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『特別な人』64
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「私ぃ、ここに派遣で来る前は、実はホステスしていてその頃から
店で自分の着る衣装に拘りがあってデザインに興味が沸くようになったんですよね。
ンでなんとなぁ~くだけど、ドレスのデザインしてみたいなって
思うようになって専門のスクールに入学してちまちまっと勉強してたのね。
で、そこのお店のオーナーがBarのお店を出店するってことになり、
よくよく話を聞いてみると一部屋余るので物置にでもしようかなって
いうことになっているらしく、私、突然閃いちゃったの。
間借りしてデザインした衣装を陳列させてもらえたらって。
クラブからお客様をお連れしてホステスさんたちもそのお店に
来るわけだから、彼女たちに衣装見てもらって気に入ったらレンタルなり
購入なりしてもらえば仕事になるんじゃないかって」
「へぇ~、すごい。
デザイナーの夢がそんな形で実現するなんてすごいわぁ~。
小暮さんって何か持ってる人なのね。
じゃあその時はここを辞めちゃうんだ?」
「パートに変えてもらって働ければっていうことも考えてるので
その時は上司に相談してみようかなって思ってます」
「二足の草鞋が上手くいくといいわね。
遠野さんも本が出せるといいわね。
私、ふたりのこと応援するわ。がんばっ」
「「ありがとうございます」」
「私ぃ、ここに派遣で来る前は、実はホステスしていてその頃から
店で自分の着る衣装に拘りがあってデザインに興味が沸くようになったんですよね。
ンでなんとなぁ~くだけど、ドレスのデザインしてみたいなって
思うようになって専門のスクールに入学してちまちまっと勉強してたのね。
で、そこのお店のオーナーがBarのお店を出店するってことになり、
よくよく話を聞いてみると一部屋余るので物置にでもしようかなって
いうことになっているらしく、私、突然閃いちゃったの。
間借りしてデザインした衣装を陳列させてもらえたらって。
クラブからお客様をお連れしてホステスさんたちもそのお店に
来るわけだから、彼女たちに衣装見てもらって気に入ったらレンタルなり
購入なりしてもらえば仕事になるんじゃないかって」
「へぇ~、すごい。
デザイナーの夢がそんな形で実現するなんてすごいわぁ~。
小暮さんって何か持ってる人なのね。
じゃあその時はここを辞めちゃうんだ?」
「パートに変えてもらって働ければっていうことも考えてるので
その時は上司に相談してみようかなって思ってます」
「二足の草鞋が上手くいくといいわね。
遠野さんも本が出せるといいわね。
私、ふたりのこと応援するわ。がんばっ」
「「ありがとうございます」」
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