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第1章 迷いの森
013 元勇者と神殿騎士の女 中編
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今日はここまでだな。
運がいいことに洞窟が見つかったのだ。
6人で入っても広々と使えるほどだ。
やはり少々⋯ではないな、臭かったので綺麗にしておく。
もちろん虫もいたし魔物もいた。
みんな揃ってサヨナラだ。
「今日はここで野営にしよう。中は安全だろう。魔物も一掃しておいたからな。奥まで見てきたが、そこまで深くなかった。」
今日もたくさん歩いたが、なかなか森を抜けることができない。
私達はこのまま森から出れないのではないか、そんな気にさせられてしまう。
しかしそれならそれでもいい。
あのお方と一生共に居れるのならば⋯
あのお方を見れば野営の準備をされている。
私も野営は慣れている、何か手伝いたい。
しかしあのお方は全てサッと1人でこなしてしまうのだ。
どこからともなく物を取り出す魔法。
あんな魔法存在するのだな。
そして料理だ。
美味しすぎるのだ。
こんなにも美味しい物を野営で食べられるなどあっていいのだろうか。
「洞窟内では焚き火はやめた方がいいからな。入口で料理を作ってくる。もし洞窟内で魔物が出ないとは限らない。ハーリルにこの剣を渡しておく。何かあればこれでみんなを守ってくれ。」
俺の見てない所なら存分に剣を振るってくれて構わないからな。
「わかりました。お借りします。」
手を伸ばそうとしたので、それを制す。
「え?」
手を伸ばそうとしたのを寸前で掴まれた。
どうして?
「見える。やめておけ。」
小声で言われ、私は顔を赤くした。
また私は⋯
「お湯も置いておくから、各自使ってくれ。では少し離れるからな。」
あのお方は洞窟の入口から出ていってしまった。
姿が見えなくなり心細くなる。
しかし私がしっかりしなければ、もしもの時にみんなを守れない。
何よりあのお方に任されたのだ。
こんなにも誇らしいことはない。
任務だ、これは任務なのだ。
神殿騎士として、神殿騎士団長として任務を全うするのだ。
ふう、危ない。
これ以上俺の視覚を刺激するのはやめてもらいたいもんだ。
さてと、今日はどんなスープにするか。
間違っても変なキノコは混入させない。絶対にだ。
もう1品は昨日は肉だったしな、魚にするか。
焚き火の周りに串を刺した魚を並べていく。
塩焼きの魚は美味いんだ。
育ちのいい女も何人かいるが、こういう時くらいかぶりついてもらおうじゃないか。
あのお方は美味しい料理を作っているのだろう。
私達はマントを脱ぎ、身体を拭いていく。
私以外の女はみんなスタイルがいい。
タイプは違うが、全員男が喜びそうなスタイルだ。
あのお方もそうなのだろうか⋯
見渡すが、私が1番貧相な身体をしているように思える。
鍛えすぎたからなのだろうか。
男は胸が好きと聞いたことがある。
胸⋯膨らみこそあるが⋯
エルフの女より私のは⋯
私が1番引き締まっている。それでいいのだ!
そう思わねば悲しくなるではないか⋯
入口の方から声が聞こえた。
「おーい、食事が出来そうだから、用意が出来たものから来ていいからな。」
良かった。
裸で出てくるとかあったらどうしようかと思ったが⋯
ちゃんとマントを羽織ってくれているな。
「食事前に仕上げをしよう。」
俺は女達にクリーンの魔法をかける。
「今日は魚だ。こんな風に食べたことないやつもいるだろうが、今は行儀が悪くても我慢して食べてみてくれ。絶対に美味しいからな。」
この魚は海で俺が過去に釣ったやつだ。
俺の収納は時間停止機能があるからこういうことも可能になっている。
みんな美味しそうに食べてるな。
リーシャは恐る恐るだが食べてるようだ。
美味しかったのだろう、食べるペースがあがる。
でもやはり違うな他の女達と。
同じようにかぶりついているが、1人だけ別次元の美しさだ。
ふとエルフの女と目が合った。
かぶりつくその顔が昨夜のことをフラッシュバックさせる。
エルフも気がついたんだろう。
咥えたまま俺を数秒見つめてきた。
『また下さい。』
焼き魚から口を離し、口だけを動かして伝えてきた。
他の女達に気づかれぬように。
エルフの女とあのお方が見つめあっている⋯?
