コトバがあるということ

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 僕の母は「おはようございます」「いってらっしゃい」「おかえり」「おやすみ」というコトバを毎日欠かさず言う。
物心が付いた頃から毎日きくコトバたち。それは大学生になって実家から出ても、社会人になってからもメッセージというカタチになって毎日届いていた。

 僕にとってそのコトバたちは普段、当たり前に息をするくらいに自然なもので特別に思ったことはなかった。

 母がなぜそのコトバを毎日言うのか……
 僕はその意味を知ってコトバの大切さを知った。

 当たり前にあるコトバというものが人生においてどれだけ影響をしているかということを改めて知り、一つ一つのコトバを大切にしたいと思った物語。


イラスト:ミカスケ様
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