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少年は死の間際、親友の手によって別世界の己の肉体へ人格のみを転移させる装置にかけられた。そこで少年が目にした世界は、元の世界とは全くの別物だった。大戦も環境汚染もない穏やかな世界で、幼少より兵士として生きてきた自身の姿はひ弱で平凡な高校生となっていた。あらゆるギャップに翻弄されながら、鳥衣暁光(とりいあきみつ)としての少年の新たな人生が幕を開ける。
文字数 3,339
最終更新日 2023.09.06
登録日 2023.09.06
東が丘高校に転校してきた2年生・辻宗弥央(つじむねやひろ)は、同級生の柳一夜(やなぎいちや)と6年振りの再会を果たす。
喜びを露わにする弥央に対し、一夜は当時弥央と一緒に遊んでいた頃の記憶をほとんど忘れていた。加えて転校初日に知り合ったクラスメイトの名神累人(ながみるいと)と一夜との関係を目の当たりにし、弥央の心に暗雲が立ち込める。
大切な人間を守りたい。ふたつの一途な想いは決して結ばれることはなく、やがて正面から激突する。最後に残るのは、一体どちらの希望か__。
・男子高校生3人の三角関係を中心とした切ない霊感ストーリー
(時系列としては「彼は誰時の窓下」の続編になります)
・登場人物
辻宗弥央 2年1組 文芸部
名神累人 2年1組 吹奏楽部
柳一夜 2年2組 文芸部
伊志森譲 2年4組 サッカー部
佐々蔵吉鈴 2年4組 生物部部長
篠里七恵 2年4組 文芸部
津名橋李々 2年5組 文芸部部長
八重緋沙奈 2年6組
伏山美世華 1年3組 文芸部
辻宗天哉 大学3年 弥央の兄
文字数 64,092
最終更新日 2023.02.10
登録日 2022.12.30
俺、裁間幸守(さいまゆきもり)は観名崎高校2年生。
幼馴染の戯堂戒(ぎどうかい)とは小学生の頃から一緒に過ごしてきて、俺にとって誰よりも大切な存在だ。
だがある日、俺は戒にまつわるとんでもない秘密を目の当たりにしてしまった。
「君が好きになったのは、人間もどきのバケモノなんだよ。幸守」
理解が追いつかない俺に、戒は容赦なく現実を突きつける。
10年間自覚してこなかった自分の気持ちに、俺はようやく向き合うことになる__。
・山に囲まれた田舎町を舞台にした、怪異と人間の切ない青春ストーリー(のつもりです)
※一部が現在公開中のライト文芸「蝉の灯」とリンクしたストーリーになっています。そちらもぜひご覧ください。
文字数 44,380
最終更新日 2022.10.11
登録日 2022.09.13
__名神累人(ながみるいと)は普通の高校生である。
自分ではそう思ってるつもりなんだけどな。
だが普通ではないことが俺の周りで起こっているのは確かだ。
視点が変われば、正常と異常は逆転する。
とは言え俺が語れるのは、あくまで俺から見た世界だけだ。
・1話完結式のシリアス&ほのぼの高校生活ストーリー(の予定です)
※これは現在公開中の長編「彼は誰時の窓下」の番外編という形を一応とっていますが、実際こんなストーリーあったらいいなと妄想しながら書いてますので、繋がりは気にせず気軽にご覧ください。
※最近各話のタイトルを変更しましたが、内容は同じです。
文字数 62,089
最終更新日 2022.09.13
登録日 2022.03.16
「お前、俺が見えるのか?」
初対面のクラスメイトから言われた言葉がそれだった。
確かに、その生徒の存在を認識できているのは、このクラスでは俺だけらしい。
何だよその創作小説みたいな展開は。
入学早々トラブル続きの学校生活は、これから一体どうなっていくんだ__。
・普通(のはず)の男子高校生、名神累人を中心に巻き起こる”日常×オカルト”ストーリー。
※番外編として「名神累人のとある日常」も連載中です。そちらもぜひご覧ください。
※この作品はフィクションです。実際の人物、団体とは一切関係ありません。
文字数 256,462
最終更新日 2022.08.11
登録日 2022.03.26
あの夏の日、俺は死んだ。
だが、そこで終わるはずだった俺の人生は、なぜか延長された。
生前と同じ姿で、同じ人格と記憶を有して、再び町に降り立った。
誰も、俺が死者だとは気付かない。
高校のクラスメイトも。家族も。幼馴染の親友も。
俺はみんなに嘘を吐く。生きているという嘘を。
与えられた7日間だけの夏休み。やり残したことすら見つからないまま、終わりの時が迫る__。
・死んだはずの高校生、敦輝(あつき)の最後の青春ストーリー
※この物語はフィクションです。実際の人物、団体名とは一切関係ありません。
文字数 39,893
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.06.25
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