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初めてケンカした日

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もふおのリハビリが終わり、普通に生活できるようになってから少ししたある日の事。

(ピーンポーン)

「…あ、また闇Am〇zonさんだね。はーい、今出まーす」
「あ、僕もう普通に動けるし僕が出るよ。お人さん結構大きい荷物とかやりとりするから大変でしょ」

「あ、い、いや大丈夫。今回は私が出たいから気にしないで」
「えー、もう本当僕大丈夫だから。この義肢高性能で片手で10キロの米袋とか普通に持てるし。手伝わせてよ」

何だか気まずそうなお兄さんを尻目に、僕はアレ気味な配達員さんから荷物を受け取った。

「はい、では確かに。またいつでもご利用ください」
「ありがとうございましたー。やっぱり闇の荷物だと普通の宅配会社の人じゃないんだね。んー、また僕の義肢並に大荷物だけど何注文したの?」
「あ、いやちょっとその、仕事で必要で…」


荷物の送り状の品名欄をふと見て、僕は固まった。

「…え、いやまって、これって」

僕は結構広い玄関先にどすんとその段ボール箱を置き、ばりばりとテープを剥がし開封した。

「…ちょっとお兄さん、これどういう事」

そこに入っていたのは所謂アレなワイフ的な、そういう用途の人形(全身タイプ)だった。

しかも相当な安物なのか全体的に造形が甘く、胸や尻は過剰なくらいに盛られ顔は邪神象としか形容出来ない名状し難い代物だった。


「…い、いやその、これには理由があってね」
「…いや、こんな物買う理由なんて一つしか無いでしょ。っていうかお兄さん男の方が好きなのになんで女性タイプの、しかもこんなドギツいの買ってんの」

「い、いやだからごめん、今度の仕事でどうしても必要で」
「いや確かに闇案件でアレ気味な商品の販促やレビューする事はあるけど、流石にここまでアレな物はお兄さんも断るでしょ。…僕でしょっちゅうやってるって言うのにそれじゃ飽き足らずこんなの買って処理するなんて。しかもよりにもよって、こんな邪神象なんかで」
「ま、待ってもふお、お願い話を聞いて」

「問答無用!この、裏切り者ー!!!」

僕は全力で義手の拳を握り、お兄さんの鳩尾に抉り込むように強烈なボディーブローを叩き込んだ。

「ぐへぇ!!」

「お兄さんのバカ!サイテー!大っ嫌い!死ね!!」

僕はとにかくムカつきながら自室からとりあえず財布とスマホを持ち出し適当に肩掛けバッグに放り込み、ぷるぷると身もだえながら蹲って腹を押さえるお兄さんを尻目に、玄関ドアを乱暴に閉め家を後にした。

「…うう、もふお、誤解だよ~…」


「…あーもう、本当クソ。僕の事絶対裏切ったりしないとか言っといてあんなクソ悪趣味な物買うなんて。本当どういう神経してんの。信じられない」

僕はとにかくムカつきまくりながら、ずかずかと地元の町を歩いていた。

「…もう数日は帰りたく無いけど、他に行くところも無いしな。一応毎日の買い出しは任されてるからある程度のお金は渡されてるけどそこまで大金は持ってないし。まだ改名も済んでないからキャッシュカードも無ければ当然クレカも持ってないし。電子マネーはいくつか使ってるけど、それも大してチャージしてないし。…どうしよ」


「…とりあえずマンションのそばにいるのも嫌だし、適当にホテルとかネカフェとか多そうな所行くか」

そうしてムカつきながら最寄り駅から適当に来た電車に乗り、ホテルや長期滞在出来そうな施設が多い手近な繁華街へ出た。

「…ここに来るのもちょっと久しぶりだな。といってもまだ2か月そこらだけど。ホテルはたくさんあるけどそんなに高い所は泊まれないしどうしようかな」

「…っていうかちゃんとしたホテルだったら名前書かないとか、まだ改名済んでないしアレな本名書くの嫌なんだけど。僕子供だから身分証求められるかもだし、当然今そんな物持ってないしどうしよう。でもアレなホテル泊まるのも嫌だしなー。やっぱ子供一人じゃ相当不審がられるだろうし警察呼ばれたりしたら面倒だな」

「…うーん、ネカフェやカラオケで一泊するのもちょっと怖いなあ。最近トコジラミとか流行ってるし、ここ外国人観光客もかなり多いし。義肢強いから変な人に絡まれても対処は出来ると思うけど不潔なのはやだなー」

「…今更あのおばあさんの所に戻るのもなんか嫌だし、そもそも詳しい住所知らないし。…本当、どうしようかな」


「…あのおばあさんの店にいた頃はもうとにかく何もかもクソでどうでも良くて、しばらくはご飯出されても食べなかったり吐き出したっけ。…痩せて見栄え悪くなったらアレだからって、そうしたら無理矢理食べさせられたけど」

