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ショウの大学生活
嫉妬 後編②
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「なっ、あ、離してくれ!」
拘束されて動かない手や開かされた足をばたつかせながらイツキが抵抗する。
ショウはそれをものともせずにひたすらに手を動かした。
「もう少しかな」
「あっ、あっ、やだあああ」
プシャリと音を立ててイツキの前から液体が噴き出た。
イツキの上半身や顔に降り注ぎ、そこらじゅうを濡らしていく。
「くそっ」
スプラッシュによってイツキの後ろは更に収縮し、ショウはあっけなく熱を吐き出した。
「んああああ」
潮吹きの余韻が収まらないうちにナカに出されたイツキはその熱に大きく身体を震わせる。
激しい痙攣が収まるとぐったりと目を伏せてしまった。
イツキのナカからショウが肉棒を抜き出す。
後を追うようにナカから白濁の液体があふれ出てくる。
指でそれを穴に押し戻しながらイツキの顔を見る。
どうやら意識を失ってしまったようだ。
「はぁ」
ショウはイツキの両手の拘束を外す。
まさかイツキがショウに嫉妬してくれていたとは。
そのことを思い出すとなぜか赤面してしまう。
イツキはいつもいい大人に囲まれているため、ショウばかり嫉妬していると思い込んでいたのだ。
「俺なんて母さんにいっつも嫉妬してるよ…」
ショウは呟きながらイツキの頭を撫でる。
「それ、本当か?」
イツキがゆっくりと目を開けた。
「なっ、起きてたのかよ」
ショウは慌ててイツキの身体から一歩離れた。
「ん、ちょっとだけ飛んでた」
イツキはショウに手招きをした。
招かれるままにイツキに近づくと両手が背中に回った。
イツキの肩にショウの顔が埋まる。
髪の毛が顔に触れて少しだけくすぐったい気持ちになった。
「母さんに嫉妬してるんだって?」
「…うん」
「はは、嫉妬しなくてもいいのに」
「だって母さんのこと好きだから再婚したんだろ?」
今まで怖くて聞けなかった、一番のショウの心のしこりだった。
「まぁきっかけはそうだけど、今はショウが一番だよ」
「それ、いいのか?」
ショウはクスクスと思わず笑った。
「いいよ、きっと。それが俺たちの家族の形だろ」
「家族の形か…」
イツキはあくびを一つこぼす。
「もう一回したいんだけど…」
ショウは身体を起こした。
「んー、さっきちょっと無理させられたから今日はこれでおしまい」
潮吹きのことだろうか。
「ちぇ」
ショウはタオルで自分とイツキの身体を拭うとイツキの隣に寝転んだ。
イツキの腕がショウに回される。
ショウもイツキの身体に腕をまわして抱きとめた。
二人の心音だけが静寂の中に響く。
やがて二人とも夢の世界へと誘われるのだった。
拘束されて動かない手や開かされた足をばたつかせながらイツキが抵抗する。
ショウはそれをものともせずにひたすらに手を動かした。
「もう少しかな」
「あっ、あっ、やだあああ」
プシャリと音を立ててイツキの前から液体が噴き出た。
イツキの上半身や顔に降り注ぎ、そこらじゅうを濡らしていく。
「くそっ」
スプラッシュによってイツキの後ろは更に収縮し、ショウはあっけなく熱を吐き出した。
「んああああ」
潮吹きの余韻が収まらないうちにナカに出されたイツキはその熱に大きく身体を震わせる。
激しい痙攣が収まるとぐったりと目を伏せてしまった。
イツキのナカからショウが肉棒を抜き出す。
後を追うようにナカから白濁の液体があふれ出てくる。
指でそれを穴に押し戻しながらイツキの顔を見る。
どうやら意識を失ってしまったようだ。
「はぁ」
ショウはイツキの両手の拘束を外す。
まさかイツキがショウに嫉妬してくれていたとは。
そのことを思い出すとなぜか赤面してしまう。
イツキはいつもいい大人に囲まれているため、ショウばかり嫉妬していると思い込んでいたのだ。
「俺なんて母さんにいっつも嫉妬してるよ…」
ショウは呟きながらイツキの頭を撫でる。
「それ、本当か?」
イツキがゆっくりと目を開けた。
「なっ、起きてたのかよ」
ショウは慌ててイツキの身体から一歩離れた。
「ん、ちょっとだけ飛んでた」
イツキはショウに手招きをした。
招かれるままにイツキに近づくと両手が背中に回った。
イツキの肩にショウの顔が埋まる。
髪の毛が顔に触れて少しだけくすぐったい気持ちになった。
「母さんに嫉妬してるんだって?」
「…うん」
「はは、嫉妬しなくてもいいのに」
「だって母さんのこと好きだから再婚したんだろ?」
今まで怖くて聞けなかった、一番のショウの心のしこりだった。
「まぁきっかけはそうだけど、今はショウが一番だよ」
「それ、いいのか?」
ショウはクスクスと思わず笑った。
「いいよ、きっと。それが俺たちの家族の形だろ」
「家族の形か…」
イツキはあくびを一つこぼす。
「もう一回したいんだけど…」
ショウは身体を起こした。
「んー、さっきちょっと無理させられたから今日はこれでおしまい」
潮吹きのことだろうか。
「ちぇ」
ショウはタオルで自分とイツキの身体を拭うとイツキの隣に寝転んだ。
イツキの腕がショウに回される。
ショウもイツキの身体に腕をまわして抱きとめた。
二人の心音だけが静寂の中に響く。
やがて二人とも夢の世界へと誘われるのだった。
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