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第二章
第64話 煙草
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ガエイン達が魔兵機《ゾルダート》を足止めしているそのころ、グライアードの騎士達が町の前まで迫っていた。
外壁の上でそれを確認したヘッジが声を上げる。
「来やがったぜ! おーおー、数を増やしてきやがったな」
「それはいいのですが、あなたはグライアードと敵対していいのですか?」
「え? 今さらそれを言うの……? 気にすんな、どうせ俺とビッダーには親もいねえ。気に入らないから敵に回った。それだけだろ」
「ええ。ですが、それは裏を返せば我々を裏切る可能性もあるということでもある」
「おう、確かに」
ヘッジは肩を竦めながらそう返す。
簡単に掌を返す相手は信用ならないとハッキリと口にしたエトワールの騎士。それを聞いてヘッジは加えたタバコを火炎瓶につけながら笑う。
「ま、これからの活躍にご期待くださいってか?」
「お、おい!?」
「おおーい、グライアードの連中よ。本当にやる気か? お前等も家族とかいるんだろ? 同じことをされたら辛いってわからねえもんかね」
「貴様……! 裏切り者のヘッジか! 逃げ出しただけでなく、エトワールの加勢をする気か!」
騎馬隊が落とし穴付近へやってきたところでグライアードの騎士が激高する。それを聞いてヘッジは再度質問を投げかける。
「……前の町もそうだったけどよ。本当に一般市民に攻撃をするのか?」
「それが命令だ。お前も騎士ならわかるだろうが……!」
「そうかい……!」
その答えを聞いた瞬間、手にした火炎瓶を眼下の騎馬隊へ投げ入れた。即座に割れて広がった油に火が燃え移る。
「うお!?」
「なら俺がグライアードに行ってお前等の家族を殺しても文句はねえな? そういうことだぜ」
「おのれ……! 魔法兵士よ、落とし穴を塞げ! 炎は水魔法で消すんだ!」
騎士は業を煮やして兵士に指示を出した。
町の門は開かず、内部まで入り込んで来た場合の迎撃に備えて待機している。
さらに――
「簡単に抜けさせるつもりはないぞ!」
「ぐあ!? 弓兵かっ! <ファイアアロー>」
「ぬう!?」
――外壁には弓を構えたエトワールの騎士が居た。しかし急造の外壁なので、上に乗れる数には限りがある。
「どんどん撃ち込め!」
「魔法も使うんだ!」
そんな怒声が響き渡り、魔法と弓で戦いが始まる。
「チッ、油で火の回りは早いが対処も素早いな」
「貴重な油を使ってそれか」
「悪かったよ! 人が燃えるのはあんま見たくねえんだよ」
「なんでだ」
「昔を思い出しちまうからな」
「……もしかしてお前、あの災害の? いや今はいい。裏切らないと言うなら行動でしめせ」
「へいへいっと」
すかさずヘッジが弓を取り出してグライアードの騎士に矢を発射していく。足や腕といった箇所に突き刺さる。
「うぐあ……!」
「くそ……魔力は少ないくせに戦闘力は高いな……!」
「これしかねえからな!」
「……」
ヘッジが攻撃した敵は死んでいない。そのことに疑惑を持つエトワールの騎士。
しかし、確実に戦闘不能にしていくことに躊躇いは見られない。
「今は頼らせてもらう……!」
「そうしとけ! あんた名前は?」
「ザナックだ」
「オッケー、よろしく頼むぜザナックさんよ!」
それはこっちのセリフだと不快な顔を露わにしながらザナックは矢をつがえる。裏切るなら自分が斬ればいいと考えながら。
「道ができました!」
「よおし! 大槌部隊、門を破れ!」
「「「おおおおおお!!!」」」
「チィ……ガエイン殿と魔兵機《ゾルダート》は帰ってこれないか……!」
「こっちはポンコツ、相手は新品だ。ないものねだりは胃を壊すぜ」
「せめてもう一機使えれば……!」
「イラスのやつか。あっちは用途が違うからなあ」
「なにを……うお!?」
タバコの煙をふかしながら目を細めるヘッジに問いかけようとしたザナック。
そこで敵の魔法である<ファイヤーボール>が外壁にぶつかり爆発した。
慌てて身を隠すザナックをよそにヘッジは梯子へ向かう。
「おい、どこへ行く!」
「門の前だ。こりゃ時間の問題だし――」
「ぬううう……!」
と、ヘッジが振り向いて答えた瞬間、渓谷の道から魔兵機《ゾルダート》が飛び出してきて町の外壁へ衝突して周囲に轟音が鳴り響いた。
「はあ……はあ……ポンコツが……粘ったものだ……」
「くっ……動かん……!」
外壁に吹き飛ばされて背中から外壁に突っ込んだのはビッダー機だった。その前には押し切ったとみられる斧の魔兵機《ゾルダート》が迫っていた。
「ビッダーか!」
「ヘッジか。一機は足をやったからここへはこれないだろう。俺のは駆動部分に岩が挟まった。どうやらここまでらしい」
「操縦席を潰してやる!」
「おい、脱出しろ!」
「……」
ヘッジがそう叫んでからコクピット周辺が歪んでいることに気付いた。あれでは開けられないのかと。
「すまないザナック! オレは行くぜ! うおおお!」
「なに!?」
ヘッジはタバコを噛み千切りながら外壁を飛び降りる。目標はビッダー機。
「なにを……!?」
「黙ってろビッダー。来な、魔兵機《ゾルダート》に乗らんでもやりようはある!」
「馬鹿が、まとめて死ねぇぇぇ!」
距離が縮み、敵は斧を振り下ろせる場所に到達した。直後、ビッダー機から相手の魔兵機《ゾルダート》に向かってジャンプをするヘッジ。
「はははは! なにがしたいのか分からんな!」
「こいつは駄賃だ受け取りな!」
身体が落ち始める瞬間にヘッジは腰のポシェットに入っていた袋を取り出し、口紐を外して魔兵機《ゾルダート》に投げつけた。
それを見て笑うグライアードの騎士が斧を振り下ろそうと腕が動いたところで袋が着弾した。
そして口が開いた袋から大量の粉塵が巻き上がる。
「なんだこれは? ……う!? がは!? ごほっ!?」
「う……!」
するとグライアードの騎士が苦しみだし、斧が予定のコクピットより大きく外れて外壁に突き刺さった。
「ご、ごれ、ば!?」
「オレ特製の粉末爆弾よ! レッドガーリックに乾燥したグリーンハバネロを混ぜたものだ効くだろ? ……どわ!?」
「お、おのれ……ぐへ……ごほっ!?」
飛び降りた形になったヘッジが地面に落ち、魔兵機《ゾルダート》はほぼ機能を停止した。
外壁の上でそれを確認したヘッジが声を上げる。
「来やがったぜ! おーおー、数を増やしてきやがったな」
「それはいいのですが、あなたはグライアードと敵対していいのですか?」
「え? 今さらそれを言うの……? 気にすんな、どうせ俺とビッダーには親もいねえ。気に入らないから敵に回った。それだけだろ」
「ええ。ですが、それは裏を返せば我々を裏切る可能性もあるということでもある」
「おう、確かに」
ヘッジは肩を竦めながらそう返す。
簡単に掌を返す相手は信用ならないとハッキリと口にしたエトワールの騎士。それを聞いてヘッジは加えたタバコを火炎瓶につけながら笑う。
「ま、これからの活躍にご期待くださいってか?」
「お、おい!?」
「おおーい、グライアードの連中よ。本当にやる気か? お前等も家族とかいるんだろ? 同じことをされたら辛いってわからねえもんかね」
「貴様……! 裏切り者のヘッジか! 逃げ出しただけでなく、エトワールの加勢をする気か!」
騎馬隊が落とし穴付近へやってきたところでグライアードの騎士が激高する。それを聞いてヘッジは再度質問を投げかける。
「……前の町もそうだったけどよ。本当に一般市民に攻撃をするのか?」
「それが命令だ。お前も騎士ならわかるだろうが……!」
「そうかい……!」
その答えを聞いた瞬間、手にした火炎瓶を眼下の騎馬隊へ投げ入れた。即座に割れて広がった油に火が燃え移る。
「うお!?」
「なら俺がグライアードに行ってお前等の家族を殺しても文句はねえな? そういうことだぜ」
「おのれ……! 魔法兵士よ、落とし穴を塞げ! 炎は水魔法で消すんだ!」
騎士は業を煮やして兵士に指示を出した。
町の門は開かず、内部まで入り込んで来た場合の迎撃に備えて待機している。
さらに――
「簡単に抜けさせるつもりはないぞ!」
「ぐあ!? 弓兵かっ! <ファイアアロー>」
「ぬう!?」
――外壁には弓を構えたエトワールの騎士が居た。しかし急造の外壁なので、上に乗れる数には限りがある。
「どんどん撃ち込め!」
「魔法も使うんだ!」
そんな怒声が響き渡り、魔法と弓で戦いが始まる。
「チッ、油で火の回りは早いが対処も素早いな」
「貴重な油を使ってそれか」
「悪かったよ! 人が燃えるのはあんま見たくねえんだよ」
「なんでだ」
「昔を思い出しちまうからな」
「……もしかしてお前、あの災害の? いや今はいい。裏切らないと言うなら行動でしめせ」
「へいへいっと」
すかさずヘッジが弓を取り出してグライアードの騎士に矢を発射していく。足や腕といった箇所に突き刺さる。
「うぐあ……!」
「くそ……魔力は少ないくせに戦闘力は高いな……!」
「これしかねえからな!」
「……」
ヘッジが攻撃した敵は死んでいない。そのことに疑惑を持つエトワールの騎士。
しかし、確実に戦闘不能にしていくことに躊躇いは見られない。
「今は頼らせてもらう……!」
「そうしとけ! あんた名前は?」
「ザナックだ」
「オッケー、よろしく頼むぜザナックさんよ!」
それはこっちのセリフだと不快な顔を露わにしながらザナックは矢をつがえる。裏切るなら自分が斬ればいいと考えながら。
「道ができました!」
「よおし! 大槌部隊、門を破れ!」
「「「おおおおおお!!!」」」
「チィ……ガエイン殿と魔兵機《ゾルダート》は帰ってこれないか……!」
「こっちはポンコツ、相手は新品だ。ないものねだりは胃を壊すぜ」
「せめてもう一機使えれば……!」
「イラスのやつか。あっちは用途が違うからなあ」
「なにを……うお!?」
タバコの煙をふかしながら目を細めるヘッジに問いかけようとしたザナック。
そこで敵の魔法である<ファイヤーボール>が外壁にぶつかり爆発した。
慌てて身を隠すザナックをよそにヘッジは梯子へ向かう。
「おい、どこへ行く!」
「門の前だ。こりゃ時間の問題だし――」
「ぬううう……!」
と、ヘッジが振り向いて答えた瞬間、渓谷の道から魔兵機《ゾルダート》が飛び出してきて町の外壁へ衝突して周囲に轟音が鳴り響いた。
「はあ……はあ……ポンコツが……粘ったものだ……」
「くっ……動かん……!」
外壁に吹き飛ばされて背中から外壁に突っ込んだのはビッダー機だった。その前には押し切ったとみられる斧の魔兵機《ゾルダート》が迫っていた。
「ビッダーか!」
「ヘッジか。一機は足をやったからここへはこれないだろう。俺のは駆動部分に岩が挟まった。どうやらここまでらしい」
「操縦席を潰してやる!」
「おい、脱出しろ!」
「……」
ヘッジがそう叫んでからコクピット周辺が歪んでいることに気付いた。あれでは開けられないのかと。
「すまないザナック! オレは行くぜ! うおおお!」
「なに!?」
ヘッジはタバコを噛み千切りながら外壁を飛び降りる。目標はビッダー機。
「なにを……!?」
「黙ってろビッダー。来な、魔兵機《ゾルダート》に乗らんでもやりようはある!」
「馬鹿が、まとめて死ねぇぇぇ!」
距離が縮み、敵は斧を振り下ろせる場所に到達した。直後、ビッダー機から相手の魔兵機《ゾルダート》に向かってジャンプをするヘッジ。
「はははは! なにがしたいのか分からんな!」
「こいつは駄賃だ受け取りな!」
身体が落ち始める瞬間にヘッジは腰のポシェットに入っていた袋を取り出し、口紐を外して魔兵機《ゾルダート》に投げつけた。
それを見て笑うグライアードの騎士が斧を振り下ろそうと腕が動いたところで袋が着弾した。
そして口が開いた袋から大量の粉塵が巻き上がる。
「なんだこれは? ……う!? がは!? ごほっ!?」
「う……!」
するとグライアードの騎士が苦しみだし、斧が予定のコクピットより大きく外れて外壁に突き刺さった。
「ご、ごれ、ば!?」
「オレ特製の粉末爆弾よ! レッドガーリックに乾燥したグリーンハバネロを混ぜたものだ効くだろ? ……どわ!?」
「お、おのれ……ぐへ……ごほっ!?」
飛び降りた形になったヘッジが地面に落ち、魔兵機《ゾルダート》はほぼ機能を停止した。
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