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冒険と成長の三姉妹
わからせたい少女
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【2人の昼食】
昼前に男の娘のミルと、肉体関係を持ちそうになってしまったヒイロ。どうにも食欲が湧かないので、昼飯はパンとコーヒーで軽めに済ませた
ミルへの罪悪感で仕事に集中出来ないヒイロだったが、ミルはいつも通り…もしくは、いつも以上にテキパキ働いていた
それから、依頼品を磨いて精神統一をしていた頃、三姉妹がクエストから帰って来た
「お疲れ様、今回はどうだった?」
「それがね…てんで駄目だったよ、兄さん…」
「クエストは達成しましたけど、ハイラちゃんは…終始アリスお姉さまの周りをグルグルしてて、遊んでいましたの…」
「うぅ、みんな…ごめんなさい」
「ワン、ワン!」
モンスターを追い詰める役割り等をさせようと、狼のハイラを連れて行ったのだが…
どうやらハイラには、アリスとお出掛けに行って楽しい感情が優先してしまい、パーティの一員として役に立たなかった様だ
今日はミル以外は食欲がないので、パスタスープを作ることにしたミル
「これ凄く美味しいですの!」
サーシャはミルに気を利かせたのか、真っ先にパスタスープを褒めた
「お兄ちゃん、使い魔の飼育ってどうしたら良いんだろ?」
「うーん、専門家にでも1度、預けた方が良いかもしれないね」
「テイマーか…カルーアの言う通りなんだろうが、希少な職業だから…」
「見つけられたとしても、お高いんですのね」
そんな会話が続いて、大人しく昼飯を終わらせた頃…
「ピンポーン!」
アドルが依頼していた、クレリアアーマーの受け取りに来た。その背後にも2人の客が来ている
「久しぶりだな、繁盛しているようだねヒイロ君」
工房を訪ねて来たのは、この街のもう1人の鍛冶屋【ヘパイトス】だった
「これはヘパイトスさん、ご無沙汰です!わざわざウチの工房に来ていただき、ありがとうございます」
「クレリア製品まで扱える様になっておったか…素晴らしいな…良い出来だ!これはワシも、うかうかしておれんな」
Aランク冒険者や、守衛隊の装備を引き受ける宮廷鍛冶師のヘパイトスだった。すると、彼の後ろから元気よく1人の少女が現れた
「そして私が、鍛冶屋ヘパイトスを祖父に持つ剣士【エリエス】様よ!わざわざこんな小さな工房に来てあげたんだから、歓迎しなさい!」
初対面の少女は我を讃えよ!と、ふんぞり返りそうな勢いだ
「誰だいこの痛々しい少女は?」
相変わらずカルーアは、初対面でもズバリと意見をする。実は街中やヒイロの居ないとこでは真逆な態度なのだが…ヒイロが居る安心感から、そうなるのだろう
「何よ!貧相な身体してる癖に偉っそうに!鍛冶屋にして、Bランク冒険者のエリエス様なのよ、態度、違うんじゃないの?」
言うだけの事はあり、エリエスと言う少女は、モデルもやれるくらいの身体をしている。いわゆる【ワガママボディ】の持ち主だ
【キッチン】
ヒイロは3人を招き入れた
ミルは3人に紅茶を振る舞ってくれた
「あー、君たち、すまないね。ワシの孫はこんな感じでね、しかし、鍛冶屋の腕も言うだけの事はあるんじゃ」
エリエスは腰に素晴らしい剣を携(たずさ)えていた。鍛冶屋のヒイロには、その剣の凄さが一目瞭然だった
「まさか、その剣は彼女が作ったんですか?
……本当ですか?それは、凄い!」
「あんた達の目はフシアナだけど、そこの兄さんは良い目をしているわね!」
態度のデカいエリエスだったが、自作の剣を褒められるとその態度は、一段と大きくなった
「ワシは若い頃、王宮務めの鍛冶屋をしていた。そこで、ワシは嫁と出会った。王宮騎士だった嫁は素敵な女性だった
そこでワシは…彼女に合う【エクスカリバー】を作り、彼女に求婚して結婚した訳じゃ。ま、嫁はそのスグ後に剣の道を放棄し、格闘家の道を歩んでしまったがのぅ…」
「おじい様の最高傑作のエクスカリバーを1年の製作期間をかけて作ったのが、この【エクスカリバー エリエスカスタム】よ!