昨夜に何かあったのだろうか。
やはり眠るべきではなかった。
今夜こそはあのお方ともっと⋯
やっぱり食事を一緒にするのはやめるか⋯
見えるんだ、チラチラと。
リーシャとエルフの女の身体が見えるのが本当にまずい。
そうか。
横を見れば⋯
そう思い、隣にいるハーリルを見る。
なぜかハーリルも俺を見ていた。
ハーリルは驚いたのか焼き魚を落としてしまう。
「あつっ!」
まだ熱々の焼き魚が、マントから出ていた太ももに落ちた。
私は熱さに驚きマントがはだけてしまう。
「火傷してないか?」
すぐさまあのお方が私の落ちた焼き魚を取り除いてくれた。
「今治すからな。ヒーリング。」
そして瞬時に回復魔法で治してくれたのだ。
「よし、火傷の跡もないな。」
無意識に太ももを撫でてしまう。
少し視線をずらすと、量は多くないが色素の薄い毛が生えているのが見えた。
綺麗な脚から除くソコはあまりにも扇情的で、目に毒だった。
見入ってしまいそうになるのを堪え、マントを正した。
「あ、あり、ありがとう⋯ございます。」
み、見られた。
あのお方に私の⋯恥ずかしい⋯見られ⋯
それに撫でられた⋯太ももを⋯
火傷は治ったはずなのに熱かった。
それ以降食事に集中出来ず、美味しいはずのあのお方の料理を味わうことが出来なかった。
綺麗な脚だった。
そして魅惑的な⋯ダメだダメだ。
何人に手を出すつもりだ。
この女達はそういう相手ではないんだ。
助けた女に手を出すなんて⋯
昨夜はキノコのせいとしても、今日からはダメだ。
⋯今日は何回1人でするんだろうか。
食事を終えたので俺は少し休ませて貰うことにした。
なんでだろうか⋯異様に疲れるな。
1人でやりすぎた弊害だろうか。
女達を洞窟の中へと行かせ、俺は入口付近で休むことにした。
一緒に居たら耐えられる自信がない。
求められることは⋯エルフなら有り得そうだ⋯
あのお方は疲れているのだろう。
私はあのお方のために何をしてあげられるのか⋯
「少し話したいことがあるので離れます。」
私は女達にそう伝え、あのお方の元へと向かった。
もう眠っているのだろうか。
そうであればすぐに戻ろう。
疲れているが眠れなそうだ。
このくらいならまだまだ眠らなくても大丈夫だが⋯
ん?誰か中から近づいてくるな。
「失礼します、寝ておられますか?」
この声は⋯ハーリルか。
「いや、起きてるぞ。どうした?何か問題が起きたか?」
焦ってる様子はないから大丈夫と思いながらも問いかけた。
「少しお話をと思いまして⋯ご迷惑だったでしょうか。」
迷惑に決まっているのに⋯私は何をしに来たのだ。
「話?もちろんいいぞ。向こうでみんなと仲良くなれなかったのか?」
イタズラな笑顔で私に笑いかけた。
「な、そそそそ、そんなわけではありません!」
こんな少年のような顔もされるのだな⋯
なんてかわいらしいのだろうか⋯
聞きたいことなど山ほどありすぎて、何から話せばいいのだろう。
「どうした?また俺に剣でも~なんて言うんじゃないだろうな?」
おっと、今のは野暮だったか。
もっと黙ってしまったな。
しまったなぁ。
でも⋯本当にハーリルも綺麗だった。
なんなんだろうか。
5人が5人ともタイプが違うのに⋯美人するぎるのだ。
「はう、その、ええっと⋯」
あああ、思い出すんじゃない。
見られたことも、触れられたことも、1人でしたことも⋯
こんな破廉恥な思考では祖国に帰れない⋯
「すまん、変な話をしてしまったな。」
からかい過ぎだか。
俺は手を伸ばし頭を撫でてやる。
そっと優しく包むように⋯綺麗な髪だ。
指を毛先まで掴むように滑らせる。
「は、はえ?」
なで、なでなで、撫で、撫でられ?