「…流石に噛みつく子はいなかったけど、舌噛んで死のうとした子はすぐ見つかって口塞がれてたっけ。…正直僕も舌噛もうと思ったけど、それ見て止めたんだった」

「…あまりに反抗的な態度取ったら何されるか分からなかったし、一応大人しくはしてたけどやっぱりそういう感じだったから少ししたら僕かなり問題児扱いされて、これは値下げしないと買い手付かないかもねえとかおばあさん達話してたっけ」

「…お兄さんに買われた時はもう本当クソでどうでも良かったけど、ずっと嫌がる事はしないで優しくしてくれたっけな。…趣味や倫理観はアレだったけど」

「…いやいやいや、僕に内緒であんなクソ悪趣味な邪神象買う奴が優しい訳無いじゃん。あっさり僕の事裏切ったし。死ねとは言ったものの流石に殺っちゃったらまずいからある程度手加減はしたけどさ」


あてどもなく繁華街を人の流れに沿って適当に歩いていると、ペットショップが目に付いた。

「…あー、猫や子犬可愛いな。僕当然底辺時は動物飼ったりなんか出来なかったしヌートリアとか捕まえて食べてたくらいだけど小動物は普通に好きだし。猫カフェでも行って癒されようかな。うーん、でもこんなにムカついてたら猫が怯えちゃうか」

「…そういえば昔もお兄さんとここの前通りかかってそんな事言ったら、じゃあペット買ってあげようかって言われたっけ。でも収録とかで結構家空けるし、その間お世話出来ないしこれ以上お金使わせたくないし良いよって断ったんだった」

「…でもお兄さん、そういう時はペットホテルとか使えるし欲しくなったら遠慮せず言ってね、って優しく言ってくれたっけ」

「…で、僕がそもそもペットなら僕がいるじゃないって言ったらお兄さん、確かに最初はそうだったけど、今はもう一人の人間で大事な恋人として見てるよって言ってくれて。…嬉しかったな」

「……」


複雑な気持ちになりながらそのまま適当に歩を進めると、色々な商業施設やオフィスが入った大型ビルが見えて来た。

「…あー、ここも前お兄さんと来たっけな。色々入ってるけど、小さめだけど水族館があるんだよね。魚でも見て癒されるか」

そうしてその高層ビルに入り、水族館のある階へ行きチケットを買い(学生証が無いので大人料金で買った)ぼんやりと大小無数の魚が泳ぐ水槽を眺めた。

「やっぱりお魚見ると癒されるなー。…過去のせいでこれどうやって調理したら美味しいかなとかつい考えちゃうのがアレだけど。いつかはそう思わないようになれるのかな」

「…まだ3か月くらい前の事だけど、リハビリかなり進んで長距離歩けるようになって来た時、綺麗な物見に行こうかってお兄さんがここ連れて来てくれたっけ。…あの時楽しかったな」

「…あーもう、まあ全部お世話してもらってたし仕方ないけど事あるごとにあの人の事思い出しちゃうの複雑。あーアシカのショー始まるのか。見に行こっと」


そうして楽しいアシカショーを見た後もペンギンや様々な水棲生物を鑑賞し、出口付近のショップコーナーにさしかかった。

「あー、都心の小さめの水族館だから仕方ないけどもう見終わっちゃった。また来ようっと」

「…そういえば前来た時もこのショップで、お兄さんがぬいぐるみ買ってくれたっけ。当然底辺時はそんな物買えないし、クソ義父にももらった事なかったから初めてのぬいぐるみで嬉しかったな」

「…あの時なぜかサメとミドリムシにしたんだけど、今思うと自分でも謎のチョイスだな。あーサメはお兄さんのアレ動画の影響かも。ミドリムシはマジで謎だけど。なんでもっと普通にイルカとかペンギンにしなかったんだろ」

「…あーまた。ちょうどお腹空いて来たし、何か適当に食べてこ。ここお店めっちゃあるけど何にしようかな」


そして水族館のある階を後にし、だいぶ階下の飲食店が並ぶフロアにやって来た。

「うーん、本当どうしようかな。あまりに高いのは無理だけどここ高級店はそんなに無いし大概の店は行けるよね。今何食べたい気分かも良く分からないし」

「…あ、ここ確か中に色んな餃子屋さんが入ってるんだよね。リハビリで水族館行った後もここ入って色んな餃子食べ比べしたっけ。あの餃子どれも美味しかったな。デザートも色々あったし」

