上 下
236 / 295
イシス王国&ドルイド王国編

狩られるカルーア

しおりを挟む
【護りし者】
コケコッコキングが吐いた石化ブレスが、攻撃をした直後で身動き出来ないサーシャを襲う!

「嫌あぁっ!」
 

サーシャが回避する事も出来ずに、石化ブレスに包まれそうになったその時…

「やらせはせんぞぉっ!」

シューゾ伯爵が背中のマントを取り外し、サーシャとコケコッコキングの間に割って入った。そして、そのマントでサーシャを隠した

「シューゾさんっ!」

サーシャの目の前で、シューゾが身代わりになり石化された事で彼はサーシャを守った!

「勢いばかりの人かと思ったですけど、やるじゃないですの!見直しましたですの!カルーアっ、サーシャの鉄球に雷撃をくださいですの!……はあぁ、ふんぬぅっ!」

サーシャが渾身のチカラで鉄球を投げつけた!サーシャの魔力で巨大化した鉄球に、カルーアの雷撃を浴びせた

「バゴオッ!」雷撃を帯びた鉄球が、コケコッコキングにクリティカルヒットした!

「コッコケー!」

「アリスお姉様、追撃ですの!」

「うん、分かったぁ!……十字斬っ!」

サーシャの鉄球でコケコッコキングの硬い羽毛にヒビが入った所に、アリスの必殺技がキングの身体を切り裂いた!

「コケーッ!…コッ…コケェ…」

コケコッコキングの討伐に成功した。作戦が上手くいった事に安堵したサーシャ

「良くやったね!…これでみんなの石化は、1時間以内くらいに解除されて助かるだろうね」

「盗賊団に逃げられないように、今のうちに縛っておきますぞ!」

執事は無事な衛兵を率いて、石化中の盗賊団を縄で縛りに行った

「無事に終わって良かったですの♪」

「けど盗賊団もさ、いくら石化鳥(コカトリス)が居たからって1体に全滅させられるなんて腑甲斐無いね…実はもう1体強力な魔物が居たりしてね…あはは(笑)」

カルーアも厳しい状況での戦闘を乗り越えられて安心したのか、まるでフラグを立てるかのような発言をした後に、近くの盛り上がっている台座の様な物に腰を下ろした

「アリスの十字斬、良かったでしょぉ?……
(  ᐕ)あれぇ!?カルーアが座ってるソレ…動いてなぁい?」

「えっ!?」

カルーアが台座だと思って腰掛けたのは、モンスターだった。石化攻撃から逃れていたソレはカルーアに襲いかかった!

「マナイーター!?…あっ!?」

スライム系のソレは、カルーアに飛びかかり素早く彼女の口を覆い、ソコから体内に入ろうとしている

「カルーアっ!」

アリスが駆け寄って、マナイーターを引き剥がそうとする

「待ってアリスお姉様!…たしか…ヒイロお兄様から聞いた事がありますの…たしか、マナイーターは体内に侵入して魔力を吸う寄生型のモンスターですの」

「だったら、早く剥がさないとぉ!」

「そうなんですけど、無理やり剥がそうとすると、剥がされないように触手が釣り針のように反り返って、カルーアお姉様の体内がズタズタになってしまいますの!」

「えっ!?そんなぁ…」

寄生型のモンスターは、打撃系も魔法系の攻撃もしない。その為、王国でもらった臥龍のマントも機能していなかった

「ふぐぅ…うあぁっ!」

その間にもマナイーターは、カルーアを責め続けている。歯をしっかり閉じていたので、口から体内に入り込めないマナイーターは、触手の反対側をカルーアの下半身へと滑らせていく

「んっ!?…いやだぁ!」
 

マナイーターは、女の子の入り口から彼女の体内に入ろうとした!必死に両手で入り口を隠すカルーア。しかし触手は彼女の背後…つまり、お尻の方へ狙いを変えた

「んむぅぅ!?」

排泄穴からジワジワと、カルーアの体内へ入っていくマナイーター

「どうしよう?サーシャどうしようっ!?」

「静かにしてくださいですの!そんな騒がれたらナニも浮かんできませんのっ!」

純粋無垢なアリスは、目の前のカルーアにピンチに焦っているが何も打つ手が無いので、ただただ焦っていた

(どうしたら良いんですの?……こういう時、今までどうしてましたっけ?)

