64 / 146
第二章
第63話 混戦
しおりを挟む
「……!」
「ポンコツが……!」
ビッダーの振るう大剣を逸らしながら回り込もうとする敵の魔兵機《ゾルダート》。
その動きに対応するためビッダーが相手と距離を取るように後ろに下がる。
敵のパイロットはその動きを見て舌打ちをし、今度は自分から仕掛けていく。
「片腕しかない魔兵機《ゾルダート》で勝てるものか!」
「さて、どうかな……!」
長剣の振り下ろしを寸前で回避し、前進して体当たりを繰り出すビッダー。
バランスを崩したところに左腕に備えた大剣が頭部を狙い、横薙ぎで攻撃を仕掛けた。
敵はそれを咄嗟に長剣でガードするが、大剣の重量により激しい衝撃を受けていた。
「ぐ……!? 動きに無駄がないっ」
「白い魔兵機《ゾルダート》に比べれば俺達の巨人兵器……いや、リク殿は機体と言っていたか。この機体はそれほど強いとは思えんが――」
ビッダーがそう口にしながら足についている素早くステップを踏んだ。
「馬鹿め、こんな狭い場所でそんな動きをしたら崖にぶつかるぞ! 気が違ったか!」
「そうかな?」
敵の言う通り移動した側に岩壁があり、ぶつかる寸前に見えた。だが、ビッダーは素早く操作を行い今度は足を上げて壁を蹴った。
「なに!?」
「こういうこともできるぞ」
その時、ビッダーの魔兵機《ゾルダート》がぐんと距離を詰め、加速の勢いを加えた斬撃を繰り出した。
「うおおお!?」
派手な金属音が鳴り響き、コクピットの近くがひしゃげて駆動系に使っている油が飛び散った。
ただでさえ重い大剣に加速と振り下ろし、それと少し浮いていたので重量がのったため高威力となった。
「そんな動きが……!」
「白い魔兵機《ゾルダート》の動きを参考にしたのだ。俺達は模擬戦でしかお互いの機体で戦ったことは無い。だからそれ以上の動きを考えることができないのだ」
優位性があったのは間違いないが、それ以上の敵を想定していないので戦略を考えていない。そこが弱点だとビッダーはリクと戦ったあとに考えていた。
「やるじゃないか……! だが、少し遅かったな」
「む……!」
攻撃を受けたものの敵魔兵機《ゾルダート》が行動不能になったわけではない。ビッダーが追撃をしようとしたところ、敵の左腕が大剣を持つ手を掴む。
「くっ……!」
「右腕のない貴様ではこれを外せまい! やれ!」
その瞬間、渓谷の奥からもう一機、魔兵機《ゾルダート》が姿を現した。
足元には騎士が居て、すり抜けていく。
「うおおお!」
「なるほど、後続が追い付いたか……! それはそれで足止めをするだけだ」
「なんと!?」
斧を持っていた魔兵機《ゾルダート》がビッダー機へ襲い掛かったその時、足を上げて蹴り飛ばした。斧持ち魔兵機《ゾルダート》のパイロットが驚愕の声を上げる。
「出力をあげれば……!」
「ぬうううう!?」
さらにビッダーは踏ん張り、腕を掴んでいる魔兵機《ゾルダート》を押し始める。
指揮官機以外、一般の機体は性能に差はない。
となると、あとはパイロットの腕次第なのだ。
「そりゃ!」
「し、しま――」
慌てて長剣の魔兵機《ゾルダート》がも出力を上げようとしたが、先手を取ったビッダーに転ばされた。
「こいつ!」
すかさず斧の魔兵機《ゾルダート》がビッダー機へ迫る。察知したビッダーは身を翻して大剣を振り回した。
「だりゃぁぁ!!」
「反撃するのか……!? ええい、このまま押し切る!」
直後、大剣と斧が交錯しお互いの機体がザザザ……と、下がる。
そのままお互い距離を取ることなく武器を振り回していく。
「なんて激しい戦いだ……! 町へ行きます!」
「任せる!」
静かな渓谷に鳴り響く重い金属音の中を駆け抜けていく騎士達。彼らが二機の間を避けながら声を上げる。
「……」
「どうした、騎士を追わないのか?」
大剣と斧が接触し押し合いになった。そこでグライアードの騎士が笑いながらそう口にする。するとビッダーは斧を逸らして敵のバランスを崩した。
「魔兵機《ゾルダート》が町へ行く方が危険だからな。勝てずともできるだけ動きを止める」