「…でもそのもうちょっと後、僕が料理とか出来るようになった頃餃子作ってあげたらお兄さん、僕の作った餃子が一番美味しいって言ってくれて嬉しかったっけ」

「…底辺時や売り飛ばされた頃はもうクソ過ぎて何食べてもあんまり美味しく感じられなかったけど、お兄さんと仲良くなってからは何食べても美味しかったし楽しかったな」

「…お兄さん、僕が楽しそうにしてると私も嬉しいって喜んでくれたっけ」

「…僕相当安値だったっぽいのが怖いんだけど、それでも義肢や仕事人さん代は数百万はしただろうし。そんな大金を見返りも求めず惜しげもなく使ってくれるような人が、簡単に裏切ったりするかな」

「……」


どうしようかかなり悩んだが、まだこれからの行先を決めかねた僕はとりあえず食事を適当に済ませ、大型ビルを出てなんとなく近くの閑静な公園に出た。

都会の中心とはいえ平日の昼過ぎなのでその公園にはほとんど人もいなかったが、しばらくぼんやり歩いていると小学生くらいの男の子を連れた男性が通りかかった。

「あーもう、貴重な有給消費して連れ出してやってんだからもっと楽しそうにしろよ、お前本当空気読めねえな」
「…だってお父さん、ずっとイライラしてて怒ってるし。そんなに疲れてるなら家に居て良かったのに」
「そーしてえのはやまやまだけどよお、たまには家族サービスしねえとおせっかい焼きな上司や同僚がうるせえんだよ。俺だって周囲の目がなきゃ一日中寝ててえよ。あークソ、ちょっと不倫したくれえであいつ出て行きやがって。英雄色を好むって言うしそのくらい誰でもやってんだろ、大目に見ろよな」

「…お母さん、いつも仕事の愚痴聞かされたりちょっとでも気に入らない事あると料理捨てたり怒鳴られてずっと嫌だって泣いてた。お母さんだって、辛かったと思うよ」
「それだって養ってやってんだから我慢しろってんだよ、亭主を支えるのは妻の役目だろうが。出てくなら出てくでガキも責任持って連れてけよな本当気が利かねえなあクソ。世間知らずの癖に弁護士雇って慰謝料寄こせとかウゼえしよお」

「…お父さん、大きい声出して怒らないで。周りの人が驚いちゃう」

「うるせえな、ガキの癖して偉そうに指図してんじゃねえよ」

男性が男の子の顔を平手打ちした。

「……」

「…や、やめて、また殴らないで」
「あークソ、顔やっちまった。またとか疑われるような事言うんじゃねえよクソガキ。あーもう本当ウゼえ。ほら見られるとアレだしとっとと帰るぞ」

「…いや、痛い。そんな強く引っ張らないで」
「あー本当ピイピイうっぜえな。不倫で女房出て行ったの会社でも噂になってるし慰謝料取られたらそういう店も行き辛くなるしなー。俺ゲイじゃねえし流石にガキ過ぎてまだ勃たねえけどもう少し大きくなったら節約の為にもお前でそういう事すっかな、顔だけは結構可愛いしよ」
「…え、そういう事って、なに」


「…おいお前、いい加減にしろよ」
「あ?何だよお前。人様に向かってお前とか失礼なガキだな」

僕はそれ以上何も言わず男の顔を義肢でぶん殴った。

「…え」
「…て、てめえいきなり何しやがるこのクソガキ、歯でも折れたらどうしてくれるんだ。俺大企業の課長だぞ」

「…お前が総理大臣だろうと知った事か。お前みたいなクソ野郎見てると本気で腹が立つんだよ。死ね」
「え、ちょ、やめ」

僕は力の限りそのクズを殴ったり蹴り飛ばした。


数分後、そいつは手足が数本明らかに不自然な方向に曲がり、歯も結構折れて気を失いぴくぴくと痙攣し倒れていた。

「…ひ、ひっ。ご、ごめんなさい。殴らないで」

僕の後ろで怯え硬直していた男の子に向き直る。

「…安心して、絶対殴ったりしないよ。悪いけど、ちょっと服の下見せて」
「…え、待って。絶対見せるなって、お父さんに言われてて」

そのまま慌て戸惑う男の子の服を捲り上げると、予想した通りその素肌には無数の青痣や真新しい傷があった。

「…ねえ、これどうしたの」
「…え、えっと、階段から落ちて」

「…階段から落ちたってこうはならないよ、切り傷もあるし。絶対怒らないから本当の事言って。お父さんにされたんでしょ」

「……うん」

「…うん、分かった。すぐ交番に行って、ちゃんとした大人に保護してもらおう。僕も一緒に行くから大丈夫だよ」

そして人の少ない時間帯でアレな世界とはいえこの状態の男を見られるとまずいので適当に茂みに隠し、僕は男の子を連れ近場の交番に行く事にした。

「ほら、手を繋いで行こう。乱暴な事は絶対しないから安心して」
「…う、うん。お父さん、すごいケガしてるけど死んじゃわないかな」

「あーうん、クズとはいえ流石に殺したらまずいし一応手加減はしたから。スマホは壊してないから起きたら自分で救急車呼ぶでしょ。誰かが発見して通報するかもしれないし」
「そ、そっか。…あれ、お兄ちゃんその手どうしたの」

