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淫靡に溶ける夢3※
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夢の中ではもう何度となく受け入れているブレインの肉棒だが、今回もニーナの体は受け入れ難いと悲鳴を上げた。
膣肉を抉ろうとする亀頭の先端を膣口が押し返し、それでもブレインは挫けることなくぐっと埋め込む。
「いっああ……痛っ……」
張り出した彼の部分が埋められるこの瞬間が、ニーナを緊張させる。
ブレインにしがみつき、彼の背に爪を立てて、滅茶苦茶引っ掻いた。
「ニーナ。息を止めるな」
張り出した部分で足止めされ、ブレインはニーナに命じる。
「ゆっくり息を吐け。そうだ。そうやって、息を吸って、吐いて。そのまま続けろ」
ブレインに教えられた通りに呼吸を繰り返すと、次第に緊張が解れ、硬く拒んでいた侵入口が緩み始める。
ブレインはその隙を逃さず、一気に貫いた。
「あああああ! 」
膣壁を圧迫され、内臓を押し上げられる。
ずしん、と子宮が重みを増した。
絶頂を迎えていたニーナの粘膜は敏感に反応し、入り口ではあれほど拒んでいたくせに、内壁は歓迎してうねうね動いて男根を取り込もうとする。
「ニーナ。俺達の体の相性はかなり良い」
感慨深げにブレインが告げる。
実際、彼の言葉は正しいのだろう。
形から長さまで、彼はニーナにピッタリ嵌っている。まるでパズルのピースを嵌め込んだかのように。最初からブレインの性器を嵌めるためだけに、ニーナの体が作られたのではなかろうかと。
ずっぽりと根元まで収め終えると、ブレインは抽送を始めた。
「あ、ああん! いやあ、あん! 」
激しい揺さぶりに振り落とされまいと、ニーナはさらにブレインの背中の皮膚に指を食い込ませしがみつく。
密着の度合いが増した。
「ニーナ。お前は危険な女だ。子宮口に当たるたび、俺のペニスに吸い付いてくる。早く精子を出せと要求するように」
「あ、ああん! そんな卑猥な言葉、父さんらしくない! いやあ! 」
「人のこと言えないだろ。いつもは清純ぶっているくせに。俺とこんなことしてるときは、ぐいぐい迫って。今も咥え込んで離さない」
「やだやだ! 聞きたくない! こんなの父さんじゃない! 」
いつも冷淡なほど落ち着きがあり、下衆な台詞など口にすらしないニーナの王子様が。
「ああ! これはやっぱり夢だわ! 」
ニーナは確信する。
やはり、これは夢だと。
「そうだ、ニーナ。これは夢だ」
ブレインはニーナの言葉に重ねた。
夢だと告げられ、ニーナは恥じらいを捨てた。
夢なら、満ち足りるまで食らいついてやる。
本能のまま腰を引いては押してを繰り返すブレインの肉棒をぎゅうぎゅうと締め付けてやる。
以前、ニーナの行為に彼は舌打ちして何やら吐き捨てた。あまりの締め付けにより、思いがけなく果てたのだ。
もう一度、ニーナの中でムクムク動く感覚を味わいたい。吐精の瞬間の、あの高揚感が忘れられない。
ジュプジュプと内壁が蠕動した。
子宮口をひっきりなしに叩きつけられるたびに、矯声が散る。
「あ! あ、ああん! 」
声に艶っぽさが混じり、ニーナは再びの快感に酔いしれる。またしても絶頂の波が迫ってきていた。
「うっ、くそ! ニーナ! 」
肉食獣のような咆哮。
目を眇め、額からひっきりなしに汗を垂らし、頬を紅潮させるブレイン。
セックスするときの彼の変貌を知りたかった。
彼は女を抱くとき、これほど荒々しい雄になるのだ。
ニーナは美しい獣を目に焼き付けた。
膣肉を抉ろうとする亀頭の先端を膣口が押し返し、それでもブレインは挫けることなくぐっと埋め込む。
「いっああ……痛っ……」
張り出した彼の部分が埋められるこの瞬間が、ニーナを緊張させる。
ブレインにしがみつき、彼の背に爪を立てて、滅茶苦茶引っ掻いた。
「ニーナ。息を止めるな」
張り出した部分で足止めされ、ブレインはニーナに命じる。
「ゆっくり息を吐け。そうだ。そうやって、息を吸って、吐いて。そのまま続けろ」
ブレインに教えられた通りに呼吸を繰り返すと、次第に緊張が解れ、硬く拒んでいた侵入口が緩み始める。
ブレインはその隙を逃さず、一気に貫いた。
「あああああ! 」
膣壁を圧迫され、内臓を押し上げられる。
ずしん、と子宮が重みを増した。
絶頂を迎えていたニーナの粘膜は敏感に反応し、入り口ではあれほど拒んでいたくせに、内壁は歓迎してうねうね動いて男根を取り込もうとする。
「ニーナ。俺達の体の相性はかなり良い」
感慨深げにブレインが告げる。
実際、彼の言葉は正しいのだろう。
形から長さまで、彼はニーナにピッタリ嵌っている。まるでパズルのピースを嵌め込んだかのように。最初からブレインの性器を嵌めるためだけに、ニーナの体が作られたのではなかろうかと。
ずっぽりと根元まで収め終えると、ブレインは抽送を始めた。
「あ、ああん! いやあ、あん! 」
激しい揺さぶりに振り落とされまいと、ニーナはさらにブレインの背中の皮膚に指を食い込ませしがみつく。
密着の度合いが増した。
「ニーナ。お前は危険な女だ。子宮口に当たるたび、俺のペニスに吸い付いてくる。早く精子を出せと要求するように」
「あ、ああん! そんな卑猥な言葉、父さんらしくない! いやあ! 」
「人のこと言えないだろ。いつもは清純ぶっているくせに。俺とこんなことしてるときは、ぐいぐい迫って。今も咥え込んで離さない」
「やだやだ! 聞きたくない! こんなの父さんじゃない! 」
いつも冷淡なほど落ち着きがあり、下衆な台詞など口にすらしないニーナの王子様が。
「ああ! これはやっぱり夢だわ! 」
ニーナは確信する。
やはり、これは夢だと。
「そうだ、ニーナ。これは夢だ」
ブレインはニーナの言葉に重ねた。
夢だと告げられ、ニーナは恥じらいを捨てた。
夢なら、満ち足りるまで食らいついてやる。
本能のまま腰を引いては押してを繰り返すブレインの肉棒をぎゅうぎゅうと締め付けてやる。
以前、ニーナの行為に彼は舌打ちして何やら吐き捨てた。あまりの締め付けにより、思いがけなく果てたのだ。
もう一度、ニーナの中でムクムク動く感覚を味わいたい。吐精の瞬間の、あの高揚感が忘れられない。
ジュプジュプと内壁が蠕動した。
子宮口をひっきりなしに叩きつけられるたびに、矯声が散る。
「あ! あ、ああん! 」
声に艶っぽさが混じり、ニーナは再びの快感に酔いしれる。またしても絶頂の波が迫ってきていた。
「うっ、くそ! ニーナ! 」
肉食獣のような咆哮。
目を眇め、額からひっきりなしに汗を垂らし、頬を紅潮させるブレイン。
セックスするときの彼の変貌を知りたかった。
彼は女を抱くとき、これほど荒々しい雄になるのだ。
ニーナは美しい獣を目に焼き付けた。
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