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七章 欠片
あぁ~………
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天窓を突き破り轟々と立ち上る火柱、それは薄暗い館内を強く照らす。
「すご……」
単純な感想しかでない僕はぼうっと火柱を見つめ、頭に思い浮かぶのは小学校の頃に行ったキャンプのキャンプファイヤー。
大きな焚き火の周りで汗だくになりながら笑顔で肩を組んでダンスを……。
「ちょっとちょっとちょっと! なにこれ!? ねえ!? 」
現実逃避を決め込もうと目を閉じたところで聞こえるあのエルフの焦った声。
「おうナパス、みろよこれ、見ごたえあるぜ~」
「僕がいってるのはそれじゃないの馬鹿!! なんで! 図書館で!! 火を使ってるの!! 火事になるっての!! 」
「天窓貫通してるんだからいいじゃねえか」
「尚悪いわ!! 」
えぇー…………修羅場じゃん。
「あの………クロユリサン? 」
「なんでしょうマスター」
「もう少し穏便な対処法があったのでは……? 」
「ありませんでしたね」
「あの本をピンポイントで燃やすとか」
「ありませんでしたね! 」
「さいですか………」
満面の笑みで答えるクロユリさんに僕は諦めて燃え続ける火柱をみた。
………きれいだな~。
※※※
時は進み夕方。
僕は今ごつごつとしたソファ……アルさんのお膝の上。
左手側にはいつの間にか現れたアリムさんと図書館からついてきてくれたクロユリさんが控えて、もう片方の右手をそっと握って控えているのはにこやかな笑顔を浮かべているこれまたいつの間にか現れたアイデンさん。
そして目の前、両手に花みたいな僕を苦い顔をして見ているいる王様とミネルスさん、あとえっと……般若みたいな青髪エルフ。
「あぁー……たくもうっ、面倒ごと増やしやがって馬鹿アルギス」
「俺のせいじゃねえよ」
王様は手を額に当て首をふりため息をついた。
青髪エルフがギャーギャー叫んでいると、図書館の扉を勢いよく開けたのは息を切らし顔を真っ赤にした王様。
そのまま周りの人がいるなか盛大に怒鳴りちらかした王様に連れてこられ現在もはやお決まりとなりつつある王様の執務室。
「はぁ………、なんとなくだが、ラグーンの性格がわかった気がする……」
「? どゆこと? 」
目をじとりと細めて聞けば王様は肘つきにもたれ疲れたように言った。。
「ラグーンは……そうだな、一見物静かで素直な子にみえるが……実はかなりのズボラで、いい加減だろ、お前」
「……そうなんですってアルさん」
「俺にふられても困るんだが? 」
「お前に言っているんだばかれ、……視線を逸らすんじゃないこら」
不機嫌そうに頬杖をついた王様に僕は気まずくなる。
指摘された通り目を逸らした……けどその先にはにこりと微笑むアイデンさんが視界をかすめる。
「そろそろアルギスの膝の上も飽きてきただろうラグーン、よければこの俺が」
「色ボケは黙っていてくれ」
「補足しておきますが、マスターは何も悪くありませんっ、悪いのはすべてあの下等な」
「主人を駄目にする部下も黙っててくれ」
oh……。
斜め上からの援護(?)をしてくれようとしてくれた二人だが、王様の鋭い突っ込みで一瞬で沈黙する。
「とりあえず……ごめんなさいといっておこ……」
「とりあえずじゃあない……普通に謝れ」
「すいませんでした」
ギロリと今度は王様に睨まれチキンな僕は思い切り頭を下げる。
「よし……で、本題に入るがラグーン」
「へい」
「……返事は? 」
「はい」
「よし……、それでだな、お前らが図書館で暴れてくれたお陰で………少し困ったことになるだろう」
「困ったこと? 」
「あぁ」
首を傾げた僕に王様は静かに頷く。
「お前には全く話していなかったが、ラグーンをこの国に滞在させる事に反発している者がいてな」
「そこでイライラしているエルフみたいな?」
「そうそう、……て違う」
「え?」
「あ゛? 」
「あからさまに違うの?みたいな顔するんじゃない、こいつの事はエルフじゃなくてナパスと呼びなさい」
「……青髪エルフ? 」
「また燃やされたいのかな?」
「ほらぁ、ナパスがまた怒ったじゃないか馬鹿者~」
「ほらじゃないよイウァン!! いいかいドブネズミ、僕の名前はナ・パ・ス! わかった?」
髪を振り乱して般若になるエルフ……。
「……ナーバスかな?」
「あぁ゛?! 」
「神経質な人、あってるでしょ? 」
半場冗談も混ぜてニヤリと笑えばナーバスさんの白い顔が 真っ赤に染まる。
「……ねえイウァンっ、やっぱこいつ燃やしてもいい!? いいよね?! オッケー燃やす!! 」
「まてまてまて……アルギスを倒せたらいいぞ? 」
「おいなんでそこで俺がでてくる?」
「望むところだよ!! アルギス! ちょっと表にでて! 」
「いやだから俺の話を聞」
「あなたたち? 」
ぶわりとナーバ……青か……間違えた、エルフさんから変な気圧を感じ、彼の長い髪の毛が膨らみだした所で部屋に響く冷たい冷たい声に全員固まる。
そして、その場の全員が声の出所を見て息を呑んだ。
今までどんちゃんと騒いでいた僕らの傍ら、ひっそりと控えていたミネルスさん、だけど今は凍える冷気を放ち、濃厚すぎる笑顔を浮かぺる般若がそこにいた。
「戯れるのは大変結構ですが……、遊ぶのは本題をきっちりと抑えてから……ね? 」
「「「は、はい……」」」
冷気を顔に張り付けているミネルスさんに叶う筈もなく、その場にいた全員は同時に首を縦に振った。
ー閑話休題ー
「それで、だな……問題というのはだな」
「はい……」
難しい顔をする王様に僕も神妙な顔になる。
反発がどうのと言ってたし、なにかしら、たまにアイデンさん関連なら微少女とか……なんかひょろひょろしたおじさんとかいたような?
