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天は二物を与えず。
そうは言うが、たまに二物も三物も与えられた人間がいる。
秋月宗助
古くからの名士の家に生まれた彼は、多くの物を与えられて生まれてきた。
美しい容姿。
高い身長。
誰よりも優れた身体能力。
明晰な頭脳。
その全てを天から与えられた。
非常に残念なことに与えられ過ぎてしまった。
顔は綺麗なのに身長が高すぎて彼女ができなかった。(218cm)
非常識に身体能力が高すぎて部活動もできなかった。(教師に辞めさせられた)
人間不信に陥って友達もまともにできなかった。(学科も校舎も違う友達が1人だけ)
端的に言うとぼっちだった。
ただ、唯一、家族にだけは恵まれた。
そんな灰色の学校生活を送る中、突如として世界各地にダンジョンが現れる。
おぞましい魔物の蠢く、人知の及ばぬ世界。
その世界こそが自分の生きるべき世界だと、彼は進学を蹴って探索者を志す。
親は泣いた。進学率が下がる教師も泣いた。
そうして彼はダンジョンを通して様々な人と出会い、関わり、触れあうことで今まで得られなかった多くのものを手にしていく。
仲間を。
恋を。
青春を。
そして、命を賭けた戦いの場を……。
――死にかけることもあるけれど、俺はげんきです。
文字数 75,361
最終更新日 2020.02.22
登録日 2019.07.27
※大変アダルトな内容です。
※最初の方は、女の子が不潔な意味で汚いです。苦手な方はご注意ください。
矢島九郎は真面目に生きてきた。
文武の両道に勤め、人の模範となるべく身を慎んで行いを正しくし生きてきた。
友人達と遊んでも節度を保ち、女子に告白されても断った。
そしてある日、気づいてしまう。
人生がぜんっぜん楽しくない!
本当はもっと好きに生きたい。
仲間と遊んではしゃぎ回り、自由気ままに暴力をふるい、かわいい娘がいれば後腐れなくエッチしたい。
エッチしたい!
もうネットでエグめの動画を見るだけでは耐えられない。
意を決し、進学を期に大学デビューを決意するも失敗!
新歓でどうはしゃいだらいいかわからない。
女の子とどう話したらいいかわからない。
当たり前だ。女の子と手をつないだのすら小学校が最後だぞ!
そして行き着くところは神頼み。
自分を変える切欠が欲しいと、ものすごく控えめなお願いをしたら、男が存在しないどころか男の概念すらない異世界に飛ばされました。
そんな彼が、欲望の赴くままにハメを外しまくる話。
文字数 186,554
最終更新日 2020.02.17
登録日 2019.06.18
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