スパダリαは、番を囲う

梓月

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第1章

出逢いと運命と……番と Ⅲ ※R18

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「…んっ……チュクっ…ふっはぁ………んぅっ…」


ベッドの上で両腕を龍哉に抑えつけられながら、抵抗する力も入らずに、寧ろ“もっと欲しい…αの…番の……“と身体が勝手に龍哉を欲し出している。


「湊音……ミナ…俺のモノだ…お前の全て…、俺の全ても…お前のモノだ……」
「はっ…はっぁ……た…つや…さっ…もっと、もっとぉ……」
「ん?もっと…なんだ?ここか?」

ちゅっ…じゅぶっ…ちゅぼっ…じゅぼじゅぼっ………


湊音のフルフルと震える陰茎に口付け、徐に咥え込むと根元の珠部分まで舐め吸い上げる。


「ひきゃぁっ…や…ぁんっ……それ…そこやぁっ………!」

チュルっと、なめ吸い上げながら顔を上げると後孔に滴り落ちる愛液を掬い取り、湊音に見せる様に舐め取る。

「そ…なのっ…舐めな…で…っ‼︎」

真っ赤になった顔を両腕で隠しながら、弱々しく呟く。


「……ココ…しっかり慣らさないとな……ほら、ミナなら出来るだろ?力抜いて………」


そっと触れなから、自らの中指を湊音の後孔にゆっくりと入れ込んでいく。
グチュグチュと音を鳴らしながらも、溢れ出てくる愛液のおかげでどんどんと龍哉の指を呑み込んでいく。


「んっ……くっ…はぁんっ……ふっ…うっ、くる…し………はっ…」


今までにない圧迫感に、目の前がチカチカしてくるが、それよりも早く龍哉の事がどんどんと、欲しくて欲しくて堪らなくなってくる。
龍哉の指の動きに合わせて、無意識にゆっくり腰が動き出す。


「くすっ…もうこんなに柔らかくして……こんなに可愛くてエロい番が俺のモノだなんて……」


指を抜き取り、カチャカチャとスラックスと下着を脱ぎ去ると、湊音の目の前に龍哉の腹部にある天に向かってそそり勃つ逸物が現れた。


「あっ……これ…コレが欲しいの……んっ…ちゅっ……はぁ、レロっ…はむっ……」


発情期ヒートと龍哉に蕩かされた事によりグズグズになった脳では、本能に従うしかなく……男らしくバキバキに勃ち上がる龍哉の逸物に手を伸ばし、口に含み舐め上げる。


「っ…⁉︎…はっ……これは…かなりクルな…く…ぁっ………‼︎ミナ…口も良いけど……ミナの中で逝きたいんだ………」

そっと、頭を撫でながら自分のモノを湊音の口から離し、ヌチュヌチュと先走りと湊音の愛液で濡れた四つん這いにさせた湊音の後孔に充てがった。


「あ…あぁ……龍哉…さ……早く…早くぅ…俺の…俺のココにちょうだいぃっ………」
「いくらでも…愛しいミナ………ゆっくり挿入いれるから…ゆっくり息吐いて、力抜いて……」
「ん…あっ…龍哉さんが…入って……あっ…おっきっ………」


__ズブズブっ…にゅちゅっ…グチュっ………__


「っは……狭いな…ミナ……もしかして、こんなコトするの俺が初めて…?」
「俺…お…れっ……こんなだから、恋人とか…っ…あっ……出来た事なっ…………」
「じゃ…俺が、ホントに本当の初めて…なのか……?あぁ…ミナっ!俺の……俺だけのミナっ‼︎」


ぐっと後ろから抱き寄せ、もう離さないとでもいうかの如く、強く抱きしめる。



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