が2皿食べ終わると同時に、美香も完食していた。
(あの細い体のどこに入ってるんだろう……?)
サービスで届いた食後の紅茶を飲みながら一息ついていると、美香は少し真剣な顔をしながら真人の顔を見てきた。
「意外、だったかしらね?」
「えっ……?」
「私が恋愛映画を見に行こうと言ったり、こういう可愛いお店に来たりしたこと。 どう思った?」
「確かに、意外だなって思いました……」
「でしょうね。 ……ふふ、自分でも分かってるの、似合わないって。 外見からもそうだし、今年26歳にもなってまだ、少女のような趣味を持っているなんてね」
美香はそう言うと、ちょっと悲しげに微笑みながら俯いた。
「でも、こういう真人君とデートできるくらいの間柄になって、今後も付き合いが続いた時に隠し切れる気がしないし、なにより隠すこと自体もあまりしたくなかったから、今回こういうデートにさせてもらったの…… ごめんなさいね、付き合わせてしまって」
「いえ、そんな……」
「真人君は正直、どう思ったかしら……?」
「えっと……」
「やっぱり、似合わないかしらね……」
「その、確かに意外って思いはしちゃいましたけど、似合ってないなんて事はないですし…… 美香さん、映画を観てる時もさっきまで甘いものを食べていた時も、凄く楽しそうで幸せそうにしていて…… 僕は、それを隣で見れて良かったって思ってます……」
「よ、良かったって……?」
「また一つ、美香さんの事を知れた気がして…… 美香さんが好きな事なら、僕は全然それでいいと思います…… 僕も今日、美香さんが好きな事をしているのを見ていて、それを一緒に共有できてすごく楽しかったです…… 周りがどう思っても、美香さん自身と一緒にいた僕が楽しいと思ってれば、それで十分な気がします……」
「…………………」
「って、なんか偉そうな事、言っちゃいました…… すいません……」
「……ううん、偉そうなんかじゃないわ」
「……?」
「……ありがとう、真人君♡ なんだか、凄く楽になったわ……♡ 本当に君は……」
「はい……?」
「なんでもないわ♡ それじゃあ、そろそろ出ましょうか? もう一軒、行きたいお店があるの。 付き合ってくれる?」
そう言って案内されたのは、これまた可愛い雰囲気のお店で、店内には可愛らしい小物やぬいぐるみなどが沢山置かれていた。
「わぁ…… どれもいいわね…… 目移りしちゃう」
「そうですね……」
「ね、真人君? 良ければ一つ、この辺のぬいぐるみから選んでくれない? 今日の記念に一つ買いたいの」
「え、僕がですか……? 美香さんのなら、美香さんが選んだ方が……」
「ううん、真人君に選んで欲しいの♡ 今日のことを忘れないためにも♡」
「そうですか…… じゃあ……」
真人が選んだのは、いわゆるテディベアと呼ばれている熊のぬいぐるみで、色は白の、首には大きめのリボンがついているものだった。
「この色のテディベアは持ってなかったわね…… うん、とっても可愛い♡ ありがとう、真人君♡ これは私の宝物にするわ♡」
美香は心の底から嬉しいと分かる笑みを真人に対して浮かべた。
(なんだかいつもと違って美香さん凄く可愛らしいな…… ギャップがすごい……)
テディベアを買い、店の外に出てすぐそこにあったベンチに2人で座った。
「ねぇ…… 真人君?」
一息ついたところで、美香が声をかけてきた。
「はい……?」
「その…… き、昨日、那波さんとホテルに行ったそうじゃない……?」
「あ…… はい…… そうですね……」
「この後、私も行きたいのだけれど…… 真人君はどうかしら……?」
「はい…… 大丈夫です……」
「ありがとう……♡ 行きましょうか……♡」
ホテルに向かう間、2人は気恥ずかしさから、ほとんど会話が出来なかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「中はこんな感じなのね……」
