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第2章

一目惚れされたのは誰?

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生誕パレードから一夜明けても王都はまだまだ祝福モード。

ヒルダのドレスをデザインしたデザイナーの工房はドレスの予約が殺到し、1年待ちでもよい!

その間に婚約してみせる!と願掛けをするご令嬢も…

◇◇◇◇◇

今日は公務がお休みでのんびりしているラハルト様からお願いが…

何でも夜会でマリッサに一目惚れした殿方がいて、マリッサとデートしたいらしく主である私に先に伺いを立ててきたようなのです。

「ラハルト様もご存知のように、マリッサはかなり年上の殿方が好みですのよ。

最近では、図書館に来る文官の中に素敵なインテリ眼鏡様がいる!とウキウキしているんですよ?

私から伝えますがデートするかどうか…」

「やはり…マリッサは年上のイケオジ様がいいんだよな?

マリッサに一目惚れしたのは、私の従兄でな。

断れなくてな…

ラレーヌの兄なのだよ。

1度だけでもデートしてもらえないものかな?」

神王からの依頼?をマリッサは断るのか?

次回に続く!
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