「うお……!? くそ、どうしてここまで操縦が上手い!?」
「人間はアレだったがジョンビエルは操縦が上手かった。それに加えて白い魔兵機《ゾルダート》の動きで学習した。できないことの方が多いが、参考にさせてもらっている」
「なら二体同時はどうか……!!」
そこへ倒れていた長剣の魔兵機《ゾルダート》が起き上がり背後から斬りかかってきた。ビッダーは横に移動してやり過ごす。
「おい、大丈夫か? 同時攻撃でいくぞ」
「ああ。それにしても……しぶとい」
「……」
さてどうするかとビッダー機は半身で大剣を構えて黙り込む。
ヴァイスはどう戦っていたか? ここは狭いので同士討ちはいけるか? そう考えていたところで渓谷から声が聞こえてくる。
「しつこい爺さんだな」
「ふん、貴様もその巨体でよく動くわ!」
「ガエイン殿か!」
「む、ビッダー。ここで戦っておったか! ……よく止めてくれたのう」
「隊長!」
「まだこんなことにに居たのかい? そのポンコツくらいさっさと倒して欲しいもんだけど」
「「も、申し訳ありません……」」
飛び出してきたのはガエインとディッター機だった。二人の真逆な言葉が今の状況を示していた。
「ガエイン殿、騎士達が町へ行きました。あなたも行った方がいいかと」
「……問題ない。騎士だけならもつじゃろうここで固まっているなら魔兵機《ゾルダート》を相手にした方が良かろう」
「三台を相手にするつもりかい? ガラクタとおいぼれが生意気を言う」
ディッターがガエインに剣を向けながら言う。それに対しガエインが笑いながら答えた。
「その老いぼれとガラクタに苦戦しているのに笑わせるわ。さあ、ワシと戦え。さもなくば後ろから刺されると思え」
「老いぼれが。……町は騎士に任せてさっさと片付けるぞ」
ディッターはいつもの笑みを消し、ガエインへと攻撃を開始した。
「ポンコツが……!」
ビッダーの振るう大剣を逸らしながら回り込もうとする敵の魔兵機《ゾルダート》。
その動きに対応するためビッダーが相手と距離を取るように後ろに下がる。
敵のパイロットはその動きを見て舌打ちをし、今度は自分から仕掛けていく。
「片腕しかない魔兵機《ゾルダート》で勝てるものか!」
「さて、どうかな……!」
長剣の振り下ろしを寸前で回避し、前進して体当たりを繰り出すビッダー。
バランスを崩したところに左腕に備えた大剣が頭部を狙い、横薙ぎで攻撃を仕掛けた。
敵はそれを咄嗟に長剣でガードするが、大剣の重量により激しい衝撃を受けていた。
「ぐ……!? 動きに無駄がないっ」
「白い魔兵機《ゾルダート》に比べれば俺達の巨人兵器……いや、リク殿は機体と言っていたか。この機体はそれほど強いとは思えんが――」
ビッダーがそう口にしながら足についている素早くステップを踏んだ。
「馬鹿め、こんな狭い場所でそんな動きをしたら崖にぶつかるぞ! 気が違ったか!」
「そうかな?」
敵の言う通り移動した側に岩壁があり、ぶつかる寸前に見えた。だが、ビッダーは素早く操作を行い今度は足を上げて壁を蹴った。
「なに!?」
「こういうこともできるぞ」
その時、ビッダーの魔兵機《ゾルダート》がぐんと距離を詰め、加速の勢いを加えた斬撃を繰り出した。
「うおおお!?」
派手な金属音が鳴り響き、コクピットの近くがひしゃげて駆動系に使っている油が飛び散った。
ただでさえ重い大剣に加速と振り下ろし、それと少し浮いていたので重量がのったため高威力となった。
「そんな動きが……!」
「白い魔兵機《ゾルダート》の動きを参考にしたのだ。俺達は模擬戦でしかお互いの機体で戦ったことは無い。だからそれ以上の動きを考えることができないのだ」
優位性があったのは間違いないが、それ以上の敵を想定していないので戦略を考えていない。そこが弱点だとビッダーはリクと戦ったあとに考えていた。
「やるじゃないか……! だが、少し遅かったな」
「む……!」
攻撃を受けたものの敵魔兵機《ゾルダート》が行動不能になったわけではない。ビッダーが追撃をしようとしたところ、敵の左腕が大剣を持つ手を掴む。
