そんなサムスンを尻目に躍進中なのがシャオミだ。現在では安価なモデルの「Redmi 12 5G」(税込2万9800円~)からハイエンドモデルの「Xiaomi 13T Pro」(10万9800円~)まで販売。「Redmi 12 5G」は約5000万画素のメインカメラを含む2つのカメラ、約6.8インチ大型ディスプレイ、5000mAhの大容量バッテリー、プロセッサーとして4nm製造プロセス5Gチップの「Qualcomm Snapdradon4 Gen 2」を搭載。ミドルモデルの「Redmi Note 13 Pro+ 5G」(5万9800円~)は約2億画素のメインカメラを含む3つのカメラ、6.67インチの有機ELディスプレイ、5000mAhの大容量バッテリー、プロセッサーとして4nmプロセスの「MediaTek Dimensity 7200-Ultra」を搭載している。
「新製品である『Xiaomi 14 Ultra』はドイツの老舗カメラメーカーであるライカと協業するなど、カメラの画質、使い勝手では今売られているスマホのなかでもトップクラス。ハイエンドスマホでも個性を出しつつ、普及価格帯モデルは世界的にもシェアが高く、大量生産ができるため、部材を安く調達できるというメリットが効いている。今やアップルやサムスンを脅かす存在になっている」(ITジャーナリストの石川温氏/24年8月12日付当サイト記事より)
(文=Business Journal編集部)