真人は昨日に引き続き、同じホテルまでやってきた。
部屋は違うところではあったが、造りはほとんど昨日と同じだった。
「真人君?」
美香は荷物を置いたと思うと、真人に対して正面から向き直った。
「はい……?」
「好きよ」
「……えっ?」
「私は真人君が好き。 もちろん男と女としてね」
「え、あ、急、ですね……?」
「正直な事を言うとね、今日まででも、もちろん好意は抱いていたの。でもね、それは顔がかっこいいとか、女性に対して優しくて性格がいいみたいな結構、漠然とした好意だったのよ」
「そ、そうなんですね……」
「でもね、今日のデートでもっとこう…… 言葉で表せるような事じゃないんだけど…… なんだか君のことが、心の底から好きになってしまったみたい。
ふふ、これを愛してるって言えばいいのかしらね♡?」
そう言うと美香は、真人の背中に腕を回し、ゆっくりと抱きついてきた。
「私が好きなことを真人君は認めるどころか受け入れて、一緒に楽しんでくれて…… それでいいんだって言われた時、思ったわ。 私はこの人しかいない、この人を愛していきたいって」
「美香さん……」
「君に対して同じ気持ちを押し付けたりはしないわ。 でも、いつか真人君にも私の事を愛させてみせる。 それで、いつまでもお互いの好きを一緒に楽しんでいきたいわ♡」
美香はそう言って笑うと、真人にキスをした。
触れるだけの優しいキスだ。
「ちゅっ……♡ ……ふふっ♡ 何回か君とは触れ合ってきたけれど、気持ち一つ変わるだけでこんなにも変わるのね♡ すごいドキドキしてる……♡」
「ぼ、僕もです……!」
「嬉しいわ……♡ じゃあ、シャワー浴びましょうか…… その、良ければ一緒に入る……?」
「いいですよ…… 入りましょう……」
2人は一緒に脱衣所に入り、服を脱いで浴室へと入っていった。
「体、洗うわね……♡」
美香は手でボディーソープを泡立てると、真人の体を優しく洗い始めた。
「力加減、大丈夫かしら……?」
「はい…… もう少し強くてもいいくらいです……」
しっかりと真人は洗ってもらい、今度は真人が美香を洗う番になった。
「痛くないですか……?」
「丁度いいわ♡ 上手よ♡ ちゅっ……♡」
時折軽いキスなどをしながら、2人はお互いの体を洗っていった。
体を洗い終え浴室から出ると、ここでも2人はお互いの体を拭き合って、そんな事をしていたおかげか2人とも気分は既にかなり高まっていた。
「ベッド、いきましょ……♡?」
「はい……」
寄り添いながら2人はベッドへと辿り着くと、美香の方から我慢できないといったように、ギュッと強く抱きついてきた。
真人もそれに応えるように美香のことを抱きしめ返す。
「んんっ……♡ こうして、抱かれてみると真人君の体って大きいのね……♡ 全身が包まれてるみたい……♡」
実際、美香と真人の身長差は10センチくらいあるので、抱き合うと結構スッポリと美香が真人の腕の中に収まるため、とても抱き心地が良かったりする。
「ねぇ真人君、私のこと、好き?」
「はい…… 好きですよ……」
「……えへへ」
(か、可愛い……!)
好きと言われてニマニマしながら、真人の胸元に頭を押し付けてくる美香はとてつもなく可愛らしかった。
表情が柔らかいからか、なんだか凄くいつもよりも幼くも見えた。
「キス、するね……? んむっ……♡ ふむぅ……♡」
そんな美香に今度は頬を両手で挟まれ正面を向かされると、美香の方から長めのキスをしてきた。
それを続けていると、美香の舌が少しだけ真人の唇をノックしてきた。
真人もそれに応えようと舌を少し出したのだが、舌同士が触れた瞬間、美香の舌はピュッと引っ込んでしまった。
「んふふ……♡ ちゅっ……ペロっ♡」
その後もまた、触れては戻り、触れては戻りというのを何回か繰り返した。
(ど、どういうことなんだろう?)
