香澄 翔

香澄 翔

恋愛要素のあるちょっぴり不思議なお話を書いてます
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青春 完結 長編
美人な矢倉さんは守りが固い。 いつもしっかり守り切ります。 僕はこの鉄壁の守りを崩して、いつか矢倉さんを攻略できるのでしょうか? 将棋部に所属する二人の、ふんわり将棋系日常らぶこめです。 将棋要素は少なめなので、将棋を知らなくても楽しめます。
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小説 192,173 位 / 192,173件 青春 7,024 位 / 7,024件
文字数 96,489 最終更新日 2024.07.31 登録日 2024.06.22
僕はずっと彼女のことを忘れられなかった。 それが初恋だということに気が付いたのは、彼女を失った後だったから。 高校生になっても、それは変わらない。 ただ彼女との思い出の場所を写真に残すだけの毎日。 そんな中、彼女との約束の場所で、僕は「彼女」と出会った。 彼女は自分のことを幼なじみの「未来」だと名乗る。 でも彼女が未来の訳は無いんだ。 だって未来は、七年前に僕をかばって事故で亡くなったのだから。 どうして彼女は「みらい」だと名乗ったのだろう。 彼女は、いったい何者なのだろうか。 それとも本当に彼女は未来なのだろうか。 そんなことはありえないと思いつつも、少しずつ僕は初恋を取り戻していく。 その結末に何が待っているかなんて、わからないまま―― この物語はある少年の切ない恋のお話です。 完結しています。 表紙イラストは花音さんに描いていただきました。
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小説 192,173 位 / 192,173件 ライト文芸 7,629 位 / 7,629件
文字数 112,490 最終更新日 2024.05.24 登録日 2024.04.26
隆史は幼い頃に助けた妖精から、三十分だけ時間を巻き戻す事が出来るという不思議な力をもらっていた。 だけどせいぜい唐揚げとフランクフルトのどちらを食べれば当たりかだったり、ちょっと忘れ物を取りに帰ったり、そのくらいに使うくらいで、隆史は有効に力を使っているとは言い切れない状況が続いていた。 だけどそんなある日、幼なじみで片思いの相手でもある穂花を見送った後に、突然猛スピードで突っ込んできた車によって事故に遭うところを目撃してしまう。 隆史は時間を戻して穂花を救おうとする。 だけど何回繰り返しても、穂花は同じ車にひかれてしまう。何回繰り返しても。何度時間を戻しても。 三十分間の中を繰り返しても、どうしても救えない。隆史はついにその事を悟る。 そんな中、妖精から三十分以上時間を戻す方法がある事を教えられる。 そしてそれには代償を伴う事も……。 隆史は穂花を救う事が出来るのか。そのために何を失ってしまうのか。 そして迎える結末は―― ちょっと不思議な青春ストーリーです。
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小説 192,173 位 / 192,173件 青春 7,024 位 / 7,024件
文字数 109,279 最終更新日 2024.04.08 登録日 2024.03.08
‘高校には行かずにひとりずっと旅をしている少年、謙人。 廃線になった路線の線路上を歩いていた時に出会ったのは、自らをありすと名乗る少し変わった麦わら帽子の少女だった。 変わっていたのは彼女だけでなく、ありすの飼い猫のミーシャは唐突に皮肉めいた台詞を話し始める。 猫が喋るというあり得ないはずの事実に謙人は少し混乱していたが、ありすはそんな謙人をよそに、ずっと出来ていなかった自分の村のお祭り「春渡し」に参加してほしいと願う。 謙人は混乱しつつもそれを受け入れて、数日間だけ村に滞在する約束をして、訪れた村の中でありすの友人の女の子たちも含めて交流を深めていく。 だけどその中で皆はそろって「最後の夏だから」と気になる事を告げていた。 どうして最後の夏なのかは、誰も答えない中、「春渡し」は始まっていく。 祭りが進むにつれて、謙人は一つの村の、そしてありすの秘密を知っていく。 うそつきの麦わらのついていた、たった一つの嘘の秘密を―― 彼女の秘密とは、うそとは、最後の夏の意味とは何なのか。 謙人は意味を知ると共に、探していた旅の目的を見つけていく。 このお話は少しだけ不思議な、切なくて、だけど優しいお話です。 イラストはテンさんにいただきました! テンさん、本当にありがとうございます!! 第6回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。 応援してくださった皆様、そして選考してくださった編集部の方々、本当にありがとうございました。
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小説 192,173 位 / 192,173件 ライト文芸 7,629 位 / 7,629件
文字数 114,220 最終更新日 2023.06.02 登録日 2023.04.28
「私と一緒に死んでくれますか」  切り立った崖の上で見知らぬ少女が僕に死のうと誘いかけてくる。  鈴蘭のようなささやく匂いと、打ち付ける波の音が僕を誘う。    そして僕は現実に引き戻される。  それは僕が見た夢。だけど僕が見た夢は必ず現実になってしまう。  そんな中、クラスの仲間達と伊豆旅行へと向かうことになり、夢で見た未来が現実になろうとしている事を感じている。  そこに再び降りてきた未来は、双子の妹の麗奈をナイフで刺す自分の姿だった。  あり得ない未来に困惑するものの、旅行先では夢でみた見知らぬ少女、桜乃と出会っていた。  どこか不思議な桜乃に少しずつ惹かれるものを感じながらも、麗奈にくる未来を恐れ続ける。  そしてそこに僕がみた未来が現実になる。  僕はナイフに刺された麗奈の姿を、はっきりととらえていた。  麗奈を刺した犯人はいったい誰なのか。桜乃はなぜ僕に死のうと誘いかけるのか。  謎めいた彼女は何を知っているのか、わからないまま事態は急速に進んでいく。  僕が見た未来には必ず別れを伴ってしまう。  僕は「さよなら」を言わないように未来を変えられるのか。  絶対に未来を変えてみせると誓いながら、僕は犯人を捜す。 ※表紙は花月夜れん様よりいただいたファンアートを入れさせていただきました。花月夜れん様、本当にありがとうございます!!
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小説 192,173 位 / 192,173件 ライト文芸 7,629 位 / 7,629件
文字数 124,802 最終更新日 2023.01.12 登録日 2022.12.08
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