うーん、記憶が微妙だねぇ。
「元々ラグーンもとい、クロユリ殿もそうだが、魔族や、魔物自体を国に迎え入れるという時点で貴族の大半からかなりの反発を受けていた」
「まぁ……そりゃそうだねぇ」
元々見た目があれなのも多いし、魔族は嫌われものの代表だからねえ。
「それをのらりくらりと今まで説得したりかわしていたのだが、今回の一件で貴族たちのなかで過激な者共が動き出すかもしれなんだ」
ほほう。
「……あれかな、魔女狩り見たいなものかな?」
「そんな大がかりなものにはならん……多分な」
最後歯切れ悪く顔をしかめる王様に僕は思わず半眼で王様を見る。
「多分なのかい」
「今時の若い連中は何を考えるかわからんからな」
「ほう……」
言ってることがおっさんだな……。
「……まーたじじいみたいになってぞジジイ」
あらアルさんに心の声代弁された、案外気が合うのねこの人と。
「うるせえジジイ」
アルさんの言葉に内心目を丸くしている、厳しいオーラをやな顔をしていた王様の目がが少し緩む。
「孫バカには言われたくねえなおい」
「こっちこそ、エロバカに言われる筋合いはない」
「ほぉ……? よし、表に出ろ」
「さっきのナーバスさんと同じ流れになってるよアルさん……」
「ラグーンは黙っていてくれ」
くだらないはじまりかたで睨む会う二人に呆れた顔で二人を眺めているにぎにぎと僕の手を持っていたアイデンさんがやれやれとため息をついた。
それに合わせて僕も頭の上でうるさく喋っているおっさんに呆れた顔をする。
ん?何か見逃しちゃ行けんものあったような……。
「孫バカに親バカ……もう一人バカ要員がいれば三バカになるねぇ……」
「「誰がバカだって?「だぁ……?」」」
「……自分で言ってたじゃん」
「ほお……? 」
厳つい二人の視線が僕に向き、たまらず視線を逸らす。
ニヤリと不敵に口角を上げたアルさんの笑い声が耳に近づいて来る、嫌な予感がした次の瞬間、アルさんの大きな掌が頭に被さり、乱暴に撫でられ始めるる。
「あ、あたたたたっ! や、やめい! 剥げる!! 」
あまりやたまらずアルさんの手を掴めば上から圧し殺したような低い笑い声が肌に伝わる
「俺を怒らせる方がわりい……ククッ」
「怒ってないでしょ! 」
無理矢理頭から手をひっぺがしアルさんをにらめば予想通りアルさんはニヤニヤと意地悪く笑っていた。
「こらこらあまりラグーンをいじめてくれるなバカ共」
再度伸ばされる手をどうにか防いでいると、見かねたのか苦笑を浮かべたアイデンが仲裁にはいってくれたが。
「ロリコンは黙っていろ」
「……ほう」
だが、アルさんの爆弾発言によりアイデンさんの笑顔に一本青い筋が入る。
「この俺に喧嘩を売るとは、余程痛い目に会いたいらしいな……」
「ほお……やるか? 」
「よぅし、表にでろや!」
「ちょ、ちょい!僕膝に乗ってるんですけど!?」
今にも立ち上がりそうになる二人をどうにかしようとしたとき、ヒヤリと寒気を感じた。
「あ・な・た・た・ち? 少々お話が……」
その場にもう一度身も凍るようなブリザードが吹き荒れたと、その場に居合わせた兵士は静かに語ったと言う……。
「もうやだこいつら話通じない……助けてテル……」
「すご……」
単純な感想しかでない僕はぼうっと火柱を見つめ、頭に思い浮かぶのは小学校の頃に行ったキャンプのキャンプファイヤー。
大きな焚き火の周りで汗だくになりながら笑顔で肩を組んでダンスを……。
「ちょっとちょっとちょっと! なにこれ!? ねえ!? 」
現実逃避を決め込もうと目を閉じたところで聞こえるあのエルフの焦った声。
「おうナパス、みろよこれ、見ごたえあるぜ~」
「僕がいってるのはそれじゃないの馬鹿!! なんで! 図書館で!! 火を使ってるの!! 火事になるっての!! 」
「天窓貫通してるんだからいいじゃねえか」
「尚悪いわ!! 」
えぇー…………修羅場じゃん。
「あの………クロユリサン? 」
「なんでしょうマスター」
「もう少し穏便な対処法があったのでは……? 」
「ありませんでしたね」
「あの本をピンポイントで燃やすとか」
「ありませんでしたね! 」
「さいですか………」
満面の笑みで答えるクロユリさんに僕は諦めて燃え続ける火柱をみた。
………きれいだな~。
※※※
時は進み夕方。
僕は今ごつごつとしたソファ……アルさんのお膝の上。