すると、美香は少しだけ顔の距離を離すと、舌をその場でチロっと物欲しそうな顔をしながら出した。
(あ、ひょっとして……)
そしてすぐまた、さっきのキスが再開されたのだが、今度は美香の舌が戻るタイミングで、真人はその舌を追いかけるように美香の唇へと伸ばした。
そうしたら、待ってましたと言わんばかりに美香が真人の舌を唇でパクッと捕まえて、自分の口内に引き込んでいった。
「んふ♡ ちゅる…… れろ……♡」
そこから始まったのは最初から激しめのディープキスで、テクニックとかはお互い無く、ただただ心地よさを求めて相手の舌を捕まえ絡めていく。
「ぷはっ……♡ ハァハァ……♡ 言わずとも分かってくれて嬉しい♡」
「良かったです……」
(僕からして欲しかったってことだよね……? それに、さっきから少し口調が幼くなってる気がする…… こっちが素なのかな?)
「私ね、ちょっと普通じゃないんだけど、好きな男の人から求めてもらうのが夢だったの♡ だから、真人君には沢山私の体に触れて欲しいな……♡」
「美香さんが、その方が嬉しいなら……!」
「うん♡ だから、どんどん色んなところ積極的に触っていって♡?」
「わ、分かりました……!」
真人はまず初めに、自分から美香のことを抱き寄せ、頭や背中を両手で撫でていった。
「す、すごいっ、これだけでも気持ちいい♡ あっ、頭ナデナデぇ……♡ 私の方が10個も年上なのに……♡ でも、あんしんする……♡」
「えっと、おっぱいも触りますね……」
「あっ、ちょっと待って……!」
真人がおっぱいを触るために体を少し離そうとすると、美香がそれに待ったをかけた。
「その…… 離れたくなくて…… このまま触って欲しいの…… ちょっと隙間は開けるから……」
「えっと、こんな感じでいいですか……?」
「あんっ♡ うんっ、そんな感じ♡」
真人は美香が後ろに倒れないように片腕は背中に回し、片腕でおっぱいを揉み始めた。
「あっあっ、おっぱい気持ちいい♡ やんっ♡ 乳首カリカリだめぇ……♡」
「反対もしますね……」
「ふやぁぁ……♡ 真人君、上手すぎるぅ……♡ はぅぅっ……♡! 軽くイッちゃったぁ……♡」
「美香さん……!」
「んむっ!? んぅぅ……♡ ちゅる……ぴちゃ……♡」
真人は美香のエロい表情を見てたまらずキスをしてしまった。
「はぁ、はぁ…… すいません、何も言わずにしちゃって……」
「はぁ……♡ ううん、凄く嬉しいよ♡ 私は何も言わずに触られても全然いいから……♡ たくさん触って♡?」
「わ、分かりました…… 2回目以降触る時はそうさせてもらうかもです……」
「うんっ♡ ねぇ、そろそろ下も触って……♡? 私も真人君の触るから……♡」
美香は真人のチンポを指でサワサワと触りながらそう誘ってきた。
「美香さんの、さ、触りますね……」
「あっ♡ 真人君の指きたぁ……♡ ごめんね…… すごい濡れちゃってると思う…… こんなに出るタイプじゃないと思ってたんだけど……」
美香の言葉通り、美香のおマンコは太ももに愛液が伝うくらいには既に濡れていた。
「気持ち良くなってくれてるなら、僕からしたら嬉しいです……!」
「もう、そういうことを君が言うから、沢山でちゃうんだよ……♡?」
「ご、ごめんなさい……?」
「ううん、もっと言って♡?」
見る人が見たら砂糖を吐きたくなるような甘いやり取りをしながら、2人はお互いの性器を触りあってゆく。
「指、入れますね……」
「やんっ♡ 入ってきたぁ……♡ あぁっ♡ 出し入れされるの気持ちいい……♡ ねぇ、もっとちょうだい……♡?」
その要望通り、真人はまずは指を一本増やしていく。
「あぁ、2本目ぇ……♡ さっきよりいいっ♡ あっ♡! そ、そこ気持ちいいところぉ……♡!」
「刺激、強めます……」
「あぁっ♡! すごいっ、Gスポット押されてるっ♡ トントンされるのいぃっ♡! はぁんっ♡ スリスリも好きぃっ♡ ねっ、クリも触って♡? 同時にされてみたいのぉっ♡」
「えっと…… 親指で…… こんな感じでどうですか……?」
真人は人差し指と中指は美香のおマンコに入れたまま、親指でクリトリスを優しくスリスリと触っていった。
「あぁぁぁぁっ♡♡ すごいっ♡ これ、気持ち良すぎぃっ♡ すぐイクっ♡ すぐイクっ♡♡」
「我慢しないでいいですよ……!」
「あっ♡ あっ♡ あんっ♡♡ も、もうダメェっ……♡ イックぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡」
プシャっ! プシャっ!
