相沢泉見@8月時代小説刊行

相沢泉見@8月時代小説刊行 (著者名:相沢泉見)

8月 ポプラ社様から初の時代小説『猫と涙と昼行燈 公事宿まんぞく庵御裁許帖』を刊行いたします
3
 挫折を味わった少年と、死が見える少女が繰り広げるひと夏の物語。  高2の葉村宏樹(はむらひろき)は関西の名門校に通っていたが、勉強についていけず、医師になる夢を諦めて千葉県の公立高校に編入する。  その高校には同い年の幼馴染み・椎名沙世子(しいなさよこ)がいた。沙世子は画家を目指していたが、絵の師匠だった父親の行き過ぎた指導よって負傷。その時のことがショックで筆を握れなくなっている。  久々に沙世子と顔を合わせた宏樹だが、「私は世界一の嘘つきだから近寄らないで」と言われ拒絶されてしまう。そんな中、同じクラスの貴島朱夏(きじましゅか)に突然話しかけられる。  人気者で明るい貴島は沙世子の親友で、『人の寿命が見える』という秘密の能力を持っていた。「このままだと沙世子が死ぬ」と言われた宏樹は、貴島と協力して沙世子を助ける決心をする。
24h.ポイント 0pt
小説 190,634 位 / 190,634件 青春 7,010 位 / 7,010件
文字数 110,759 最終更新日 2024.07.25 登録日 2024.06.19
一ト切り【いっときり】……線香が燃え尽きるまでの、僅かなあいだ。 奈落大夫の異名を持つ花魁が華麗に謎を解く! 絵師崩れの若者・佐彦は、幕臣一の堅物・見習与力の青木市之進の下男を務めている。 ある日、頭の堅さが仇となって取り調べに行き詰まってしまった市之進は、筆頭与力の父親に「もっと頭を柔らかくしてこい」と言われ、佐彦とともにしぶしぶ吉原へ足を踏み入れた。 そこで出会ったのは、地獄のような恐ろしい柄の着物を纏った目を瞠るほどの美しい花魁・桐花。またの名を、かつての名花魁・地獄太夫にあやかって『奈落太夫』という。 御免色里に来ているにもかかわらず仏頂面を崩さない市之進に向かって、桐花は「困り事があるなら言ってみろ」と持ちかけてきて……。
24h.ポイント 21pt
小説 23,899 位 / 190,634件 歴史・時代 161 位 / 2,386件
文字数 66,886 最終更新日 2024.07.01 登録日 2024.05.31
女子大生の咲(さき)は東京・谷中で一人暮らしを始める。ところが、叔父に紹介されて住み始めたアパートには、幽霊が! 彼の名前は惣佑(そうすけ)。江戸時代末期に谷中で店を持っていた料理人で、志半ばで命を落としてしまったという。 実体がなくなってしまった惣佑の代わりに、料理初心者の咲が台所に立つことになった。 どこか不思議な男子大学院生・久世穂積(くぜほづみ)も交え、咲たちは食べ物に関わる『日常の謎』に巻き込まれていく。
24h.ポイント 0pt
小説 190,634 位 / 190,634件 キャラ文芸 4,374 位 / 4,374件
文字数 136,973 最終更新日 2019.10.18 登録日 2018.11.27
3