また触れられた。
こんなこと一切なかったのに。
私はもう19歳だ。
それなのに⋯こんなことすらしたことなかったのだ。
私は何も考えられなくなり、走って洞窟の奥へ戻ったのだった。
運がいいことに洞窟が見つかったのだ。
6人で入っても広々と使えるほどだ。
やはり少々⋯ではないな、臭かったので綺麗にしておく。
もちろん虫もいたし魔物もいた。
みんな揃ってサヨナラだ。
「今日はここで野営にしよう。中は安全だろう。魔物も一掃しておいたからな。奥まで見てきたが、そこまで深くなかった。」
今日もたくさん歩いたが、なかなか森を抜けることができない。
私達はこのまま森から出れないのではないか、そんな気にさせられてしまう。
しかしそれならそれでもいい。
あのお方と一生共に居れるのならば⋯
あのお方を見れば野営の準備をされている。
私も野営は慣れている、何か手伝いたい。
しかしあのお方は全てサッと1人でこなしてしまうのだ。
どこからともなく物を取り出す魔法。
あんな魔法存在するのだな。
そして料理だ。
美味しすぎるのだ。
こんなにも美味しい物を野営で食べられるなどあっていいのだろうか。
「洞窟内では焚き火はやめた方がいいからな。入口で料理を作ってくる。もし洞窟内で魔物が出ないとは限らない。ハーリルにこの剣を渡しておく。何かあればこれでみんなを守ってくれ。」
俺の見てない所なら存分に剣を振るってくれて構わないからな。
「わかりました。お借りします。」
手を伸ばそうとしたので、それを制す。
「え?」
手を伸ばそうとしたのを寸前で掴まれた。
どうして?
「見える。やめておけ。」
小声で言われ、私は顔を赤くした。
また私は⋯
「お湯も置いておくから、各自使ってくれ。では少し離れるからな。」
あのお方は洞窟の入口から出ていってしまった。
姿が見えなくなり心細くなる。
しかし私がしっかりしなければ、もしもの時にみんなを守れない。
何よりあのお方に任されたのだ。
こんなにも誇らしいことはない。
任務だ、これは任務なのだ。
神殿騎士として、神殿騎士団長として任務を全うするのだ。
ふう、危ない。
これ以上俺の視覚を刺激するのはやめてもらいたいもんだ。
さてと、今日はどんなスープにするか。
間違っても変なキノコは混入させない。絶対にだ。
もう1品は昨日は肉だったしな、魚にするか。
焚き火の周りに串を刺した魚を並べていく。
塩焼きの魚は美味いんだ。
育ちのいい女も何人かいるが、こういう時くらいかぶりついてもらおうじゃないか。
あのお方は美味しい料理を作っているのだろう。
私達はマントを脱ぎ、身体を拭いていく。
私以外の女はみんなスタイルがいい。
タイプは違うが、全員男が喜びそうなスタイルだ。
あのお方もそうなのだろうか⋯
見渡すが、私が1番貧相な身体をしているように思える。
鍛えすぎたからなのだろうか。
男は胸が好きと聞いたことがある。
胸⋯膨らみこそあるが⋯
エルフの女より私のは⋯
私が1番引き締まっている。それでいいのだ!
そう思わねば悲しくなるではないか⋯
入口の方から声が聞こえた。
「おーい、食事が出来そうだから、用意が出来たものから来ていいからな。」
良かった。
裸で出てくるとかあったらどうしようかと思ったが⋯
ちゃんとマントを羽織ってくれているな。
「食事前に仕上げをしよう。」
俺は女達にクリーンの魔法をかける。
「今日は魚だ。こんな風に食べたことないやつもいるだろうが、今は行儀が悪くても我慢して食べてみてくれ。絶対に美味しいからな。」
この魚は海で俺が過去に釣ったやつだ。
俺の収納は時間停止機能があるからこういうことも可能になっている。
みんな美味しそうに食べてるな。
リーシャは恐る恐るだが食べてるようだ。
美味しかったのだろう、食べるペースがあがる。
でもやはり違うな他の女達と。
同じようにかぶりついているが、1人だけ別次元の美しさだ。
ふとエルフの女と目が合った。
かぶりつくその顔が昨夜のことをフラッシュバックさせる。
エルフも気がついたんだろう。
咥えたまま俺を数秒見つめてきた。
『また下さい。』
焼き魚から口を離し、口だけを動かして伝えてきた。
他の女達に気づかれぬように。
エルフの女とあのお方が見つめあっている⋯?
