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最終章 決意のF級冒険者
第78話 ウィルとアーサー
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両腕と右肩に巨大な魔剣の重圧がのし掛かる。気が付いた瞬間には神龍剣を握って、エミリアの前に移動していた。自分でもアーサーの魔剣を受け止められるとは思っていなかった。
「ぐっ…ぐっ…」
とんでもない力だ。本気でエミリアを攻撃したんだ。
「そうだ、それが行使力の力だ。だが、私の剣を受け止めた余韻に浸っている暇はないぞ」
腕と肩にのし掛かっていた重圧が消えた。次の攻撃が来る。アーサーの左足が僅かに動いた気がした。その瞬間にエミリアの腰に左手を回して、大きく後ろに飛び退いた。
「がはっ…‼︎」
後ろに飛び退いたはずなのに、腰への強い衝撃と共に真横に吹き飛ばされた。必死にエミリアを庇うように抱き締めると、漆黒の床を跳ねるように転がって行く。
「ごほぉ…ごほぉ…」
呼吸が苦しい。
「邪魔をするな。殺したいのは女の方だけだ」
あいつが近づいて来る。早く立ち上がらないとエミリアが殺される。でも、僕の力じゃ勝てない。
「神龍、早くアーサーの時間を停止するんだ! あいつは狂っている!」
右手に握っている神龍剣に頼んだ。それなのに僕の願いはアッサリと拒否されてしまう。
『何故だ? 元々、その女は死んでいたようなものだ。死体に戻して何が悪い。それが本当に嫌なら、戦って倒せばいいだけだろう?』
「巫山戯ている場合じゃない! 早く、あいつから束縛の鎖を取ればいいだけじゃないか! もういい、僕がやる!」
神龍がやらないのなら、自分でやるしかない。そう思って、魔法を解除しようとした。けれども、何度やっても魔法は解除出来ない。
『どうした? 早く解除しなくていいのか?』
「くそ‼︎」
僕が魔法を解除出来ないように神龍が妨害している。怒り任せに神龍剣を地面に叩きつけようとした。けれども、それは思い留まるしかない。魔剣と互角に斬りあえるのは神龍剣しかない。
『我を手放して戦うほど、愚かではないようだ。さあ、その女を守りたいのなら、アーサーを倒すしかないぞ』
「ウィル様、私の事は気にしないで逃げてください。私なら大丈夫ですから」
フラフラしながらもエミリアは立ち上がった。今のエミリアに戦う力は無い。歩くのも困難な状態だ。そんな彼女に守られるなんて男じゃない。
「駄目だ。あいつはエミリアが勝てるような相手じゃない。それにもう二度とエミリアがあんな目に遭うのは嫌なんだ」
神龍剣をしっかりと握り直すと、アーサーの魔剣を受け止めた瞬間を思い出す。本来の僕の素早さなら間に合わなかった。それに受け止める事が出来たとしても、力が足りずに身体が真っ二つに斬り裂かれていた。あの時の僕はステータス以上の力を発揮していたんだ。
右腕を天に向けると、静かに祈る。そして、聖なる光の柱をアーサーの頭上に振り落とした。
『ハァッ‼︎』
滝のような轟音が漆黒の空間を震わせる。高魔力の光の洪水が魔人に直撃したはずだ。それでも、神眼の指輪は光の中を進む魔人をハッキリと捉えていた。
「私の中の穢れをこの程度で消せると思ったのか?」
不死者ならば聖なる光に弱いと思ったけど、そこまでの効果はないようだ。何百発撃っても、足止めにもならない。
「思わないさ。エミリアを殺したいのなら、まずは僕から殺してみろ」
「安い挑発だ。殺すのはあの女からだ。さあ、防がなければ、女が傷付くぞ」
アーサーの魔剣の剣先は、僕ではなく背後のエミリアに向けられている。魔法を使うつもりだ。神眼の指輪が闇、槍、発射と次々と情報を見せてくれる。彼がこれからやる事を理解すると、僕は神龍剣の刀身に重力圧縮の魔法をかけた。
やらせない!