「ああっ、ダメェっ…… 潮吹いちゃうっ…… 止まらないよぉっ……♡」
美香は以前に比べたらかなり大量の潮を吹き、盛大に体を跳ねさせてイッてくれた。
「あ、ごめんね真人君…… 手、汚しちゃった……」
「いえ…… 気持ち良くなってくれたなら、嬉しいですから……」
「そっか……♡ ねぇ? もう、挿入れたいな……♡? 奥の方が切ないの……」
「わ、分かりました……」
そんな魅力的な提案をされてしまった真人は、美香をコロリとベッドに寝かせた。
「あっ…… 真人君が挿入れてくれるの……?」
「はい…… 嫌ですか……?」
「ううんっ! 夢みたいだなって思っただけだから……♡ すごく嬉しいよ♡ 来て……♡?」
そんな魅力的な言葉を言われて興奮しないわけが無く、真人は美香のおマンコにチンポを当てがっていった。
「あ、おはよう、真人」
「おはよう…… 姉さん……」
那波とのデートから一夜明けた月曜日、自室のベッドで目を覚ました真人の目の前には、寝転びながら微笑んでいる那波がいた。
広いベッドには2人しかおらず、何でもデートをした人はその日の夜、真人と2人っきりで寝ることができるという事になったらしく、昨日の夜は那波と2人で眠りについたのであった。
「いつもは真人の方が早起きだから、寝顔を見れるのは新鮮だな♡ ちゅっ……♡ ふふっ、おはようのキスだ♡ 目は覚めたか♡?」
「うん……」
「そろそろ起きた方がいいんじゃないか? 今日は美香さんとデートだろう?」
「そうだね…… 準備しなきゃ……」
「楽しんでな♡ 真人は真人らしく振る舞っていればいいと思うから、美香さんも私と同じように幸せにしてあげてくれ♡」
「うん…… ありがとう、姉さん……」
真人はベッドから起き上がり、外出の準備をし始めた。
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「んーっ! 今日はいい天気ね。 デート日和だわ」
「そうですね……」
「ふふっ、今日はよろしくね、真人君?」
「こちらこそです……」
「今日はね、真人君に私の事知ってもらおうと思ってるの。 その為にしたい事を色々と考えてきたから付き合ってくれる?」
「もちろんです…… したい事あったら、いくらでも言ってください……」
「ありがとっ♡ それじゃあ、まずは映画館に行きましょう? 見たい映画があるの。 その、手を繋いでもいいかしら……?」
「はい…… いいですよ……」
「じゃあ、失礼するわね……♡ ふふっ、これだけでも今日来た甲斐があるかも♡」
美香と手を繋いで、一緒に映画館へと真人は向かって行った。
広い施設の端の方にあった映画館は、あまり利用者が多くない事もあって、そこまで規模は大きくなかったが、観れる映画の種類はとても多いみたいだ。
美香は受付で、見たい映画のチケットを買うと、2人でシェアするポップコーンと、それぞれ飲みたいドリンクも手際よく用意してくれた。
そのまま上映部屋に案内されたのだが、この時間は真人達だけしかおらず、図らずも、広い部屋に2人きりというシチュエーションになった。
「貸し切りなんて、運が良かったわね」
「そうですね……」
「あっ、もう始まるみたい」
美香が選んだ映画はいわゆる学生の恋愛もので、内気な男の子と内気な女の子のじれったく甘い恋愛を描いているもので、この世界の現状にはあまりそぐわないものだが、そこは創作物の世界ということなのだろう。
後から聞いた話だと、人気恋愛漫画を実写化したものだということらしい。
途中、チラッと美香を何度か見てみたら、物語の状況によって表情がコロコロ変わっていて、正直意外な気持ちだった。
