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堕天使アイリスちゃん?(17話)

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☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆

~第17話~

アイリスちゃんが天使の雫を飲ませて目を覚ましました。
そしてアイリスちゃんの覚醒した天使の力を制御事ができる様になるのを約束しました。
それから1日が立ちました。
そして次の日の朝になりました。
朝早くいきなりドアを大きな音を叩く音で目が覚めました。

「アラン様、朝早くからいったいなんなのですか?」

私は、学校の制服に着替えてドアを開けると目の前にアラン様が立っていました。
迷惑そうにアラン様を見つめました。
朝早くからどんな用事なのか質問しました。

「帰ってから模擬戦闘をやるって言っていただろう!
今から早速やろうぜ!」

アラン様は、右手の人差し指を私に指して模擬戦闘をやる事を宣言した。
最初は、なんのことか解らなかったです。
でも直ぐにアラン様に馬鹿力って言われて怒ってアランをぼろ雑巾みたいにするために模擬戦闘をすると言った事を思い出しました。

(まさか、あの時の事を本気にしていただなんて……
さすがに断れないですよね……)

私は、模擬戦闘の約束を断れないと思い深々とため息を吐きました。

「解りました。
模擬戦闘をやりましょう……」

私は、模擬戦闘をやる事を約束をしました。

「おう、早く戦闘訓練所に行こうぜ!」

アラン様は、親指を立てて二って笑いました。
私とアラン様の2人で戦闘訓練所に向かいました。

「ごきげんよ、アンジュ様、アラン様。

探しましたよ、アンジュ様。
こんなところにいたのですね。
今から何をするところなのですか?」

戦闘訓練所に着くとアイリスちゃんも戦闘訓練所に現れました。
アイリスちゃんの天使の輪と羽は、しまう事ができたみたいでした。
そして私に何をするつもりなのか質問しました。

「ごきげんよう、アイリスちゃん。
実は、アラン様と戦闘訓練をする事になりました。
ですからその為に戦闘訓練所に来ました」

私はアイリスちゃんに朝から会えたのが嬉しくてニッコリ笑い挨拶しました。
そして今からアラン様と戦闘訓練をする事を知らせました。

「えっ!?
今からアンジュ様とアラン様が戦闘訓練をするのですか!?
アンジュ様の戦っている凛々しい姿が見れるのですね……」


アイリスちゃんは、私の戦っている姿を見れると思いました。
だから両手を前で握り締めて恋する乙女の様にうっとりとしました。

「今度学園で開催される武術大会の前哨戦(ぜんしょうせん)だ!
だからって言って戦いに手を抜くなよ!」

アラン様は、剣を私の方に向けました。
そして武術大会の前の準備の戦いだが手を抜かない事を命令しました。

(そう言えばもう武術大会のイベントの時期でしたよね。
確か2人のデュエットを組んでデュエット同士で戦うイベントでしたよね。
確かヒロインのアイリスちゃんと攻略キャラクターがデュエットを組んで戦うでしたよね。
この選んだキャラクターによりそのキャラクターのルートに入るんですよね。
ついでに私は、全キャラクターのルートをプレイしています。
どれも感動したんですよね……
ついでに悪役令嬢のアンジュは、決勝戦でアイリスちゃんと当たっていたよね。
アンジュは、汚い手を使ったんですよね。
でも最後は、アイリスちゃんが勝っていたのですよね。
そう言えばアイリスちゃんは、誰とデュエットを組むのでそょうか……?
誰と組んでもアイリスちゃんが怪我をしないようにわざと負けるつもりですよ。

それにしてもアイリスちゃんと組む奴が羨ましいですよ!)


「ぼーとしてどうしたんだ?
早く剣を構えろよ、」


アラン様が私が考え込んでいるのを見て剣を私に向けました。
そして早く戦いたかったみたいで剣を構えるのを命令しました。

「あっ、すいません……

『ダーク強化魔法レベルMAX……』

待たせてすいません。
戦いの準備ができました。
いつでも大丈夫ですよ」


私は、アラン様の言葉で正気を取り戻しました。
そして今使える最強の強化魔法を使って肉体を強化しました。
そして私は、剣を構えました。

「行くぞ!
やーーー!!」

アラン様は、剣を構えて私に斬りかかってきました。
私も剣を構えてアラン様に向かって行来ました。
私の剣とアラン様の剣が触ったっア瞬間にアラン様が後ろに吹っ飛ばされて壁に叩きつけられて壁が崩れました。

「まだだ!」

アラン様は、直ぐに瓦礫から出てくると直ぐに私に斬りかかってきました。
私とアラン様の剣が触れたと思うとアラン様が後ろに吹っ飛ばされて壁に叩きつけられて壁がまた崩れた。

「まだまだだ!」

アラン様は、また直ぐに瓦礫から出てくると直ぐに私に斬りかかってきました。
私とアラン様の剣が触れたと思うとまたアラン様が後ろに吹っ飛ばされて壁に叩きつけられて壁がまた崩れた。

「いたたた、さすがに強いな、アンジュ。
でも今までの俺と思うなよ!
はーーー!!