「あー、前色々あってケガしちゃって。でもこの手何でも出来るし、僕元気だし大丈夫だよ。気にしないで」
「…そうなんだ。お兄ちゃんも大変だね」

「…うん、詳しくは言えないけど、僕も少し前まで君と同じような感じだったんだ。…でも今は僕、すごく幸せだから平気だよ」
「…そっか、今幸せなら良かったね」


「…うん、あのさ。この世界相当アレだし、嫌な事や辛い事もたくさんあるけど、でも真面目に頑張ってれば神様も最後はきっと分かってくれると思うし、…君のお父さんみたいにひどい人もいるけど、何でも聞いてくれて助けてくれる優しい人も絶対いるから。…だから、君も辛いだろうけど頑張って欲しいな」

「…うん、ありがとう。辛いけど、頑張ってみる。…あの、お兄ちゃん。お名前なんていうの?」

「…あー、ごめん。名前恥ずかしいから言いたくない。…でも大切な人には、もふおって呼ばれてる」

「…そうなんだ。でも可愛くて良い名前だね」

「…うん。初めてそう呼ばれた時はかなり微妙だったけど、今は気に入ってる」


そうして僕はその子を連れ手近な交番へ行き、その子の傷を見せ虐待の現場も目撃して保護した事を説明し(流石に半殺しにした件は伏せた)、警官に後を任せその場を去った。名前や連絡先も聞かれそうになったがアレな本名を言いたくないので適当にはぐらかし、素性を知られるのもまずいので嘘を言って申し訳無いが適当な住所と連絡先だけ伝えて後にした。

「…アレな世界とはいえあれだけ虐待されて証拠もあるし、きっとすぐ保護してもらえるよね。…出て行ったお母さんや優しい親戚がなんとか引き取ってくれると良いけど。そうでなくても、幸せになって欲しいな」

「…うん、帰ろう」

そして僕は真っすぐに駅へと向かい、また電車に揺られ僕達の家へと帰った。


「…ただいま」

「…あ、もふお。帰って来てくれたんだ。すごく怒ってたから数日は戻らないかと思った」

お兄さんはリビングの若干アレ気味な高級大型ソファーにぐったりと横たわっていた。

「うん、色々考えたけどやっぱり帰ろうと思って。…さっきは話も聞かずに殴ったりしてごめんね。きっと何か事情があったんだよね」

「あーうん、闇配信者仲間の相当アレなマッドサイエンティストさんからコラボの依頼があって。某漫画神の問題作みたいに意思をもつアレなワイフを造ってみたいから私の方で適当に素体用意してくれって言われて、正直趣味悪くて断りたかったんだけど色々付き合いとかもあってそうも行かなくってさ」
「あーなるほど、そういう事ね。しかし本当趣味悪いなー」

「うん、流石に私も相当引いたし、全然そういうの興味無いしもふおにも悪いから断ろうか迷ったんだけどさ。何度かコラボしててかなり再生数稼げそうなのと、そんなマッドな人の機嫌損ねたら何されるか分からなくて怖くって。それで適当にかなり安いやつ頼んだらもの凄いのが来ちゃってさ」
「あー確かにそれは敵に回したくないよね。僕養うためにも稼がないとだし仕方ないよ。…一応手加減したとはいえ痛かったでしょ、お腹大丈夫?」

「…うー、あんまり大丈夫じゃない。まだかなり痛いし、さっき血尿出た。闇医者さん呼ばないと」
「うわー、本当ごめんね。お兄さんはアレとはいえちゃんと保険証は持ってるし普通のお医者さんで良いでしょ。闇医者だと相当高いし。もう夕方だし病院閉まっちゃうから早く行こ、僕肩貸すから。っていうかしんどいならタクシー呼ぼうか?」

「…あーごめん、悪いけどそうして。歩くのも結構きつい」

「うん、すぐ呼ぶから。…本当にごめんね、これからはこういう事あってもちゃんと話聞くから。内臓ダメージ受けてるなら今夜はおかゆとか胃に優しい夕飯にするね」


「うん、ありがとね。私も仕事とはいえなるべくもふおを傷付けるような事は控えるから。…あー、お詫びに今晩アレしようか?」
「えー、気持ちは嬉しいけどそれだけ弱ってるのに無理させられないしいいよ。治ってからたっぷりしようよ」
「そっか、ごめんねー」

※完治してアレ出来るようになるまで1週間くらいかかった。
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