『ハァッ‼︎』
魔剣から放たれた闇の槍を、重力を込めた刀身を振り下ろして叩き落とす。一発で終わるはずがない。アーサーには攻撃力では絶対に勝てない。唯一互角の勝負が可能なのは魔力だけしかない。
攻撃の間隔を空けて放たれる闇の槍を僕は何とか破壊し続ける。彼が遊んでいるのは分かっている。素早さの高い彼ならば移動しながらも、正確にエミリアを狙って魔法を放つ事が出来るからだ。
「やはりこの程度か。さっきの動きを見て、もしやと思ったが、まぐれだったか。もういい」
消えた⁉︎
「きゃあ‼︎」
悲鳴を聞いて背後を急いで振り返ると、エミリアが左足を魔剣に貫かれていた。
「次は右足だ」
「やめ…」
僕の言葉が届く前に何の躊躇いもなく、魔剣がエミリアの右足を貫いた。
「あゔっ…‼︎」
間に合わなかった。エミリアは両足を貫かれて倒れた。大量の血が両足から流れ出している。急いで回復しないと死んでしまう。
「やめろ‼︎」
一気に走ると跳躍して、アーサーの首目掛けて必殺の魔人斬りを薙ぎ払った。攻撃力は6000以上、魔人の物理耐性3000を超えている。当たれば傷ぐらいは付けられるはずだ。
けれども、両腕から薙ぎ払われた渾身の一撃は、右手に握られた魔剣に軽々と受け止められてしまった。
「遅い上に軽い。最後のチャンスだ。次は女の首を刎ねる。三分以内に私を殺してみろ」
「ぐっ…くぅっ…」
ビクッともしない。こっちは両手を使っているのに、この力の差はないだろう。
気持ちをすぐに切り替える。力比べで勝てないなら技で勝つしかない。刀身に新しい噛み付く斬撃、神龍牙を纏わせる。赤と白の格子柄の斬撃を飛ばさず、刀身に維持したまま魔剣に叩きつけた。
「くだらん…」
けれども、魔人は斬撃に噛み付かれる前に、魔剣を勢いよく地面に振り下ろして、格子の斬撃を地面に叩き落とした。
駄目だ。至近距離からの小細工も通用しない。考えろ、考えろ。絶対に勝てない強者に勝つ方法を。頭を高速で回転させて勝利への道を導き出そうとする。
勝てない。
答えは直ぐに出た。身体能力、戦闘技術、戦闘回数、どれ一つとっても僕が勝てる点はない。目の前の圧倒的な強者に対して、僕はあまりにも弱過ぎる。
「時間切れだ。お前が悪い訳じゃない。成れない者は成れないだけだ」
目の前からアーサーが消えた。急いで倒れているエミリアの方を振り向くが、既に魔剣が振り下ろされた後だった。
「嫌だ…嫌だ!」
夥しい血がエミリアの首があった場所から噴き出し、地面に小さな血の水溜りが出来ようとしている。
「神龍、外に出せ。ここにはもう用は無い」
『そうだな。やはり最愛の者を一人殺した程度では覚醒はしないか。時間をかければ可能性はあったと思ったのだがな』
やめろ…何も話すな。息もするな。お前達はただ黙っていろ。直ぐに殺してやる。
『ヴァッ‼︎』
一瞬でアーサーの首を刎ねて殺す。それだけだ。それだけに意識を凝縮して剣を薙ぎ払う。彼が反応出来ない程の速さで、彼が受け止める事が出来ない力で一瞬で殺してやる。
殺意を凝縮させた一撃が両手に握られた魔剣に受け止められた。
「良いぞ。さっきよりは良い。神龍、あと三分だけ待て」
『分かった』
「その必要はない‼︎ 直ぐに二人とも殺してやる‼︎」
全身を流れる血液が冷たい炭酸水のようにパチパチと弾け続けていく。自分の中に起き続けている変化はどうでもいい。今は溢れ続ける無限の殺意を目の前の魔人に打つけるだけだ。