『ドラゴンフレアスラッシュ!!』」

アラン様は、血だらけになりながら瓦礫から出てきました。
剣を私の方に向けて今までの自分でない事を宣言しました。
そして剣を構えて体に魔力を込めると体が光輝きました。
技名を叫びながら剣を振り下ろしました。
剣が輝いたと思うと直ぐに光がおさまり剣から技が何も出なかった。

「はー……はー……
やっぱり駄目だったか……
試練の時は、技が出せたのだがな
まだまだ修行不足って奴かよ……」

アラン様は、技が出なかったのを見て力付けた様に後ろに倒れ込みました。

「アラン様は、凄く強くなりましたね。
立てますか?」

私は、瓦礫に埋もれても直ぐに向かって来たのを見て前だった直ぐに向かってこなかったのを思い出してしました。
アラン様は、強くなったと思いました。
それからアラン様の方に右手を向けて立ち上がるのを手伝おうとしました。

「はーー……はー……すまねえ、助かるよ、アンジュ……
ん……なんの感触だ?」

アラン様は、私の方に手を伸ばして立ち上がろうとしました。
でもアラン様は、余所見をしていた為に私の胸に当たりました。
当たった感触を確かめる為に私の胸を揉みました。

「き、きゃーーー!!」

私は、アラン様に胸を揉まれると悲鳴を出しました。
アラン様のお腹を殴りました。
そのままアラン様が後ろに吹っ飛びました。
戦闘訓練所の天井にぶつかりそのまま瓦礫に埋もれました。

アイリスちゃんがアラン様が私の胸を揉んだのを見てアイリスちゃんの体が光輝いて天使の輪と羽を出現させました。

「アンジュ様、待っていてくださいね。
今、アラン様を消し去ります」

アイリスちゃんは、光の槍を出しました。
顔がニコニコ笑顔だったけれども明らかに怒りのオーラを出していました。

「ま、待ってください、アイリスちゃん!?
落ち着いてください!?」

私は、このままだったら本当にアイリスちゃんがアラン様を殺すかもって思いました。
優しく話し掛けて落ち着かせようとしました。

「なんでアンジュ様は、止めるのですか?
まさか、アンジュ様は、アラン様の事が好きなのですか?」


アイリスちゃんは、私がアラン様の事が好きなのかもって考えて天使の輪と羽が黒くなり始めました。

(わ、わ!?
ア、アイリスちゃんが堕天使に堕天してしまいます!?
どうにか止めないといけません!?)

私は、アイリスちゃんが堕天使になりかけているのを見て慌ててアイリスちゃんを落ち着かせる様に優しくアイリスちゃんを抱き締めました。

「わ、わ!?
ア、アンジュ様!?」

アイリスちゃんは、私にいきなり抱き締められて顔を真っ赤にして慌てました。
そして天使の輪と羽が消えました。

「落ち着いてください、アイリスちゃん。
私は、アラン様よりもアイリスちゃんの方が大切だと思っていますよ。
だから安心をしてください」

私は、アイリスちゃんを落ち着かせる様にアイリスちゃんを抱き締めながら背中を撫でました。
アイリスちゃんの方が大切な事を知らせました。

「……それならば私のお願い事を聞いてくれたら許します」

アイリスちゃんは、私の体に顔を埋めて
アイリスちゃんのお願い事を聞いたら許す事を伝えました。

「お願い事ですか?
アイリスちゃんの機嫌が直るのならば構いませんよ。
アイリスちゃんの願い事を聞いてあげます。
願い事は、どんなことですか?」

私は、いきなり願い事を聞いてほしいって言葉を聞いてきょとんと首を傾げました。
でも私が願い事を聞くだけでアイリスちゃんの機嫌が直るのならば安いものだと思いました。

「その……私とアンジュ様の実力が開いてあるのは、解ります。
でもアンジュ様の力になりたいのです。
ですからお願いします。
今度の学園で開催される武術大会のデュエットの相手になってください!」

アイリスちゃんは、私から離れて真剣な表情で私を見つめました。
そして右手を私の方に向けて頭を深々と下げました。
私にアイリスちゃんと一緒に武術大会に出てほしい事をお願いをした。

(えっ、わ、私とですか?
もしかして攻略キャラクターと上手く行っていないのでしょうか……?
だから友情エンドの隠しイベントで私と組む事になったのでしょうか……?
でもアイリスちゃんと一緒にいられるのならば喜ばしい事です!)

「良いですよ。
アイリスちゃんとデュエットを組んであげます。
私もアイリスちゃんと組みたいって思っていたのですよ。
ですからこれからよろしくお願いしますね、アイリスちゃん」

私は、アイリスちゃんの差し出した右手を握り締めてニッコリと笑いました。
一緒に武術大会に出る事を了承しました。
そして武術大会で一緒に戦うのをお願いしました。

「は、はい、こちらこそよろしくお願いします、アンジュ様!」

アイリスちゃんは、手を握り返して嬉しそうにニッコリと笑いました。

私は、アイリスちゃんと一緒に出る武術大会が楽しみで仕方がありませんでした。
でもこの時の私は、この武術大会でまさかあんな事になるだなんて思ってもいなかったです。

ーTo Be Continuedー
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