星の子

流星群の夜、海に落ちてきた星屑(ほしくず)に混じって小さい光が見えることがある。星の子がつがいの相手を求めて遠い宇宙からやって来たのだ。
翌日、ぼくは夏風邪で寝込んでいる兄さんの代わりに星屑を拾いに夜の海を訪れた。運良く星の子と出逢ったのはいいものの、勝手にパートナーと決められてしまう。
 甘くてやさしい彼にだんだん身も心も許してしまい、ついにぼくは星の子を受け入れた。
ムーンライトノベルズ他でも掲載中
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