上 下
38 / 295
少女たちとの出会い

サーシャと陰毛

しおりを挟む
【コテージ内】
生命からがらコテージに逃げ込んだサーシャ
どうやら【3つ眼熊】はコテージの結界に阻まれて、中に入れないようだ
心臓がバクバクうるさいサーシャは、話し相手を求めてミルを探した。奥の部屋の扉を開けると、ハイテンションのサーシャをよそに、掃除で疲れたミルはベッドの上で眠っていた

「ミルちゃん寝ちゃったのぅ?あっ!室内が凄く綺麗になってますの!お掃除、頑張ってくれたんですのね」

【3つ眼熊】の存在を知らないミルは、気持ち良さそうに眠っている

「そう言えば、さっき笑ってたミルちゃん、可愛かったですの…」

うっすら笑顔で寝息を立てているミルの顔は、サーシャから見ても凄く可愛いものだった
(食べちゃいたいくらいに可愛い…
いやいやいや!ミルちゃんにまで手を出したりしたら、カルーア姉さまに何をされるか分かったものじゃないですの…でも…可愛いなぁ…あぁ…)

サーシャはミルの頬をツンツンした

「んっ…うぅん!」


可愛い声とともに寝返りを打つミル

(くっそ可愛いですの!たまんないですの!でもでも、カルーア姉さま怖いし…)

サーシャはミルが寝ているベッドの周りをグルグル歩き回る
(こんな可愛いミルちゃんに手を出せる絶好のチャンスは、金輪際やって来ないかも知れないですの!
それに、外には熊さんも居ますし…襲われでもしたら、それこそ次の機会は無いですの!……手を出しても…いや!今ここで出さないと後悔しますの!)

自問自答を繰り返したサーシャは、遂に答えをたたき出した!「ピコーン!」サーシャは横向きに寝ているミルの背後から忍び寄った

「クンクンクンクン…」

ミルのうなじに鼻を近付けて匂いを嗅ぐ
(良きかな!実に良きかな!これは…私に手を出されてもOKのサインですの!)

もちろん、そんな事は微塵も思っていないミルだが、スイッチの入ったサーシャには、そんな事は何の関係も無い

「お邪魔しま~す」

サーシャはミルの腰の辺りから、服の中に手を侵入させた…10歳の若さのミルの肌はシルクの様にキメ細かく滑らかで、サーシャの両手の平に至福の感動を与えていた!

「この肌触り!素晴らしいですの!むふふ(笑)ソレでは、いよいよ…控え目な山の頂きを味あわせて頂きます!」

サーシャは寝ている10歳のミルの胸を、なんの躊躇いもなく手の平に納めた
流石に真っ平らの山であったが、それは逆に超幼女に手を出している極みの背徳感を、サーシャに与えていた

「尖端を弄りたいですが、起こしてもいけませんし、そろそろ下の方へ…」

サーシャはミルのキャロットスカートの中へ、手を侵入させて行った

「はぁ…はぁ…なんだか…とてつもなく悪い事をしている気分に…なりそうですの…はぁはぁ…」
(いえ!凄く悪い事してますw)

股の間に手を伸ばす…そしてサーシャは小ぶりなキカン棒を掴んだ

「………………………あれ!?」

サーシャは予想外の感触に手を引き抜いた

「も、もしかして今のって…ヒイロお兄さまのと同じもの?まさか…ミルちゃんって…」

再び挿入したサーシャの手は、ミルのキカン棒を握りしめた

「えぇー!!ミルちゃんって、男の子だったんですのぉ!?」

「んうぅ…おはよう…ございます…どうか…されましたか?」

サーシャの悲鳴に、ようやくミルも目が覚めたようだ

「あっ!うぅん、いえいえ、何でもないんですの(汗)…んっ!これは?」

サーシャの指の間には、ミルの陰毛が挟まっていた!思わずサーシャは手を後ろに回し、指を開いて毛を落とした

「そうだ!こんな事してる場合じゃないですの!ミルちゃん!外に大きな熊が居ますの!」

「えぇっ!?本当…ですか…」

2人でコテージの外に出ると、結界に阻まれている【3つ眼熊】が居た

「ど、どうしましょう…サーシャ…姉さん…」

2人が呆然と立ち尽くしていると、反対側からヒイロ達がやって来た。ヒイロは背中に体長1メートル程の【3つ眼熊】の子供をおんぶしている。子供熊は足に怪我をしているようだ

恐らく先にサーシャの見た方が親熊なのだろう。ヒイロのおんぶしている小熊目掛けて突進して行く!ヒイロが身体を張って親熊を止めた

「サーシャ!小熊に回復魔法を!」

ヒイロだけでは親熊を止められないと判断したカルーアが、補助魔法をかけてヒイロを強化していた
すぐ後ろの親熊に怯えつつも、サーシャは小熊の足を魔法で治した



親熊はヒイロ達に頭を下げた
小熊は手を振る様に両手を動かした
親子の熊は森の中へと消えて行った

「ミル、すまないがカルーアが持ってきていた滋養茶をくれないか?俺もカルーアもヘトヘトなんだ(汗)」

4人はしばらくコテージで休んだ
それから荷物をまとめ街へと帰路につく

「サーシャ、クマ以外では何も変わった事は無かったかい?」

「ありました…ありましたの!とんでもない事が!……でも、プライベートな事なのでサーシャからは言えませんの…」

「何だいソレは?ちっとも訳が分からないよ!」

とりあえず目的を果たしたヒイロは、馬車を返しに街の商業ギルドを目指した



続く
しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

もしも貴方が

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:72,785pt お気に入り:2,924

彼女は1人ぼっちだから…

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:24,940pt お気に入り:374

トウジンカグラ

BL / 連載中 24h.ポイント:21pt お気に入り:17

貢がせて、ハニー!

BL / 連載中 24h.ポイント:1,299pt お気に入り:837

朱の緊縛

ミステリー / 完結 24h.ポイント:255pt お気に入り:103

推しの兄を助けたら、なぜかヤンデレ執着化しました

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:15,289pt お気に入り:1,673

処理中です...