一初ゆずこ

一初ゆずこ

いちはつゆずこです。長編ではSF・現代ファンタジー、短編では恋愛・ヒューマンドラマがメイン。 河出書房新社『5分後に美味しいラスト』に『おはよう、白雪姫』収録。
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二十五歳の淳美は、小学校の図工の先生になって三年目。 初夏のある日、隣家に住む三つ年下の幼馴染・浩哉にスパゲティをご馳走した出来事がきっかけとなり、病で療養中の浩哉の祖父・菊次にも、毎週土曜日にスパゲティを振る舞うことになる。 淳美はさまざまなメニューに挑戦し、菊次を支える浩哉の母・佳奈子を交えて、露原家の人々と週末の昼限定で、疑似的な家族生活を送っていく。 そんな日々に慣れた頃、淳美は教え子の小学生・美里が同級生から疎まれている問題に直面する。さらに、菊次の病の後遺症が、露原家の平穏な空気を少しずつ変え始めて……。
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小説 190,820 位 / 190,820件 ライト文芸 7,624 位 / 7,624件
文字数 42,881 最終更新日 2022.07.02 登録日 2022.07.02
SF 完結 長編 R15
「この中に、あなたたちをここへ閉じ込めた“アリス”がいる」  高校生・吉野泰介はある朝クラスメイトの訃報を受けて早朝の教室へ向かうが、集まった生徒は幼馴染の佐伯葵に、一匹狼の仁科要平だけだった。  そこへ突如現れた見知らぬ少女の言葉を皮切りに、佐伯葵は謎の失踪を遂げてしまう。  少女の意図さえ分からないまま、仲間の命を懸けた“ゲーム”の幕が開けた。
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小説 190,820 位 / 190,820件 SF 5,383 位 / 5,383件
文字数 426,643 最終更新日 2018.10.19 登録日 2018.09.08
「言霊という言葉をご存知でしょうか。声の形で発した言葉は、現実に対して影響力を持つという考え方ですが……どうやら彼女の“言葉”が、それにあたるらしいのです」 女子中学生・呉野氷花の言葉は、人を壊す。それを、兄である和装の異邦人・呉野和泉は知っていた。 “言霊”の異能を悪意と好奇心で行使する氷花の遊戯は、同じ中学校に通う少年少女達を標的と定め、次々と事件に巻き込み、翻弄していく。 平和な学校生活に罅が入った少女。 仲間の仇討ちを誓う少年。 命がけの逃亡劇を余儀なくされた二人。 妹の破滅を願う兄の過去、九年前の夏の殺人――。 交錯する事件はやがて、中学生達をさらなる事件へと導いていく。 悪意にさらされた中学生達が、戦いの中で抗い方を模索していく、現代ファンタジー群像劇。 ※ 少年少女の恋愛をメインに描いていますが、第5章からはガールズラブ要素も含みます。
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小説 21,386 位 / 21,386件 ファンタジー 8,285 位 / 8,285件
登録日 2023.08.28
記憶喪失の大学生・零一は、〝常夜〟と呼ばれる朝が来ない世界に流れ着き、音楽を愛する少女・エリカに助けられる。 その日から〝常夜〟には謎の隕石が降り注ぐようになり、ある音楽が〝現実〟の記憶と結びついていることに気づく。 しかし、エリカとともに隕石の謎を追う零一の日々を、〝常夜〟を頻繁に襲撃するモンスターが脅かそうとしていた……。 〝現実〟と接点を持つ終末世界で、スローライフや食事を楽しみながら、失われた記憶を少しずつ取り戻していく、ボーイミーツガール長編。 ※タイトルの漢字は「せいか」と読みます。
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小説 21,386 位 / 21,386件 ファンタジー 8,285 位 / 8,285件
登録日 2023.08.28
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