『ハァッ‼︎ ヴァッ‼︎』
刀身に重力圧縮を込めて、魔人に向かって剣を突き出し、振り下ろす。腕、足、どこでもいい。エミリアが味わった苦痛を教えてやる。
「はぁ…この程度で成長が止まるか。殺意が足りないな」
ため息は吐くと魔人が動いた。速いけど見える。魔人は僕ではなく、またエミリアを狙った。魔剣を振り上げ、彼女の右腕に振り下ろした。
「もう死んでいるんだぞ! 何してんだよ!」
一瞬で魔人の前に移動すると、その心臓を真っ二つにする為に、剣を右から左に薙ぎ払う。けれども、魔剣を真っ直ぐに縦に構えて受け止められてしまった。
「ぐっ…ふっふ、効果はあるようだ。次はその大きな胸でも斬り落とすとするか」
「やらせない!」
これ以上、エミリアには指一本も触れさせない。エミリアに薙ぎ払われた魔剣の重い一撃を受け止める。もう誰にも彼女を傷つけさせない。
「アーサー‼︎ 死ね‼︎」
全力で振り下ろした剣がアーサーの頭部に直撃した。けれども、ビクッともしない。
「何でだ、何で邪魔をした‼︎」
両手に握る神龍剣に問い掛ける。アーサーは時間停止の魔法にかかっている。僕の剣は絶対に斬れない硬い身体に変化した、魔人の頭部に直撃しただけだ。
『もういい。神が随分とお待ちだ。お前達二人は十分に資格がある。神も喜ばれるだろう』
神龍がそう言うと、真っ黒な無限収納袋の世界が一瞬で真っ白な世界へと変化した。僕はまた、あの真っ白な神創世界に無理矢理連れて来られたんだ。そして、そこには既にアシュリーと若い男が一人、若い女が二人立っていた。
「ぐっ…ぐっ…」
とんでもない力だ。本気でエミリアを攻撃したんだ。
「そうだ、それが行使力の力だ。だが、私の剣を受け止めた余韻に浸っている暇はないぞ」
腕と肩にのし掛かっていた重圧が消えた。次の攻撃が来る。アーサーの左足が僅かに動いた気がした。その瞬間にエミリアの腰に左手を回して、大きく後ろに飛び退いた。
「がはっ…‼︎」
後ろに飛び退いたはずなのに、腰への強い衝撃と共に真横に吹き飛ばされた。必死にエミリアを庇うように抱き締めると、漆黒の床を跳ねるように転がって行く。
「ごほぉ…ごほぉ…」
呼吸が苦しい。
「邪魔をするな。殺したいのは女の方だけだ」
あいつが近づいて来る。早く立ち上がらないとエミリアが殺される。でも、僕の力じゃ勝てない。
「神龍、早くアーサーの時間を停止するんだ! あいつは狂っている!」
右手に握っている神龍剣に頼んだ。それなのに僕の願いはアッサリと拒否されてしまう。
『何故だ? 元々、その女は死んでいたようなものだ。死体に戻して何が悪い。それが本当に嫌なら、戦って倒せばいいだけだろう?』
「巫山戯ている場合じゃない! 早く、あいつから束縛の鎖を取ればいいだけじゃないか! もういい、僕がやる!」
神龍がやらないのなら、自分でやるしかない。そう思って、魔法を解除しようとした。けれども、何度やっても魔法は解除出来ない。
『どうした? 早く解除しなくていいのか?』
「くそ‼︎」
僕が魔法を解除出来ないように神龍が妨害している。怒り任せに神龍剣を地面に叩きつけようとした。けれども、それは思い留まるしかない。魔剣と互角に斬りあえるのは神龍剣しかない。
『我を手放して戦うほど、愚かではないようだ。さあ、その女を守りたいのなら、アーサーを倒すしかないぞ』