「くっ……!」
「右腕のない貴様ではこれを外せまい! やれ!」
その瞬間、渓谷の奥からもう一機、魔兵機《ゾルダート》が姿を現した。
足元には騎士が居て、すり抜けていく。
「うおおお!」
「なるほど、後続が追い付いたか……! それはそれで足止めをするだけだ」
「なんと!?」
斧を持っていた魔兵機《ゾルダート》がビッダー機へ襲い掛かったその時、足を上げて蹴り飛ばした。斧持ち魔兵機《ゾルダート》のパイロットが驚愕の声を上げる。
「出力をあげれば……!」
「ぬうううう!?」
さらにビッダーは踏ん張り、腕を掴んでいる魔兵機《ゾルダート》を押し始める。
指揮官機以外、一般の機体は性能に差はない。
となると、あとはパイロットの腕次第なのだ。
「そりゃ!」
「し、しま――」
慌てて長剣の魔兵機《ゾルダート》がも出力を上げようとしたが、先手を取ったビッダーに転ばされた。
「こいつ!」
すかさず斧の魔兵機《ゾルダート》がビッダー機へ迫る。察知したビッダーは身を翻して大剣を振り回した。
「だりゃぁぁ!!」
「反撃するのか……!? ええい、このまま押し切る!」
直後、大剣と斧が交錯しお互いの機体がザザザ……と、下がる。
そのままお互い距離を取ることなく武器を振り回していく。
「なんて激しい戦いだ……! 町へ行きます!」
「任せる!」
静かな渓谷に鳴り響く重い金属音の中を駆け抜けていく騎士達。彼らが二機の間を避けながら声を上げる。
「……」
「どうした、騎士を追わないのか?」
大剣と斧が接触し押し合いになった。そこでグライアードの騎士が笑いながらそう口にする。するとビッダーは斧を逸らして敵のバランスを崩した。
「魔兵機《ゾルダート》が町へ行く方が危険だからな。勝てずともできるだけ動きを止める」
「うお……!? くそ、どうしてここまで操縦が上手い!?」
「人間はアレだったがジョンビエルは操縦が上手かった。それに加えて白い魔兵機《ゾルダート》の動きで学習した。できないことの方が多いが、参考にさせてもらっている」
「なら二体同時はどうか……!!」
そこへ倒れていた長剣の魔兵機《ゾルダート》が起き上がり背後から斬りかかってきた。ビッダーは横に移動してやり過ごす。
「おい、大丈夫か? 同時攻撃でいくぞ」
「ああ。それにしても……しぶとい」
「……」
さてどうするかとビッダー機は半身で大剣を構えて黙り込む。
ヴァイスはどう戦っていたか? ここは狭いので同士討ちはいけるか? そう考えていたところで渓谷から声が聞こえてくる。
「しつこい爺さんだな」
「ふん、貴様もその巨体でよく動くわ!」
「ガエイン殿か!」
「む、ビッダー。ここで戦っておったか! ……よく止めてくれたのう」
「隊長!」
「まだこんなことにに居たのかい? そのポンコツくらいさっさと倒して欲しいもんだけど」
「「も、申し訳ありません……」」
飛び出してきたのはガエインとディッター機だった。二人の真逆な言葉が今の状況を示していた。
「ガエイン殿、騎士達が町へ行きました。あなたも行った方がいいかと」
「……問題ない。騎士だけならもつじゃろうここで固まっているなら魔兵機《ゾルダート》を相手にした方が良かろう」
「三台を相手にするつもりかい? ガラクタとおいぼれが生意気を言う」
ディッターがガエインに剣を向けながら言う。それに対しガエインが笑いながら答えた。
「その老いぼれとガラクタに苦戦しているのに笑わせるわ。さあ、ワシと戦え。さもなくば後ろから刺されると思え」
「老いぼれが。……町は騎士に任せてさっさと片付けるぞ」
ディッターはいつもの笑みを消し、ガエインへと攻撃を開始した。
10
お気に入りに追加
101
あなたにおすすめの小説
蘇生魔法を授かった僕は戦闘不能の前衛(♀)を何度も復活させる
フルーツパフェ
大衆娯楽
転移した異世界で唯一、蘇生魔法を授かった僕。
一緒にパーティーを組めば絶対に死ぬ(死んだままになる)ことがない。
そんな口コミがいつの間にか広まって、同じく異世界転移した同業者(多くは女子)から引っ張りだこに!