(こういう映画が好きなんだ…… 表情が色々変わって、ちょっと可愛いかも……)
やがてどんどん物語は進んでいき、クライマックスでは見事、2人は添い遂げる事ができ、ハッピーエンドで映画は終了した。
「あぁ、面白かったわ。 私ね、この映画の原作が好きなの。 実写ってやっぱり難しいから、どうなんだろうと思ってたけど、普通に良かったわね」
「僕も…… 面白かったです……」
「良かったわ♡ それじゃあ、お昼時だしちょっと軽く食べましょうか」
「ですね……」
映画の感想を言い合ったりしながら2人は映画館から出て、そこから少し歩いた所にあった、一つのお店の前にたどり着いた。
「真人君は、甘いものはいけるタイプ?」
「あ、はい…… 普通に美味しく食べれます……」
「そう、じゃあここ入りましょ? 前から気になっていたの」
そのお店はかなりポップな外見で、内装もかなり可愛い小物や照明が使われていて、あまり真人には馴染みのないお店だった。
メニューは甘いものが中心で、パンケーキやクレープがオススメで、一応フライドポテトやパスタといったしょっぱいものもメニューには書いてあった。
「真人君はなにか食べたいものあった?」
「うーん…… ちょっと分からないので、美香さんのオススメってありますか……?」
「オススメはこれとかこれね、あとこっちはクレープ生地だけど、中身はチーズとかハムだから結構しょっぱいわね」
「あ、じゃあ…… そのしょっぱいやつと、こっちの小さめのパンケーキにします……」
「分かったわ。 じゃあ、注文しちゃうわね?」
注文はタブレットで行うようで、美香が真人の分までパパっと注文していく。
それから少しして、すぐに注文の品が届いたのだが、
「み、美香さん、それ全部、食べるん、ですか……?」
「えぇ、頼んだからには全部食べるわよ?」
真人の前には2皿なのに比べて、美香の前にはそれぞれ豪華なトッピングなどが付いている、色んなパンケーキやクレープが4皿ほど置かれていた。
そんな驚きもあったのだが、とりあえず真人も美香も自分が頼んだものを食べ始めた。
(うん、こういうのあんまり食べた事なかったけど、普通に美味しいな)
「ん~! 久しぶりにこんなに甘いもの沢山食べれてるわ……! はぁ…… 幸せ♡」
「美香さん、甘いもの好きなんですね……?」
「えぇ! すごく好きよ♡」
その後も美香は幸せそうにパンケーキやクレープを食べ続け、不思議なことに真人が2皿食べ終わると同時に、美香も完食していた。
(あの細い体のどこに入ってるんだろう……?)
サービスで届いた食後の紅茶を飲みながら一息ついていると、美香は少し真剣な顔をしながら真人の顔を見てきた。
「意外、だったかしらね?」
「えっ……?」
「私が恋愛映画を見に行こうと言ったり、こういう可愛いお店に来たりしたこと。 どう思った?」
「確かに、意外だなって思いました……」
「でしょうね。 ……ふふ、自分でも分かってるの、似合わないって。 外見からもそうだし、今年26歳にもなってまだ、少女のような趣味を持っているなんてね」
美香はそう言うと、ちょっと悲しげに微笑みながら俯いた。
「でも、こういう真人君とデートできるくらいの間柄になって、今後も付き合いが続いた時に隠し切れる気がしないし、なにより隠すこと自体もあまりしたくなかったから、今回こういうデートにさせてもらったの…… ごめんなさいね、付き合わせてしまって」
「いえ、そんな……」
「真人君は正直、どう思ったかしら……?」
「えっと……」
「やっぱり、似合わないかしらね……」
「その、確かに意外って思いはしちゃいましたけど、似合ってないなんて事はないですし…… 美香さん、映画を観てる時もさっきまで甘いものを食べていた時も、凄く楽しそうで幸せそうにしていて…… 僕は、それを隣で見れて良かったって思ってます……」
