捧げられしハルモニアと無口な王様  ~この国を救うため、私、正妃になりますっ~

 妃に選ばれるのは、夜伽のとき、王様をしゃべらせた娘――。

 貧乏な国の姫として生まれたハルモニア。

「大丈夫ですっ!
 我が国にはまだ宝があるではないですかっ!

 美しきハルモニア姫がっ!」

「は?」

 国を救うために、大国に嫁がされたハルモニア。

 だが、その大国もある意味、崩壊の危機に瀕していて――。

 仕方なく嫁いできただけだったけど、王都と我が国を守るため、私、正妃を目指しますっ!

24h.ポイント 547pt
1,297
小説 2,572 位 / 185,539件 恋愛 1,283 位 / 56,300件

処理中です...