左手側にはいつの間にか現れたアリムさんと図書館からついてきてくれたクロユリさんが控えて、もう片方の右手をそっと握って控えているのはにこやかな笑顔を浮かべているこれまたいつの間にか現れたアイデンさん。
そして目の前、両手に花みたいな僕を苦い顔をして見ているいる王様とミネルスさん、あとえっと……般若みたいな青髪エルフ。
「あぁー……たくもうっ、面倒ごと増やしやがって馬鹿アルギス」
「俺のせいじゃねえよ」
王様は手を額に当て首をふりため息をついた。
青髪エルフがギャーギャー叫んでいると、図書館の扉を勢いよく開けたのは息を切らし顔を真っ赤にした王様。
そのまま周りの人がいるなか盛大に怒鳴りちらかした王様に連れてこられ現在もはやお決まりとなりつつある王様の執務室。
「はぁ………、なんとなくだが、ラグーンの性格がわかった気がする……」
「? どゆこと? 」
目をじとりと細めて聞けば王様は肘つきにもたれ疲れたように言った。。
「ラグーンは……そうだな、一見物静かで素直な子にみえるが……実はかなりのズボラで、いい加減だろ、お前」
「……そうなんですってアルさん」
「俺にふられても困るんだが? 」
「お前に言っているんだばかれ、……視線を逸らすんじゃないこら」
不機嫌そうに頬杖をついた王様に僕は気まずくなる。
指摘された通り目を逸らした……けどその先にはにこりと微笑むアイデンさんが視界をかすめる。
「そろそろアルギスの膝の上も飽きてきただろうラグーン、よければこの俺が」
「色ボケは黙っていてくれ」
「補足しておきますが、マスターは何も悪くありませんっ、悪いのはすべてあの下等な」
「主人を駄目にする部下も黙っててくれ」
oh……。
斜め上からの援護(?)をしてくれようとしてくれた二人だが、王様の鋭い突っ込みで一瞬で沈黙する。
「とりあえず……ごめんなさいといっておこ……」
「とりあえずじゃあない……普通に謝れ」
「すいませんでした」
ギロリと今度は王様に睨まれチキンな僕は思い切り頭を下げる。
「よし……で、本題に入るがラグーン」
「へい」
「……返事は? 」
「はい」
「よし……、それでだな、お前らが図書館で暴れてくれたお陰で………少し困ったことになるだろう」
「困ったこと? 」
「あぁ」
首を傾げた僕に王様は静かに頷く。
「お前には全く話していなかったが、ラグーンをこの国に滞在させる事に反発している者がいてな」
「そこでイライラしているエルフみたいな?」
「そうそう、……て違う」
「え?」
「あ゛? 」
「あからさまに違うの?みたいな顔するんじゃない、こいつの事はエルフじゃなくてナパスと呼びなさい」
「……青髪エルフ? 」
「また燃やされたいのかな?」
「ほらぁ、ナパスがまた怒ったじゃないか馬鹿者~」
「ほらじゃないよイウァン!! いいかいドブネズミ、僕の名前はナ・パ・ス! わかった?」
髪を振り乱して般若になるエルフ……。
「……ナーバスかな?」
「あぁ゛?! 」
「神経質な人、あってるでしょ? 」
半場冗談も混ぜてニヤリと笑えばナーバスさんの白い顔が 真っ赤に染まる。
「……ねえイウァンっ、やっぱこいつ燃やしてもいい!? いいよね?! オッケー燃やす!! 」
「まてまてまて……アルギスを倒せたらいいぞ? 」
「おいなんでそこで俺がでてくる?」
「望むところだよ!! アルギス! ちょっと表にでて! 」
「いやだから俺の話を聞」
「あなたたち? 」
ぶわりとナーバ……青か……間違えた、エルフさんから変な気圧を感じ、彼の長い髪の毛が膨らみだした所で部屋に響く冷たい冷たい声に全員固まる。
そして、その場の全員が声の出所を見て息を呑んだ。
今までどんちゃんと騒いでいた僕らの傍ら、ひっそりと控えていたミネルスさん、だけど今は凍える冷気を放ち、濃厚すぎる笑顔を浮かぺる般若がそこにいた。
「戯れるのは大変結構ですが……、遊ぶのは本題をきっちりと抑えてから……ね? 」
「「「は、はい……」」」
冷気を顔に張り付けているミネルスさんに叶う筈もなく、その場にいた全員は同時に首を縦に振った。
ー閑話休題ー
「それで、だな……問題というのはだな」
「はい……」
難しい顔をする王様に僕も神妙な顔になる。
反発がどうのと言ってたし、なにかしら、たまにアイデンさん関連なら微少女とか……なんかひょろひょろしたおじさんとかいたような?