「よ、良かったって……?」
「また一つ、美香さんの事を知れた気がして…… 美香さんが好きな事なら、僕は全然それでいいと思います…… 僕も今日、美香さんが好きな事をしているのを見ていて、それを一緒に共有できてすごく楽しかったです…… 周りがどう思っても、美香さん自身と一緒にいた僕が楽しいと思ってれば、それで十分な気がします……」
「…………………」
「って、なんか偉そうな事、言っちゃいました…… すいません……」
「……ううん、偉そうなんかじゃないわ」
「……?」
「……ありがとう、真人君♡ なんだか、凄く楽になったわ……♡ 本当に君は……」
「はい……?」
「なんでもないわ♡ それじゃあ、そろそろ出ましょうか? もう一軒、行きたいお店があるの。 付き合ってくれる?」
そう言って案内されたのは、これまた可愛い雰囲気のお店で、店内には可愛らしい小物やぬいぐるみなどが沢山置かれていた。
「わぁ…… どれもいいわね…… 目移りしちゃう」
「そうですね……」
「ね、真人君? 良ければ一つ、この辺のぬいぐるみから選んでくれない? 今日の記念に一つ買いたいの」
「え、僕がですか……? 美香さんのなら、美香さんが選んだ方が……」
「ううん、真人君に選んで欲しいの♡ 今日のことを忘れないためにも♡」
「そうですか…… じゃあ……」
真人が選んだのは、いわゆるテディベアと呼ばれている熊のぬいぐるみで、色は白の、首には大きめのリボンがついているものだった。
「この色のテディベアは持ってなかったわね…… うん、とっても可愛い♡ ありがとう、真人君♡ これは私の宝物にするわ♡」
美香は心の底から嬉しいと分かる笑みを真人に対して浮かべた。
(なんだかいつもと違って美香さん凄く可愛らしいな…… ギャップがすごい……)
テディベアを買い、店の外に出てすぐそこにあったベンチに2人で座った。
「ねぇ…… 真人君?」
一息ついたところで、美香が声をかけてきた。
「はい……?」
「その…… き、昨日、那波さんとホテルに行ったそうじゃない……?」
「あ…… はい…… そうですね……」
「この後、私も行きたいのだけれど…… 真人君はどうかしら……?」
「はい…… 大丈夫です……」
「ありがとう……♡ 行きましょうか……♡」
ホテルに向かう間、2人は気恥ずかしさから、ほとんど会話が出来なかった。
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「中はこんな感じなのね……」
真人は昨日に引き続き、同じホテルまでやってきた。
部屋は違うところではあったが、造りはほとんど昨日と同じだった。
「真人君?」
美香は荷物を置いたと思うと、真人に対して正面から向き直った。
「はい……?」
「好きよ」
「……えっ?」
「私は真人君が好き。 もちろん男と女としてね」
「え、あ、急、ですね……?」
「正直な事を言うとね、今日まででも、もちろん好意は抱いていたの。でもね、それは顔がかっこいいとか、女性に対して優しくて性格がいいみたいな結構、漠然とした好意だったのよ」
「そ、そうなんですね……」
「でもね、今日のデートでもっとこう…… 言葉で表せるような事じゃないんだけど…… なんだか君のことが、心の底から好きになってしまったみたい。
ふふ、これを愛してるって言えばいいのかしらね♡?」
そう言うと美香は、真人の背中に腕を回し、ゆっくりと抱きついてきた。
「私が好きなことを真人君は認めるどころか受け入れて、一緒に楽しんでくれて…… それでいいんだって言われた時、思ったわ。 私はこの人しかいない、この人を愛していきたいって」
