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  第7章 【王太子ハヤテ】が【ミカ】を同伴し、凱旋帰国!

 〔63〕【ハヤテ王太子】と【ミカ】の仮祝言《婚約》成立!?

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  「私の生まれ育った天津では、師兄シケイ(兄弟子)の言う第一から第三までが無く、第四以降の【製鉄所】ばかりだったわよ。」


「問題はそこなんだ。」
「【大溶鉱炉内部】の構造・仕組みは【国家機密】で、何十年働いても『知る事アタわず!!』なんだ。」


「では、【大溶鉱炉】は断念して、天津のような【小溶鉱炉】のみの【製鉄所】を倭国に造れば??」


「そうするしかないかなァー!」
「ヨーシ!」
師妹シメイ(妹弟子)の策に乗ってみるか!」
「【鉄】を溶かす【小溶鉱炉内部】の構造・仕組みは分かっている。」
「鉄製農具や古い鉄剣を溶かして【鋼鉄剣】として、鍛え直す仕組み・方法も、しっかりとこの頭の中に入っている。」
「これで、堂々と母国に帰れるぞ!」



  「あのーッ、愚問で恐縮ですが、私はこの国に置き去り、捨て去られるのでしょうか?」


「何の面白い冗談を言い出すのかと期待してたら・・・ここから倭国語に切り替えるよ!」

「ミカは俺の唯一無比の恋人なんだよ!」
「よろしい!」
「正式に申し込みます。」
「帰国して、落ち着いたなら、私とし・祝言を挙げていただけないでしょうか?」


やはり、言葉にして、言われると、嬉しさが一層込み上げて来た。

「ハイッ!」
「喜んで、お受けします。」


「ハイッ!」
「これにて、婚約成立!!」
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