寛容な僕は彼女達の申し出に快諾するが条件が一つだけ。
――実は僕、他の戦闘スキルは皆無なんです
そういうわけでパーティーメンバーが前衛に立って死ぬ気で僕を守ることになる。
大丈夫、一度死んでも蘇生魔法で復活させてあげるから。
相互利益はあるはずなのに、どこか鬼畜な匂いがするファンタジー、ここに開幕。
わがまま令嬢の末路
遺灰
ファンタジー
清く正しく美しく、頑張って生きた先に待っていたのは断頭台でした。
悪役令嬢として死んだ私は、今度は自分勝手に我がままに生きると決めた。我慢なんてしないし、欲しいものは必ず手に入れてみせる。
あの薄暗い牢獄で夢見た未来も、あの子も必ずこの手にーーー。
***
これは悪役令嬢が人生をやり直すチャンスを手に入れ、自由を目指して生きる物語。彼女が辿り着くのは、地獄か天国か。例えどんな結末を迎えようとも、それを決めるのは彼女自身だ。
(※内容は小説家になろうに投稿されているものと同一)
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
愚かな父にサヨナラと《完結》
アーエル
ファンタジー
「フラン。お前の方が年上なのだから、妹のために我慢しなさい」
父の言葉は最後の一線を越えてしまった。
その言葉が、続く悲劇を招く結果となったけど・・・
悲劇の本当の始まりはもっと昔から。
言えることはただひとつ
私の幸せに貴方はいりません
✈他社にも同時公開
凡人がおまけ召喚されてしまった件
根鳥 泰造
ファンタジー
勇者召喚に巻き込まれて、異世界にきてしまった祐介。最初は勇者の様に大切に扱われていたが、ごく普通の才能しかないので、冷遇されるようになり、ついには王宮から追い出される。
仕方なく冒険者登録することにしたが、この世界では希少なヒーラー適正を持っていた。一年掛けて治癒魔法を習得し、治癒剣士となると、引く手あまたに。しかも、彼は『強欲』という大罪スキルを持っていて、倒した敵のスキルを自分のものにできるのだ。
それらのお蔭で、才能は凡人でも、数多のスキルで能力を補い、熟練度は飛びぬけ、高難度クエストも熟せる有名冒険者となる。そして、裏では気配消去や不可視化スキルを活かして、暗殺という裏の仕事も始めた。
異世界に来て八年後、その暗殺依頼で、召喚勇者の暗殺を受けたのだが、それは祐介を捕まえるための罠だった。祐介が暗殺者になっていると知った勇者が、改心させよう企てたもので、その後は勇者一行に加わり、魔王討伐の旅に同行することに。
最初は脅され渋々同行していた祐介も、勇者や仲間の思いをしり、どんどん勇者が好きになり、勇者から告白までされる。
だが、魔王を討伐を成し遂げるも、魔王戦で勇者は祐介を庇い、障害者になる。
祐介は、勇者の嘘で、病院を作り、医師の道を歩みだすのだった。
(完結)足手まといだと言われパーティーをクビになった補助魔法師だけど、足手まといになった覚えは無い!
ちゃむふー
ファンタジー
今までこのパーティーで上手くやってきたと思っていた。
なのに突然のパーティークビ宣言!!
確かに俺は直接の攻撃タイプでは無い。
補助魔法師だ。
俺のお陰で皆の攻撃力防御力回復力は約3倍にはなっていた筈だ。
足手まといだから今日でパーティーはクビ??
そんな理由認められない!!!
俺がいなくなったら攻撃力も防御力も回復力も3分の1になるからな??
分かってるのか?
俺を追い出した事、絶対後悔するからな!!!
ファンタジー初心者です。
温かい目で見てください(*'▽'*)
一万文字以下の短編の予定です!
僕の家族は母様と母様の子供の弟妹達と使い魔達だけだよ?
闇夜の現し人(ヤミヨノウツシビト)
ファンタジー
ー 母さんは、「絶世の美女」と呼ばれるほど美しく、国の中で最も権力の強い貴族と呼ばれる公爵様の寵姫だった。
しかし、それをよく思わない正妻やその親戚たちに毒を盛られてしまった。
幸い発熱だけですんだがお腹に子が出来てしまった以上ここにいては危険だと判断し、仲の良かった侍女数名に「ここを離れる」と言い残し公爵家を後にした。
お母さん大好きっ子な主人公は、毒を盛られるという失態をおかした父親や毒を盛った親戚たちを嫌悪するがお母さんが日々、「家族で暮らしたい」と話していたため、ある出来事をきっかけに一緒に暮らし始めた。
しかし、自分が家族だと認めた者がいれば初めて見た者は跪くと言われる程の華の顔(カンバセ)を綻ばせ笑うが、家族がいなければ心底どうでもいいというような表情をしていて、人形の方がまだ表情があると言われていた。
『無能で無価値の稚拙な愚父共が僕の家族を名乗る資格なんて無いんだよ?』
さぁ、ここに超絶チートを持つ自分が認めた家族以外の生き物全てを嫌う主人公の物語が始まる。
〈念の為〉
稚拙→ちせつ
愚父→ぐふ
⚠︎注意⚠︎
不定期更新です。作者の妄想をつぎ込んだ作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる