忘れたとは言わせない。〜エリートドクターと再会したら、溺愛が始まりました〜


「……三年前、一緒に寝た間柄だろ?」


三年前のあの一夜のことは、もう過去のことのはずなのに。

一夜の過ちとして、もう忘れたはずなのに。


「忘れたとは言わせねぇぞ?」


偶然再会したら、心も身体も翻弄されてしまって。

「……今度こそ、逃がすつもりも離すつもりもねぇから」


その溺愛からは、もう逃れられない。


*第16回恋愛小説大賞奨励賞受賞しました*


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