「うわぁん!カルーアが、カルーアがぁっ!」

決して悪意は無いのだが、目の前の出来事に騒いでしまうアリス。自分が何とかしないと!と必死に考えているサーシャを苛立たせてしまった

「うるさいですの!静かにして!って言いましたのっ!!」

解決策が見当たらないのに、近くでギャーギャー騒ぐアリスに、腹が立ってしまったサーシャは思わず怒鳴ってしまう

「うあ!?…」

いつもは優しいサーシャに突然怒鳴られて、アリスは固まってしまった

「出てこない…解決策が出てこないですの…このままじゃ、お姉様が…」

「ひぎゅうぅ!」

口から、前から、後ろから体内に入ろうとするマナイーター。口は歯を閉じて前の穴は両手で塞いだが…排泄穴はどうにもならなかった
魔法を詠唱するには、閉じてる歯を開ける必要がある。そうしたら一気に体内に入られてしまう。しかし、おしりの穴からジワジワ入って来てるので、このままでは体内に寄生されてしまう

「ふあぁっ!らめー…」

このままでも危険だが、身体を這いずり回るマナイーターの動きがカルーアの敏感な部分を何度も刺激するので…だんだんチカラが入らなくなってきた

「た、たしゅけて…」

(カルーアお姉様…サーシャはどうしたら良いんですの…)

コケコッコキングは倒しはしたが、予想外の敵からの攻撃で大ピンチを迎えてしまったカルーア



続く
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

[R18] 激しめエロつめあわせ♡

ねねこ
恋愛
短編のエロを色々と。 激しくて濃厚なの多め♡ 苦手な人はお気をつけくださいませ♡

【R-18】クリしつけ

蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。

マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子

ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。 Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。

【R18】もう一度セックスに溺れて

ちゅー
恋愛
-------------------------------------- 「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」 過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。 -------------------------------------- 結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

【R18】僕の筆おろし日記(高校生の僕は親友の家で彼の母親と倫ならぬ禁断の行為を…初体験の相手は美しい人妻だった)

幻田恋人
恋愛
 夏休みも終盤に入って、僕は親友の家で一緒に宿題をする事になった。  でも、その家には僕が以前から大人の女性として憧れていた親友の母親で、とても魅力的な人妻の小百合がいた。  親友のいない家の中で僕と小百合の二人だけの時間が始まる。  童貞の僕は小百合の美しさに圧倒され、次第に彼女との濃厚な大人の関係に陥っていく。  許されるはずのない、男子高校生の僕と親友の母親との倫を外れた禁断の愛欲の行為が親友の家で展開されていく…  僕はもう我慢の限界を超えてしまった… 早く小百合さんの中に…

【R18】突然召喚されて、たくさん吸われました。

茉莉
恋愛
【R18】突然召喚されて巫女姫と呼ばれ、たっぷりと体を弄られてしまうお話。

憧れの童顔巨乳家庭教師といちゃいちゃラブラブにセックスするのは最高に気持ちいい

suna
恋愛
僕の家庭教師は完璧なひとだ。 かわいいと美しいだったらかわいい寄り。 美女か美少女だったら美少女寄り。 明るく元気と知的で真面目だったら後者。 お嬢様という言葉が彼女以上に似合う人間を僕はこれまて見たことがないような女性。 そのうえ、服の上からでもわかる圧倒的な巨乳。 そんな憧れの家庭教師・・・遠野栞といちゃいちゃラブラブにセックスをするだけの話。 ヒロインは丁寧語・敬語、年上家庭教師、お嬢様、ドMなどの属性・要素があります。

処理中です...