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第7章 【王太子ハヤテ】が【ミカ】を同伴し、凱旋帰国!
〔64〕【女客の護衛の1人】は、両足で胸を蹴ってやった【あの刺客】ではないか!
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翌日、ミカはハヤテに内緒で、こっそりと【製鉄所】を覗きに来た。
・・・婚約が成立した以上、たとえハヤテに女がいても、どうということはない・・・
・・・イヤ、あるぞ!・・・
・・・5人の刺客に襲われたんだ・・・
・・・尋常ではない・・・
・・・それにしても、こっそりと覗き見するのは、何か後ろめたい・・・
・・・イヤ、後ろめたくはないぞ!・・・
・・・そもそも、嘘をついたハヤテが悪い・・・
かなり長い間、待っていたが、女客は現れなかった。
・・・私ったら、何バカなことやってるんだろう!・・・
・・・たとえ、ハヤテに女がいても、あの刺客とは一切無関係だとしたら・・・
「バカバカしい!」
「もう帰ろーっと!」
と、独り言を言って、帰りかけた、まさにその時、若い女の客が現れた。
・・・あーァ良かった・・・
・・・良くない!・・・
・・・2人の護衛の内1人は、両足で胸を蹴ってやった、あの刺客ではないか!
・・・これで、完璧に繋がった・・・
・・・さて、どうしたものか?・・・
・・・ここで出て行って、ひと暴れしたなら気分爽快だろうなァー・・・
・・・だが、ハヤテに迷惑がかかる・・・
・・・今日のところは、これで良し!・・・
・・・と、しておこう・・・
・・・婚約が成立した以上、たとえハヤテに女がいても、どうということはない・・・
・・・イヤ、あるぞ!・・・
・・・5人の刺客に襲われたんだ・・・
・・・尋常ではない・・・
・・・それにしても、こっそりと覗き見するのは、何か後ろめたい・・・
・・・イヤ、後ろめたくはないぞ!・・・
・・・そもそも、嘘をついたハヤテが悪い・・・
かなり長い間、待っていたが、女客は現れなかった。
・・・私ったら、何バカなことやってるんだろう!・・・
・・・たとえ、ハヤテに女がいても、あの刺客とは一切無関係だとしたら・・・
「バカバカしい!」
「もう帰ろーっと!」
と、独り言を言って、帰りかけた、まさにその時、若い女の客が現れた。
・・・あーァ良かった・・・
・・・良くない!・・・
・・・2人の護衛の内1人は、両足で胸を蹴ってやった、あの刺客ではないか!
・・・これで、完璧に繋がった・・・
・・・さて、どうしたものか?・・・
・・・ここで出て行って、ひと暴れしたなら気分爽快だろうなァー・・・
・・・だが、ハヤテに迷惑がかかる・・・
・・・今日のところは、これで良し!・・・
・・・と、しておこう・・・
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