うーん、記憶が微妙だねぇ。
「元々ラグーンもとい、クロユリ殿もそうだが、魔族や、魔物自体を国に迎え入れるという時点で貴族の大半からかなりの反発を受けていた」
「まぁ……そりゃそうだねぇ」
元々見た目があれなのも多いし、魔族は嫌われものの代表だからねえ。
「それをのらりくらりと今まで説得したりかわしていたのだが、今回の一件で貴族たちのなかで過激な者共が動き出すかもしれなんだ」
ほほう。
「……あれかな、魔女狩り見たいなものかな?」
「そんな大がかりなものにはならん……多分な」
最後歯切れ悪く顔をしかめる王様に僕は思わず半眼で王様を見る。
「多分なのかい」
「今時の若い連中は何を考えるかわからんからな」
「ほう……」
言ってることがおっさんだな……。
「……まーたじじいみたいになってぞジジイ」
あらアルさんに心の声代弁された、案外気が合うのねこの人と。
「うるせえジジイ」
アルさんの言葉に内心目を丸くしている、厳しいオーラをやな顔をしていた王様の目がが少し緩む。
「孫バカには言われたくねえなおい」
「こっちこそ、エロバカに言われる筋合いはない」
「ほぉ……? よし、表に出ろ」
「さっきのナーバスさんと同じ流れになってるよアルさん……」
「ラグーンは黙っていてくれ」
くだらないはじまりかたで睨む会う二人に呆れた顔で二人を眺めているにぎにぎと僕の手を持っていたアイデンさんがやれやれとため息をついた。
それに合わせて僕も頭の上でうるさく喋っているおっさんに呆れた顔をする。
ん?何か見逃しちゃ行けんものあったような……。
「孫バカに親バカ……もう一人バカ要員がいれば三バカになるねぇ……」
「「誰がバカだって?「だぁ……?」」」
「……自分で言ってたじゃん」
「ほお……? 」
厳つい二人の視線が僕に向き、たまらず視線を逸らす。
ニヤリと不敵に口角を上げたアルさんの笑い声が耳に近づいて来る、嫌な予感がした次の瞬間、アルさんの大きな掌が頭に被さり、乱暴に撫でられ始めるる。
「あ、あたたたたっ! や、やめい! 剥げる!! 」
あまりやたまらずアルさんの手を掴めば上から圧し殺したような低い笑い声が肌に伝わる
「俺を怒らせる方がわりい……ククッ」
「怒ってないでしょ! 」
無理矢理頭から手をひっぺがしアルさんをにらめば予想通りアルさんはニヤニヤと意地悪く笑っていた。
「こらこらあまりラグーンをいじめてくれるなバカ共」
再度伸ばされる手をどうにか防いでいると、見かねたのか苦笑を浮かべたアイデンが仲裁にはいってくれたが。
「ロリコンは黙っていろ」
「……ほう」
だが、アルさんの爆弾発言によりアイデンさんの笑顔に一本青い筋が入る。
「この俺に喧嘩を売るとは、余程痛い目に会いたいらしいな……」
「ほお……やるか? 」
「よぅし、表にでろや!」
「ちょ、ちょい!僕膝に乗ってるんですけど!?」
今にも立ち上がりそうになる二人をどうにかしようとしたとき、ヒヤリと寒気を感じた。
「あ・な・た・た・ち? 少々お話が……」
その場にもう一度身も凍るようなブリザードが吹き荒れたと、その場に居合わせた兵士は静かに語ったと言う……。
「もうやだこいつら話通じない……助けてテル……」
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