「ウィル様、私の事は気にしないで逃げてください。私なら大丈夫ですから」
フラフラしながらもエミリアは立ち上がった。今のエミリアに戦う力は無い。歩くのも困難な状態だ。そんな彼女に守られるなんて男じゃない。
「駄目だ。あいつはエミリアが勝てるような相手じゃない。それにもう二度とエミリアがあんな目に遭うのは嫌なんだ」
神龍剣をしっかりと握り直すと、アーサーの魔剣を受け止めた瞬間を思い出す。本来の僕の素早さなら間に合わなかった。それに受け止める事が出来たとしても、力が足りずに身体が真っ二つに斬り裂かれていた。あの時の僕はステータス以上の力を発揮していたんだ。
右腕を天に向けると、静かに祈る。そして、聖なる光の柱をアーサーの頭上に振り落とした。
『ハァッ‼︎』
滝のような轟音が漆黒の空間を震わせる。高魔力の光の洪水が魔人に直撃したはずだ。それでも、神眼の指輪は光の中を進む魔人をハッキリと捉えていた。
「私の中の穢れをこの程度で消せると思ったのか?」
不死者ならば聖なる光に弱いと思ったけど、そこまでの効果はないようだ。何百発撃っても、足止めにもならない。
「思わないさ。エミリアを殺したいのなら、まずは僕から殺してみろ」
「安い挑発だ。殺すのはあの女からだ。さあ、防がなければ、女が傷付くぞ」
アーサーの魔剣の剣先は、僕ではなく背後のエミリアに向けられている。魔法を使うつもりだ。神眼の指輪が闇、槍、発射と次々と情報を見せてくれる。彼がこれからやる事を理解すると、僕は神龍剣の刀身に重力圧縮の魔法をかけた。
やらせない!
『ハァッ‼︎』
魔剣から放たれた闇の槍を、重力を込めた刀身を振り下ろして叩き落とす。一発で終わるはずがない。アーサーには攻撃力では絶対に勝てない。唯一互角の勝負が可能なのは魔力だけしかない。
攻撃の間隔を空けて放たれる闇の槍を僕は何とか破壊し続ける。彼が遊んでいるのは分かっている。素早さの高い彼ならば移動しながらも、正確にエミリアを狙って魔法を放つ事が出来るからだ。
「やはりこの程度か。さっきの動きを見て、もしやと思ったが、まぐれだったか。もういい」
消えた⁉︎
「きゃあ‼︎」
悲鳴を聞いて背後を急いで振り返ると、エミリアが左足を魔剣に貫かれていた。
「次は右足だ」
「やめ…」
僕の言葉が届く前に何の躊躇いもなく、魔剣がエミリアの右足を貫いた。
「あゔっ…‼︎」
間に合わなかった。エミリアは両足を貫かれて倒れた。大量の血が両足から流れ出している。急いで回復しないと死んでしまう。
「やめろ‼︎」
一気に走ると跳躍して、アーサーの首目掛けて必殺の魔人斬りを薙ぎ払った。攻撃力は6000以上、魔人の物理耐性3000を超えている。当たれば傷ぐらいは付けられるはずだ。
けれども、両腕から薙ぎ払われた渾身の一撃は、右手に握られた魔剣に軽々と受け止められてしまった。
「遅い上に軽い。最後のチャンスだ。次は女の首を刎ねる。三分以内に私を殺してみろ」
「ぐっ…くぅっ…」
ビクッともしない。こっちは両手を使っているのに、この力の差はないだろう。
気持ちをすぐに切り替える。力比べで勝てないなら技で勝つしかない。刀身に新しい噛み付く斬撃、神龍牙を纏わせる。赤と白の格子柄の斬撃を飛ばさず、刀身に維持したまま魔剣に叩きつけた。
「くだらん…」