さぁ、勇者アドル!そのクレリアソードで私と戦いなさい!貴方の腕前の程を、このエリエス様が測ってあげますわ!」
「全く…自信のある事は結構なのじゃが…最近は天狗過ぎて困っておってな。ヒイロ君のところで修行させたいんじゃ」
王宮鍛冶師のヘパイトスが、わざわざ来た理由は【わからせたい小娘】エリエスを、ヒイロに預けたいからだった
「街で出会ってから、僕と勝負しろ!って、しつこくてね…あはは…僕は女性に剣を向けたくない主義なんだけど、分かってくれなくてね…」
流石のアドルも参っている様子だ
「分かりました、提案ですが…アドルさんと戦う前に、うちのアリスと手合わせしてあげてもらえませんか?」
「ふえっ!アタシぃ?」
こうして皆が見守る中、アリス対エリエスの戦いが始まる事になった
続く
昼前に男の娘のミルと、肉体関係を持ちそうになってしまったヒイロ。どうにも食欲が湧かないので、昼飯はパンとコーヒーで軽めに済ませた
ミルへの罪悪感で仕事に集中出来ないヒイロだったが、ミルはいつも通り…もしくは、いつも以上にテキパキ働いていた
それから、依頼品を磨いて精神統一をしていた頃、三姉妹がクエストから帰って来た
「お疲れ様、今回はどうだった?」
「それがね…てんで駄目だったよ、兄さん…」
「クエストは達成しましたけど、ハイラちゃんは…終始アリスお姉さまの周りをグルグルしてて、遊んでいましたの…」
「うぅ、みんな…ごめんなさい」
「ワン、ワン!」
モンスターを追い詰める役割り等をさせようと、狼のハイラを連れて行ったのだが…
どうやらハイラには、アリスとお出掛けに行って楽しい感情が優先してしまい、パーティの一員として役に立たなかった様だ
今日はミル以外は食欲がないので、パスタスープを作ることにしたミル
「これ凄く美味しいですの!」
サーシャはミルに気を利かせたのか、真っ先にパスタスープを褒めた
「お兄ちゃん、使い魔の飼育ってどうしたら良いんだろ?」
「うーん、専門家にでも1度、預けた方が良いかもしれないね」
「テイマーか…カルーアの言う通りなんだろうが、希少な職業だから…」
「見つけられたとしても、お高いんですのね」
そんな会話が続いて、大人しく昼飯を終わらせた頃…
「ピンポーン!」
アドルが依頼していた、クレリアアーマーの受け取りに来た。その背後にも2人の客が来ている
「久しぶりだな、繁盛しているようだねヒイロ君」
工房を訪ねて来たのは、この街のもう1人の鍛冶屋【ヘパイトス】だった
「これはヘパイトスさん、ご無沙汰です!わざわざウチの工房に来ていただき、ありがとうございます」
「クレリア製品まで扱える様になっておったか…素晴らしいな…良い出来だ!これはワシも、うかうかしておれんな」
Aランク冒険者や、守衛隊の装備を引き受ける宮廷鍛冶師のヘパイトスだった。すると、彼の後ろから元気よく1人の少女が現れた
「そして私が、鍛冶屋ヘパイトスを祖父に持つ剣士【エリエス】様よ!わざわざこんな小さな工房に来てあげたんだから、歓迎しなさい!」
初対面の少女は我を讃えよ!と、ふんぞり返りそうな勢いだ
「誰だいこの痛々しい少女は?」
相変わらずカルーアは、初対面でもズバリと意見をする。実は街中やヒイロの居ないとこでは真逆な態度なのだが…ヒイロが居る安心感から、そうなるのだろう
「何よ!貧相な身体してる癖に偉っそうに!鍛冶屋にして、Bランク冒険者のエリエス様なのよ、態度、違うんじゃないの?」
言うだけの事はあり、エリエスと言う少女は、モデルもやれるくらいの身体をしている。いわゆる【ワガママボディ】の持ち主だ
【キッチン】
ヒイロは3人を招き入れた
ミルは3人に紅茶を振る舞ってくれた
「あー、君たち、すまないね。ワシの孫はこんな感じでね、しかし、鍛冶屋の腕も言うだけの事はあるんじゃ」
エリエスは腰に素晴らしい剣を携(たずさ)えていた。鍛冶屋のヒイロには、その剣の凄さが一目瞭然だった
「まさか、その剣は彼女が作ったんですか?
……本当ですか?それは、凄い!」
「あんた達の目はフシアナだけど、そこの兄さんは良い目をしているわね!」
態度のデカいエリエスだったが、自作の剣を褒められるとその態度は、一段と大きくなった
「ワシは若い頃、王宮務めの鍛冶屋をしていた。そこで、ワシは嫁と出会った。王宮騎士だった嫁は素敵な女性だった
そこでワシは…彼女に合う【エクスカリバー】を作り、彼女に求婚して結婚した訳じゃ。ま、嫁はそのスグ後に剣の道を放棄し、格闘家の道を歩んでしまったがのぅ…」
「おじい様の最高傑作のエクスカリバーを1年の製作期間をかけて作ったのが、この【エクスカリバー エリエスカスタム】よ!
さぁ、勇者アドル!そのクレリアソードで私と戦いなさい!貴方の腕前の程を、このエリエス様が測ってあげますわ!」
「全く…自信のある事は結構なのじゃが…最近は天狗過ぎて困っておってな。ヒイロ君のところで修行させたいんじゃ」
王宮鍛冶師のヘパイトスが、わざわざ来た理由は【わからせたい小娘】エリエスを、ヒイロに預けたいからだった
「街で出会ってから、僕と勝負しろ!って、しつこくてね…あはは…僕は女性に剣を向けたくない主義なんだけど、分かってくれなくてね…」
流石のアドルも参っている様子だ
「分かりました、提案ですが…アドルさんと戦う前に、うちのアリスと手合わせしてあげてもらえませんか?」
「ふえっ!アタシぃ?」
こうして皆が見守る中、アリス対エリエスの戦いが始まる事になった
続く
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