「美香さん……」
「君に対して同じ気持ちを押し付けたりはしないわ。 でも、いつか真人君にも私の事を愛させてみせる。 それで、いつまでもお互いの好きを一緒に楽しんでいきたいわ♡」
美香はそう言って笑うと、真人にキスをした。
触れるだけの優しいキスだ。
「ちゅっ……♡ ……ふふっ♡ 何回か君とは触れ合ってきたけれど、気持ち一つ変わるだけでこんなにも変わるのね♡ すごいドキドキしてる……♡」
「ぼ、僕もです……!」
「嬉しいわ……♡ じゃあ、シャワー浴びましょうか…… その、良ければ一緒に入る……?」
「いいですよ…… 入りましょう……」
2人は一緒に脱衣所に入り、服を脱いで浴室へと入っていった。
「体、洗うわね……♡」
美香は手でボディーソープを泡立てると、真人の体を優しく洗い始めた。
「力加減、大丈夫かしら……?」
「はい…… もう少し強くてもいいくらいです……」
しっかりと真人は洗ってもらい、今度は真人が美香を洗う番になった。
「痛くないですか……?」
「丁度いいわ♡ 上手よ♡ ちゅっ……♡」
時折軽いキスなどをしながら、2人はお互いの体を洗っていった。
体を洗い終え浴室から出ると、ここでも2人はお互いの体を拭き合って、そんな事をしていたおかげか2人とも気分は既にかなり高まっていた。
「ベッド、いきましょ……♡?」
「はい……」
寄り添いながら2人はベッドへと辿り着くと、美香の方から我慢できないといったように、ギュッと強く抱きついてきた。
真人もそれに応えるように美香のことを抱きしめ返す。
「んんっ……♡ こうして、抱かれてみると真人君の体って大きいのね……♡ 全身が包まれてるみたい……♡」
実際、美香と真人の身長差は10センチくらいあるので、抱き合うと結構スッポリと美香が真人の腕の中に収まるため、とても抱き心地が良かったりする。
「ねぇ真人君、私のこと、好き?」
「はい…… 好きですよ……」
「……えへへ」
(か、可愛い……!)
好きと言われてニマニマしながら、真人の胸元に頭を押し付けてくる美香はとてつもなく可愛らしかった。
表情が柔らかいからか、なんだか凄くいつもよりも幼くも見えた。
「キス、するね……? んむっ……♡ ふむぅ……♡」
そんな美香に今度は頬を両手で挟まれ正面を向かされると、美香の方から長めのキスをしてきた。
それを続けていると、美香の舌が少しだけ真人の唇をノックしてきた。
真人もそれに応えようと舌を少し出したのだが、舌同士が触れた瞬間、美香の舌はピュッと引っ込んでしまった。
「んふふ……♡ ちゅっ……ペロっ♡」
その後もまた、触れては戻り、触れては戻りというのを何回か繰り返した。
(ど、どういうことなんだろう?)
すると、美香は少しだけ顔の距離を離すと、舌をその場でチロっと物欲しそうな顔をしながら出した。
(あ、ひょっとして……)
そしてすぐまた、さっきのキスが再開されたのだが、今度は美香の舌が戻るタイミングで、真人はその舌を追いかけるように美香の唇へと伸ばした。
そうしたら、待ってましたと言わんばかりに美香が真人の舌を唇でパクッと捕まえて、自分の口内に引き込んでいった。
「んふ♡ ちゅる…… れろ……♡」
そこから始まったのは最初から激しめのディープキスで、テクニックとかはお互い無く、ただただ心地よさを求めて相手の舌を捕まえ絡めていく。
「ぷはっ……♡ ハァハァ……♡ 言わずとも分かってくれて嬉しい♡」
「良かったです……」
(僕からして欲しかったってことだよね……? それに、さっきから少し口調が幼くなってる気がする…… こっちが素なのかな?)
