三鏡草紙よろづ奇聞


世にあるものは例ならず、類(たぐい)あること、うたてぞ見ゆる──。

三鏡 天比古(みかがみ あまひこ)は各地をめぐり、さまざまな事件に遭遇するが……。

物語の主人公は薬種問屋の奉公人/睦月 結之丞(むつき ゆいのじょう)です。

タイトルの読み方→みかがみそうし、よろづきぶん

※ 明治初期くらいの時代設定です。下ネタ注意。第二章をお読みいただくと、タイトルの意味が判ります。

※ ただいま不定期にて更新。こちらの作品は[カクヨム]でも公開中です。

★第10回歴史・時代小説大賞エントリー作品★最終結果 603作品中/156位★応援ありがとうございました★

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