18 / 386
魔王と呼ばれる女パート2(18話)
しおりを挟む
☆ヒロイン(主人公)は、悪役令嬢を攻略をする☆
注意事項
19話と同じ時間軸です。
2つの小説が1つの話になりますので2つとも読んでください。
シリアスがコミカルに変わります。
~第18話~
☆魔王と呼ばれる女パート2☆
(最初は、ロベルトの視点です)
俺は、いずれアンジュに殺されるって理解している。
だから殺される前にせめて愚かな人間どもに少しでも絶望させようと思った。
戦闘訓練所に魔族が攻め込められる様に転移の門を設置した。
俺は、満足して気持ちを落ち着かせる様に図書館に読書に向かった。
「ごきげんよう、ロベルト様。
ロベルト様も読書ですか?」
俺の後ろから誰かに話し掛けられて振り向くとアンジュが立っていた。
「ア、アンジュ……俺を殺すつもり……いや、何でもない……
読書だ。
せめてこの本を読み終わるまで待ってくれ……」
(な、何故、アンジュがこんなところにいるんだ!?
まさか俺の計画をアンジュの策略で操られていたって言うのか!?)
俺は、このままアンジュに殺されるのか聞こうとした。
でもアンジュの冷徹な笑みを見て聞いた瞬間殺されるって理解した。
俺は、せめて最後にこの小説を読んでから殺してくれってお願いをした。
「すいません、邪魔をしたみたいですね。
後日、また改めて話をさせてもらいますね」
アンジュは、薄く微笑みどす黒いオーラを纏っていた。
俺は、アンジュの魔王の笑みを見るだけで体がガタガタと震えた。
アンジュは、小説を読み終わるまで殺すのを待ってやるって意味を込めて後日、また改めて話をさせてもらいますって言ったのだと理解した。
アンジュは、俺を虫けらを見るような眼差しで見つめそのまま去って行った。
まさか俺の最後に読む小説が大罪人だとは、運命を感じた。
大罪人の小説のストーリーは、世界を憎んで悪行を働くストーリーだ。
まるで俺の人生を描いている様だった。
最後の読書を楽しもうと思い日当たりの良い席に座って小説を読み始めた。
(ここからは、魔族のリーダーのアコルの視点です)
アンジュがロベルトと話をしてから2時間後戦闘訓練所から転移してくる者がいた。
「上手く潜り込めたみたいだな。
ロベルトが上手くやってくれたか」
魔族達が隠蔽魔法を自分にかけて姿を見えなくして転移門からぞろぞろと転移してきた。
そして俺は、侵入に成功したと思い顔がニヤケた。
「『ダークサンダーー!!』」
いきなり上空から黒色の雷が落ちてくると魔族達に当たり消滅した。
「いったい何事だ!?
俺達の姿は、隠蔽魔法で見えないはずでないのかよ!?」
俺は、いきなり攻撃をされたのを見て慌てて声を出した。
「おい、あそこを見ろ!
誰かいるぞ!」
魔族達は、仲間が黒色の雷に当たって消滅をしたのを見て慌てて周りを見渡しました。
仲間の魔族が指を指した方を見るとこの前に襲撃を邪魔をした令嬢が立っていた。
「魔法の練習をするのに適していますね」
令嬢は、俺達の方に右手を向けて話した。
「何!?
俺達との戦いが魔法の練習だと!?
ふざけるな!!」
魔族の1人が令嬢に襲いかかった。
「『ブラックホール(小バージョン)』」
令嬢は、魔法を唱えると小さな黒色の玉を出して俺達向かって放った。
「そんな小さな玉がなんだ!
叩き割ってやるぜ!
ぐわーー!?
吸い込まれる!!」
令嬢に襲いかかった魔族が令嬢の出した黒色の玉を叩き割ろうとして斬ろうとした。
でも魔族が黒色の玉に近づいただけで玉に吸い込まれて魔族が消滅した。
黒色の玉が威力が収まる事なく魔族達の方に向かっていった。
「くっ、あれは、ヤバイぞ!
魔法で打ち消すぞ!
『ファイヤーアロー!!』」
「『アイスニードル!!』」
「『ロックハンマー!!』」
「『サンダーボルト!!』」
俺は、あの魔法がやばいと思いました。
だからあの魔法に魔法をぶつけるのを命令した。
魔族達は、魔法で炎の矢と氷の針と岩のハンマーと雷を黒色の玉に向かって放った。
でも全ての魔法が黒色の玉に吸い込まれた。
「くっ!?
撤退だ!!
あの黒色の玉に吸い込まれたら全滅だ!!」
俺は、あの魔法で全滅されると思い撤退を命令した。
魔族達は、慌てて転移門を使ってアジトに戻った。
「転移門は、どうだ?」
俺は、アジトに戻ると転移門が無事なのか質問した。
「駄目だ。
あの黒色の玉に転移門が吸い込まれたみたいだ」
魔族は、転移門を出そうとしてでも何も起こらなかった。
首を横に振り転移門が壊れた事を知らせた。
「くそ!!