「私ね、ちょっと普通じゃないんだけど、好きな男の人から求めてもらうのが夢だったの♡ だから、真人君には沢山私の体に触れて欲しいな……♡」
「美香さんが、その方が嬉しいなら……!」
「うん♡ だから、どんどん色んなところ積極的に触っていって♡?」
「わ、分かりました……!」
真人はまず初めに、自分から美香のことを抱き寄せ、頭や背中を両手で撫でていった。
「す、すごいっ、これだけでも気持ちいい♡ あっ、頭ナデナデぇ……♡ 私の方が10個も年上なのに……♡ でも、あんしんする……♡」
「えっと、おっぱいも触りますね……」
「あっ、ちょっと待って……!」
真人がおっぱいを触るために体を少し離そうとすると、美香がそれに待ったをかけた。
「その…… 離れたくなくて…… このまま触って欲しいの…… ちょっと隙間は開けるから……」
「えっと、こんな感じでいいですか……?」
「あんっ♡ うんっ、そんな感じ♡」
真人は美香が後ろに倒れないように片腕は背中に回し、片腕でおっぱいを揉み始めた。
「あっあっ、おっぱい気持ちいい♡ やんっ♡ 乳首カリカリだめぇ……♡」
「反対もしますね……」
「ふやぁぁ……♡ 真人君、上手すぎるぅ……♡ はぅぅっ……♡! 軽くイッちゃったぁ……♡」
「美香さん……!」
「んむっ!? んぅぅ……♡ ちゅる……ぴちゃ……♡」
真人は美香のエロい表情を見てたまらずキスをしてしまった。
「はぁ、はぁ…… すいません、何も言わずにしちゃって……」
「はぁ……♡ ううん、凄く嬉しいよ♡ 私は何も言わずに触られても全然いいから……♡ たくさん触って♡?」
「わ、分かりました…… 2回目以降触る時はそうさせてもらうかもです……」
「うんっ♡ ねぇ、そろそろ下も触って……♡? 私も真人君の触るから……♡」
美香は真人のチンポを指でサワサワと触りながらそう誘ってきた。
「美香さんの、さ、触りますね……」
「あっ♡ 真人君の指きたぁ……♡ ごめんね…… すごい濡れちゃってると思う…… こんなに出るタイプじゃないと思ってたんだけど……」
美香の言葉通り、美香のおマンコは太ももに愛液が伝うくらいには既に濡れていた。
「気持ち良くなってくれてるなら、僕からしたら嬉しいです……!」
「もう、そういうことを君が言うから、沢山でちゃうんだよ……♡?」
「ご、ごめんなさい……?」
「ううん、もっと言って♡?」
見る人が見たら砂糖を吐きたくなるような甘いやり取りをしながら、2人はお互いの性器を触りあってゆく。
「指、入れますね……」
「やんっ♡ 入ってきたぁ……♡ あぁっ♡ 出し入れされるの気持ちいい……♡ ねぇ、もっとちょうだい……♡?」
その要望通り、真人はまずは指を一本増やしていく。
「あぁ、2本目ぇ……♡ さっきよりいいっ♡ あっ♡! そ、そこ気持ちいいところぉ……♡!」
「刺激、強めます……」
「あぁっ♡! すごいっ、Gスポット押されてるっ♡ トントンされるのいぃっ♡! はぁんっ♡ スリスリも好きぃっ♡ ねっ、クリも触って♡? 同時にされてみたいのぉっ♡」
「えっと…… 親指で…… こんな感じでどうですか……?」
真人は人差し指と中指は美香のおマンコに入れたまま、親指でクリトリスを優しくスリスリと触っていった。
「あぁぁぁぁっ♡♡ すごいっ♡ これ、気持ち良すぎぃっ♡ すぐイクっ♡ すぐイクっ♡♡」
「我慢しないでいいですよ……!」
「あっ♡ あっ♡ あんっ♡♡ も、もうダメェっ……♡ イックぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡」
プシャっ! プシャっ!
「ああっ、ダメェっ…… 潮吹いちゃうっ…… 止まらないよぉっ……♡」
美香は以前に比べたらかなり大量の潮を吹き、盛大に体を跳ねさせてイッてくれた。
「あ、ごめんね真人君…… 手、汚しちゃった……」
「いえ…… 気持ち良くなってくれたなら、嬉しいですから……」
「そっか……♡ ねぇ? もう、挿入れたいな……♡? 奥の方が切ないの……」
「わ、分かりました……」
そんな魅力的な提案をされてしまった真人は、美香をコロリとベッドに寝かせた。
「あっ…… 真人君が挿入れてくれるの……?」
「はい…… 嫌ですか……?」
「ううんっ! 夢みたいだなって思っただけだから……♡ すごく嬉しいよ♡ 来て……♡?」
そんな魅力的な言葉を言われて興奮しないわけが無く、真人は美香のおマンコにチンポを当てがっていった。
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