けれども、魔人は斬撃に噛み付かれる前に、魔剣を勢いよく地面に振り下ろして、格子の斬撃を地面に叩き落とした。
駄目だ。至近距離からの小細工も通用しない。考えろ、考えろ。絶対に勝てない強者に勝つ方法を。頭を高速で回転させて勝利への道を導き出そうとする。
勝てない。
答えは直ぐに出た。身体能力、戦闘技術、戦闘回数、どれ一つとっても僕が勝てる点はない。目の前の圧倒的な強者に対して、僕はあまりにも弱過ぎる。
「時間切れだ。お前が悪い訳じゃない。成れない者は成れないだけだ」
目の前からアーサーが消えた。急いで倒れているエミリアの方を振り向くが、既に魔剣が振り下ろされた後だった。
「嫌だ…嫌だ!」
夥しい血がエミリアの首があった場所から噴き出し、地面に小さな血の水溜りが出来ようとしている。
「神龍、外に出せ。ここにはもう用は無い」
『そうだな。やはり最愛の者を一人殺した程度では覚醒はしないか。時間をかければ可能性はあったと思ったのだがな』
やめろ…何も話すな。息もするな。お前達はただ黙っていろ。直ぐに殺してやる。
『ヴァッ‼︎』
一瞬でアーサーの首を刎ねて殺す。それだけだ。それだけに意識を凝縮して剣を薙ぎ払う。彼が反応出来ない程の速さで、彼が受け止める事が出来ない力で一瞬で殺してやる。
殺意を凝縮させた一撃が両手に握られた魔剣に受け止められた。
「良いぞ。さっきよりは良い。神龍、あと三分だけ待て」
『分かった』
「その必要はない‼︎ 直ぐに二人とも殺してやる‼︎」
全身を流れる血液が冷たい炭酸水のようにパチパチと弾け続けていく。自分の中に起き続けている変化はどうでもいい。今は溢れ続ける無限の殺意を目の前の魔人に打つけるだけだ。
『ハァッ‼︎ ヴァッ‼︎』
刀身に重力圧縮を込めて、魔人に向かって剣を突き出し、振り下ろす。腕、足、どこでもいい。エミリアが味わった苦痛を教えてやる。
「はぁ…この程度で成長が止まるか。殺意が足りないな」
ため息は吐くと魔人が動いた。速いけど見える。魔人は僕ではなく、またエミリアを狙った。魔剣を振り上げ、彼女の右腕に振り下ろした。
「もう死んでいるんだぞ! 何してんだよ!」
一瞬で魔人の前に移動すると、その心臓を真っ二つにする為に、剣を右から左に薙ぎ払う。けれども、魔剣を真っ直ぐに縦に構えて受け止められてしまった。
「ぐっ…ふっふ、効果はあるようだ。次はその大きな胸でも斬り落とすとするか」
「やらせない!」
これ以上、エミリアには指一本も触れさせない。エミリアに薙ぎ払われた魔剣の重い一撃を受け止める。もう誰にも彼女を傷つけさせない。
「アーサー‼︎ 死ね‼︎」
全力で振り下ろした剣がアーサーの頭部に直撃した。けれども、ビクッともしない。
「何でだ、何で邪魔をした‼︎」
両手に握る神龍剣に問い掛ける。アーサーは時間停止の魔法にかかっている。僕の剣は絶対に斬れない硬い身体に変化した、魔人の頭部に直撃しただけだ。
『もういい。神が随分とお待ちだ。お前達二人は十分に資格がある。神も喜ばれるだろう』
神龍がそう言うと、真っ黒な無限収納袋の世界が一瞬で真っ白な世界へと変化した。僕はまた、あの真っ白な神創世界に無理矢理連れて来られたんだ。そして、そこには既にアシュリーと若い男が一人、若い女が二人立っていた。
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