あの女は、何者なんだよ!!」
自分達の襲撃がまた失敗に終わったのを見て悔しそうに自分の両手を握り締めた。
「まだだ、まだ機会があるはずだ!」
魔族達は、次の襲撃の機会を考えた。
こうして襲撃は、誰にも解らないうちに失敗した。
でもこれが魔族達の悪夢の始まりだと誰も思ってもいなかった。
ーTo Be Continuedー
注意事項
19話と同じ時間軸です。
2つの小説が1つの話になりますので2つとも読んでください。
シリアスがコミカルに変わります。
~第18話~
☆魔王と呼ばれる女パート2☆
(最初は、ロベルトの視点です)
俺は、いずれアンジュに殺されるって理解している。
だから殺される前にせめて愚かな人間どもに少しでも絶望させようと思った。
戦闘訓練所に魔族が攻め込められる様に転移の門を設置した。
俺は、満足して気持ちを落ち着かせる様に図書館に読書に向かった。
「ごきげんよう、ロベルト様。
ロベルト様も読書ですか?」
俺の後ろから誰かに話し掛けられて振り向くとアンジュが立っていた。
「ア、アンジュ……俺を殺すつもり……いや、何でもない……
読書だ。
せめてこの本を読み終わるまで待ってくれ……」
(な、何故、アンジュがこんなところにいるんだ!?
まさか俺の計画をアンジュの策略で操られていたって言うのか!?)
俺は、このままアンジュに殺されるのか聞こうとした。
でもアンジュの冷徹な笑みを見て聞いた瞬間殺されるって理解した。
俺は、せめて最後にこの小説を読んでから殺してくれってお願いをした。
「すいません、邪魔をしたみたいですね。
後日、また改めて話をさせてもらいますね」
アンジュは、薄く微笑みどす黒いオーラを纏っていた。
俺は、アンジュの魔王の笑みを見るだけで体がガタガタと震えた。
アンジュは、小説を読み終わるまで殺すのを待ってやるって意味を込めて後日、また改めて話をさせてもらいますって言ったのだと理解した。
アンジュは、俺を虫けらを見るような眼差しで見つめそのまま去って行った。
まさか俺の最後に読む小説が大罪人だとは、運命を感じた。
大罪人の小説のストーリーは、世界を憎んで悪行を働くストーリーだ。
まるで俺の人生を描いている様だった。
最後の読書を楽しもうと思い日当たりの良い席に座って小説を読み始めた。
(ここからは、魔族のリーダーのアコルの視点です)
アンジュがロベルトと話をしてから2時間後戦闘訓練所から転移してくる者がいた。
「上手く潜り込めたみたいだな。
ロベルトが上手くやってくれたか」
魔族達が隠蔽魔法を自分にかけて姿を見えなくして転移門からぞろぞろと転移してきた。
そして俺は、侵入に成功したと思い顔がニヤケた。
「『ダークサンダーー!!』」
いきなり上空から黒色の雷が落ちてくると魔族達に当たり消滅した。
「いったい何事だ!?
俺達の姿は、隠蔽魔法で見えないはずでないのかよ!?」
俺は、いきなり攻撃をされたのを見て慌てて声を出した。
「おい、あそこを見ろ!
誰かいるぞ!」
魔族達は、仲間が黒色の雷に当たって消滅をしたのを見て慌てて周りを見渡しました。
仲間の魔族が指を指した方を見るとこの前に襲撃を邪魔をした令嬢が立っていた。
「魔法の練習をするのに適していますね」
令嬢は、俺達の方に右手を向けて話した。
「何!?
俺達との戦いが魔法の練習だと!?
ふざけるな!!」
魔族の1人が令嬢に襲いかかった。
「『ブラックホール(小バージョン)』」
令嬢は、魔法を唱えると小さな黒色の玉を出して俺達向かって放った。
「そんな小さな玉がなんだ!
叩き割ってやるぜ!
ぐわーー!?
吸い込まれる!!」
令嬢に襲いかかった魔族が令嬢の出した黒色の玉を叩き割ろうとして斬ろうとした。
でも魔族が黒色の玉に近づいただけで玉に吸い込まれて魔族が消滅した。
黒色の玉が威力が収まる事なく魔族達の方に向かっていった。
「くっ、あれは、ヤバイぞ!
魔法で打ち消すぞ!
『ファイヤーアロー!!』」
「『アイスニードル!!』」
「『ロックハンマー!!』」
「『サンダーボルト!!』」
俺は、あの魔法がやばいと思いました。
だからあの魔法に魔法をぶつけるのを命令した。
魔族達は、魔法で炎の矢と氷の針と岩のハンマーと雷を黒色の玉に向かって放った。
でも全ての魔法が黒色の玉に吸い込まれた。
「くっ!?
撤退だ!!
あの黒色の玉に吸い込まれたら全滅だ!!」
俺は、あの魔法で全滅されると思い撤退を命令した。
魔族達は、慌てて転移門を使ってアジトに戻った。
「転移門は、どうだ?」
俺は、アジトに戻ると転移門が無事なのか質問した。
「駄目だ。
あの黒色の玉に転移門が吸い込まれたみたいだ」
魔族は、転移門を出そうとしてでも何も起こらなかった。
首を横に振り転移門が壊れた事を知らせた。
「くそ!!
あの女は、何者なんだよ!!」
自分達の襲撃がまた失敗に終わったのを見て悔しそうに自分の両手を握り締めた。
「まだだ、まだ機会があるはずだ!」
魔族達は、次の襲撃の機会を考えた。
こうして襲撃は、誰にも解らないうちに失敗した。
でもこれが魔族達の悪夢の始まりだと誰も思ってもいなかった。
ーTo Be Continuedー
12
お気に入りに追加
52
あなたにおすすめの小説

〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
【ママ友百合】ラテアートにハートをのせて
千鶴田ルト
恋愛
専業主婦の優菜は、娘の幼稚園の親子イベントで娘の友達と一緒にいた千春と出会う。
ちょっと変わったママ友不倫百合ほのぼのガールズラブ物語です。
ハッピーエンドになると思うのでご安心ください。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる