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本編
107 窓に西日が当たる部屋は スイ1
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スイは泥のように眠っていた。休日出勤で土曜の深夜まで出勤させられ、さすがに日曜は休ませてもらえたけれど、疲れがひどくて丸一日寝ていることが多かった。
それでもいつ呼び出しがあるかもわからないため、スマートフォンの呼び出し音が鳴ればすぐに起きれるようにと体が学んでしまったのか、いつも眠りは浅かった。
それゆえに疲れは丸一日眠っただけではほぼ取れなかった。
睡眠と覚醒を浅く繰り返し、何度目かに目を覚まして、再度まどろんでいるときに、仰向けの姿勢で見た天井はどこか懐かしい場所に思えた。
築三十年の木造ボロアパート。足をまげて入らなければならない狭いユニットバスしかないけれど、一応1LDKで駅に近いから住み続けていると、彼が苦笑しながら言っていたのを思い出す。
言っていた? 誰が? 彼って誰?
ふと感じた疑問にふわりふわりと頭が冴えてきて、まどろんでいた意識が浮上してきた。
むくりと起き上がって周りを見渡すと、そこは自分の部屋ではなかった。だけれども見覚えはある。自分はここで何度も寝泊まりしたことがある。
ルームフレグランスのグリーンシャワーの香りだってあの時のまま。今まで寝ていたベッドのカバーだって、この前大物洗濯をして換えてあげたばかりのもので。
換えてあげたって、誰に? この前って一体いつのこと?
不意に部屋のドアがかちゃりと開いて、一人の男性が顔を出した。色素の薄いふわふわした猫っ毛に、彫りの深い日本人離れした可愛らしい顔をした、お互いファンであるロックバンドのライブTシャツ、細身のジーンズ姿のその男性を見て、急にもやっとした頭の中に莫大な記憶が雪崩れ込んできた。
蜂谷悟。現代日本に居た頃の元恋人だった男。
異世界転移しセドル・アーチャーとかいう、何ともしゃらくせえ洒落こいた名前を付けられていた、メノルカ神殿の聖人となっていた男。
……の、二十四歳の頃の姿をしている男。
そして、会う約束をしていたその日を忘れて、浮気相手を家に連れ込んでわっせわっせとやらかしていた、それが原因で別れてやった男。そこまで考えて、今まで寝ていたベッドが突然汚らわしく思えて思わずベッドから降りて立ちあがる。浮気をやらかしていたベッドに寝ていたなんてキモすぎる。
今日メノルカ神殿の頓宮から出てきたときと同じ服装のまま寝ていたみたいで、ぱんぱんと服についたかもしれない汚いものをはたき落とす仕草をしているスイを見て、悟はバツが悪そうに頭を掻きながら話し始めた。
「……お、おはよう、ひす……真中さん」
「さ……蜂谷さん……」
その呼び方。あれ? 昨日メノルカ神殿で会ったときの会話で呼び合っていた名前だった気がする。その姿で? 二十五年後のしょぼくれたオヤジはいったいどこにいった。
「ごめん、今はわけあってこの姿でいる」
心を読んだように、というより疑問が顔に出ていたらしいスイに答えるようにして悟は言う。
「……あれ、そういえば、しょぼくれたオヤジになった蜂谷さん大けがして意識不明の重体だって」
「しょぼくれ……うん、まあそうなんだけど。だから意識だけ飛ばしてここにいる。真中さんの夢の中に」
「夢なのこれ? 死んだのかと思った」
「俺も真中さんも死んでないよ、眠ってるだけだし」
「だとしても……うわー……なんで蜂谷さんの部屋が舞台の夢なの? もう蜂谷さんのことなんとも思ってないけど普通にトラウマなんだけど。キモイんだけど」
「そんな毛嫌いしないでって……まあ、そうなるのも、俺が悪いんだけどさ……」
「……何で? 何で夢の中に出てきたっての?」
「その……ちょっと話があって」
「話?」
いぶかしむみたいに悟を睨みつけるスイの強い視線に、少々おじけづいた悟。けれどもすーはーと深呼吸してから、おもむろにスイにむかって頭を下げた。
「……まず、その」
「あっ、浮気のことなら昨日謝ってもらったからもういいし。てか二回も聞きたくないし面白い話でもないし」
「いや、そのことじゃなくて……いや、そのことも申し訳ないんだけど、今はそうじゃなくて。……今真中さんどういう状況かわかってる?」
「は?」
「俺が作った初代ジェイディの暴走で、今真中さんの本体が大変なことになってる」
「は?」
初代ジェイディというのはたしかメノルカ神殿から盗まれた人形のことじゃなかったか。
それが一体、この夢の中で悟と会っていることと何の関係があるというのか。
一体何の話かと首をかしげて頭の中がクエスチョンマークでいっぱいな表情をしていたら、さすがに件の初代ジェイディのことを説明してくれた。
初代ジェイディが、蜂谷悟の魔力を二十五年間かけて吸収し、自我を持って暴走したとのこと。
「今、真中さん眠ってるの何でだと思う? 初代ジェイディに捕まって魔力抜き取られてるからだよ」
「え」
「もともと俺からの魔力供給で動いてたのに、俺がぶっ倒れてから魔力供給されなくなって他から取ることにしたみたい。でももともと魔力封印されたあげく今にも死にそうなしょぼくれたオヤジの微々たる魔力だけで補えると思う?」
「あたしの魔力ー!」
「うん、ごめん、本当にうちのジェイディが」
「なんでそんなことになってんのよ!」
「まあ……色々あって……」
「いや、ちゃんと話しなよ。事と次第によっちゃしょぼくれたオヤジだろうとグーパンするわよ」
流石に寝込んで弱ってるとこにはしないけども。元気になったら覚悟しとけ。
「わ、わかった! わかったから……つか、それやられたらマジで再起不能になっちゃうからやめて。もう俺の本体マジで若くないから」
うるせえだったら一から説明しやがれといった凄んだ態度で詰め寄ると、どうどう、とスイを宥めながらもポツリポツリと話し始めた。
悟は自分が稀人で、もともと規格外の魔力持ちであり、若い頃何度も魔力暴走を起こしたので、メノルカにその半分以上を封印してもらっていて、一般人なみにはなったらしい。
だが、一般人並みといっても通常のこちらの人よりも魔力は少し高かった。ジェイディ開発のためスイを模した初代ジェイディを愛で続けた結果、二十五年かけてジェイディに宿った悟の魔力が、初代ジェイディに人格を宿すことに力を貸したのだそうだ。悟自身も、神殿の主であるメノルカもまったくあずかり知らぬことだったようだ。
そしてついに昨日の夜、初代ジェイディを倉庫へしまおうとしたとき、棄てられたと思い込んだジェイディが、溜め込んだ魔力を暴発させたのだ。爆発はそれが原因だった。
魔力暴発させた、人格を持った初代ジェイディはそのまま脱走し、逃亡先にしたのはバビちゃんキャッスルの中にあるジェイディハウスだった。ここなら、人形があっても怪しまれることはないと踏んだのだろう。木を隠すなら森の中作戦のようだ。なかなか小賢しいやつである。
もともと悟に棄てられた悲しみに暮れて脱走しただけで、こんな風にスイたちに危害を加える予定もなかったが、何の運命のいたずらか、スイたちがやってきてしまった。それで、自分を棄てさせた原因になったスイたちへの恨みが爆発したということだった。
それでもいつ呼び出しがあるかもわからないため、スマートフォンの呼び出し音が鳴ればすぐに起きれるようにと体が学んでしまったのか、いつも眠りは浅かった。
それゆえに疲れは丸一日眠っただけではほぼ取れなかった。
睡眠と覚醒を浅く繰り返し、何度目かに目を覚まして、再度まどろんでいるときに、仰向けの姿勢で見た天井はどこか懐かしい場所に思えた。
築三十年の木造ボロアパート。足をまげて入らなければならない狭いユニットバスしかないけれど、一応1LDKで駅に近いから住み続けていると、彼が苦笑しながら言っていたのを思い出す。
言っていた? 誰が? 彼って誰?
ふと感じた疑問にふわりふわりと頭が冴えてきて、まどろんでいた意識が浮上してきた。
むくりと起き上がって周りを見渡すと、そこは自分の部屋ではなかった。だけれども見覚えはある。自分はここで何度も寝泊まりしたことがある。
ルームフレグランスのグリーンシャワーの香りだってあの時のまま。今まで寝ていたベッドのカバーだって、この前大物洗濯をして換えてあげたばかりのもので。
換えてあげたって、誰に? この前って一体いつのこと?
不意に部屋のドアがかちゃりと開いて、一人の男性が顔を出した。色素の薄いふわふわした猫っ毛に、彫りの深い日本人離れした可愛らしい顔をした、お互いファンであるロックバンドのライブTシャツ、細身のジーンズ姿のその男性を見て、急にもやっとした頭の中に莫大な記憶が雪崩れ込んできた。
蜂谷悟。現代日本に居た頃の元恋人だった男。
異世界転移しセドル・アーチャーとかいう、何ともしゃらくせえ洒落こいた名前を付けられていた、メノルカ神殿の聖人となっていた男。
……の、二十四歳の頃の姿をしている男。
そして、会う約束をしていたその日を忘れて、浮気相手を家に連れ込んでわっせわっせとやらかしていた、それが原因で別れてやった男。そこまで考えて、今まで寝ていたベッドが突然汚らわしく思えて思わずベッドから降りて立ちあがる。浮気をやらかしていたベッドに寝ていたなんてキモすぎる。
今日メノルカ神殿の頓宮から出てきたときと同じ服装のまま寝ていたみたいで、ぱんぱんと服についたかもしれない汚いものをはたき落とす仕草をしているスイを見て、悟はバツが悪そうに頭を掻きながら話し始めた。
「……お、おはよう、ひす……真中さん」
「さ……蜂谷さん……」
その呼び方。あれ? 昨日メノルカ神殿で会ったときの会話で呼び合っていた名前だった気がする。その姿で? 二十五年後のしょぼくれたオヤジはいったいどこにいった。
「ごめん、今はわけあってこの姿でいる」
心を読んだように、というより疑問が顔に出ていたらしいスイに答えるようにして悟は言う。
「……あれ、そういえば、しょぼくれたオヤジになった蜂谷さん大けがして意識不明の重体だって」
「しょぼくれ……うん、まあそうなんだけど。だから意識だけ飛ばしてここにいる。真中さんの夢の中に」
「夢なのこれ? 死んだのかと思った」
「俺も真中さんも死んでないよ、眠ってるだけだし」
「だとしても……うわー……なんで蜂谷さんの部屋が舞台の夢なの? もう蜂谷さんのことなんとも思ってないけど普通にトラウマなんだけど。キモイんだけど」
「そんな毛嫌いしないでって……まあ、そうなるのも、俺が悪いんだけどさ……」
「……何で? 何で夢の中に出てきたっての?」
「その……ちょっと話があって」
「話?」
いぶかしむみたいに悟を睨みつけるスイの強い視線に、少々おじけづいた悟。けれどもすーはーと深呼吸してから、おもむろにスイにむかって頭を下げた。
「……まず、その」
「あっ、浮気のことなら昨日謝ってもらったからもういいし。てか二回も聞きたくないし面白い話でもないし」
「いや、そのことじゃなくて……いや、そのことも申し訳ないんだけど、今はそうじゃなくて。……今真中さんどういう状況かわかってる?」
「は?」
「俺が作った初代ジェイディの暴走で、今真中さんの本体が大変なことになってる」
「は?」
初代ジェイディというのはたしかメノルカ神殿から盗まれた人形のことじゃなかったか。
それが一体、この夢の中で悟と会っていることと何の関係があるというのか。
一体何の話かと首をかしげて頭の中がクエスチョンマークでいっぱいな表情をしていたら、さすがに件の初代ジェイディのことを説明してくれた。
初代ジェイディが、蜂谷悟の魔力を二十五年間かけて吸収し、自我を持って暴走したとのこと。
「今、真中さん眠ってるの何でだと思う? 初代ジェイディに捕まって魔力抜き取られてるからだよ」
「え」
「もともと俺からの魔力供給で動いてたのに、俺がぶっ倒れてから魔力供給されなくなって他から取ることにしたみたい。でももともと魔力封印されたあげく今にも死にそうなしょぼくれたオヤジの微々たる魔力だけで補えると思う?」
「あたしの魔力ー!」
「うん、ごめん、本当にうちのジェイディが」
「なんでそんなことになってんのよ!」
「まあ……色々あって……」
「いや、ちゃんと話しなよ。事と次第によっちゃしょぼくれたオヤジだろうとグーパンするわよ」
流石に寝込んで弱ってるとこにはしないけども。元気になったら覚悟しとけ。
「わ、わかった! わかったから……つか、それやられたらマジで再起不能になっちゃうからやめて。もう俺の本体マジで若くないから」
うるせえだったら一から説明しやがれといった凄んだ態度で詰め寄ると、どうどう、とスイを宥めながらもポツリポツリと話し始めた。
悟は自分が稀人で、もともと規格外の魔力持ちであり、若い頃何度も魔力暴走を起こしたので、メノルカにその半分以上を封印してもらっていて、一般人なみにはなったらしい。
だが、一般人並みといっても通常のこちらの人よりも魔力は少し高かった。ジェイディ開発のためスイを模した初代ジェイディを愛で続けた結果、二十五年かけてジェイディに宿った悟の魔力が、初代ジェイディに人格を宿すことに力を貸したのだそうだ。悟自身も、神殿の主であるメノルカもまったくあずかり知らぬことだったようだ。
そしてついに昨日の夜、初代ジェイディを倉庫へしまおうとしたとき、棄てられたと思い込んだジェイディが、溜め込んだ魔力を暴発させたのだ。爆発はそれが原因だった。
魔力暴発させた、人格を持った初代ジェイディはそのまま脱走し、逃亡先にしたのはバビちゃんキャッスルの中にあるジェイディハウスだった。ここなら、人形があっても怪しまれることはないと踏んだのだろう。木を隠すなら森の中作戦のようだ。なかなか小賢しいやつである。
もともと悟に棄てられた悲しみに暮れて脱走しただけで、こんな風にスイたちに危害を加える予定もなかったが、何の運命のいたずらか、スイたちがやってきてしまった。それで、自分を棄てさせた原因になったスイたちへの恨みが爆発したということだった。
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