昨夜に何かあったのだろうか。
やはり眠るべきではなかった。
今夜こそはあのお方ともっと⋯
やっぱり食事を一緒にするのはやめるか⋯
見えるんだ、チラチラと。
リーシャとエルフの女の身体が見えるのが本当にまずい。
そうか。
横を見れば⋯
そう思い、隣にいるハーリルを見る。
なぜかハーリルも俺を見ていた。
ハーリルは驚いたのか焼き魚を落としてしまう。
「あつっ!」
まだ熱々の焼き魚が、マントから出ていた太ももに落ちた。
私は熱さに驚きマントがはだけてしまう。
「火傷してないか?」
すぐさまあのお方が私の落ちた焼き魚を取り除いてくれた。
「今治すからな。ヒーリング。」
そして瞬時に回復魔法で治してくれたのだ。
「よし、火傷の跡もないな。」
無意識に太ももを撫でてしまう。
少し視線をずらすと、量は多くないが色素の薄い毛が生えているのが見えた。
綺麗な脚から除くソコはあまりにも扇情的で、目に毒だった。
見入ってしまいそうになるのを堪え、マントを正した。
「あ、あり、ありがとう⋯ございます。」
み、見られた。
あのお方に私の⋯恥ずかしい⋯見られ⋯
それに撫でられた⋯太ももを⋯
火傷は治ったはずなのに熱かった。
それ以降食事に集中出来ず、美味しいはずのあのお方の料理を味わうことが出来なかった。
綺麗な脚だった。
そして魅惑的な⋯ダメだダメだ。
何人に手を出すつもりだ。
この女達はそういう相手ではないんだ。
助けた女に手を出すなんて⋯
昨夜はキノコのせいとしても、今日からはダメだ。
⋯今日は何回1人でするんだろうか。
食事を終えたので俺は少し休ませて貰うことにした。
なんでだろうか⋯異様に疲れるな。
1人でやりすぎた弊害だろうか。
女達を洞窟の中へと行かせ、俺は入口付近で休むことにした。
一緒に居たら耐えられる自信がない。
求められることは⋯エルフなら有り得そうだ⋯
あのお方は疲れているのだろう。
私はあのお方のために何をしてあげられるのか⋯
「少し話したいことがあるので離れます。」
私は女達にそう伝え、あのお方の元へと向かった。
もう眠っているのだろうか。
そうであればすぐに戻ろう。
疲れているが眠れなそうだ。
このくらいならまだまだ眠らなくても大丈夫だが⋯
ん?誰か中から近づいてくるな。
「失礼します、寝ておられますか?」
この声は⋯ハーリルか。
「いや、起きてるぞ。どうした?何か問題が起きたか?」
焦ってる様子はないから大丈夫と思いながらも問いかけた。
「少しお話をと思いまして⋯ご迷惑だったでしょうか。」
迷惑に決まっているのに⋯私は何をしに来たのだ。
「話?もちろんいいぞ。向こうでみんなと仲良くなれなかったのか?」
イタズラな笑顔で私に笑いかけた。
「な、そそそそ、そんなわけではありません!」
こんな少年のような顔もされるのだな⋯
なんてかわいらしいのだろうか⋯
聞きたいことなど山ほどありすぎて、何から話せばいいのだろう。
「どうした?また俺に剣でも~なんて言うんじゃないだろうな?」
おっと、今のは野暮だったか。
もっと黙ってしまったな。
しまったなぁ。
でも⋯本当にハーリルも綺麗だった。
なんなんだろうか。
5人が5人ともタイプが違うのに⋯美人するぎるのだ。
「はう、その、ええっと⋯」
あああ、思い出すんじゃない。
見られたことも、触れられたことも、1人でしたことも⋯
こんな破廉恥な思考では祖国に帰れない⋯
「すまん、変な話をしてしまったな。」
からかい過ぎだか。
俺は手を伸ばし頭を撫でてやる。
そっと優しく包むように⋯綺麗な髪だ。
指を毛先まで掴むように滑らせる。
「は、はえ?」
なで、なでなで、撫で、撫でられ?
また触れられた。
こんなこと一切なかったのに。
私はもう19歳だ。
それなのに⋯こんなことすらしたことなかったのだ。
私は何も考えられなくなり、走って洞窟の奥へ戻ったのだった。
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