転んで泣いてばかりいるナオ君。
どうにかして泣き虫をなおしたいと思っていたある日、
タマゴみたいなおじさんからおまじないを教えてもらいました。
文字数 15,992
最終更新日 2018.12.02
登録日 2018.12.02
私はいわゆるガキ大将で、近所の子供達の間ではリーダーを気取っていた。
だから、私の言うことはいつでも絶対で、私の決めたことがいつでもルールだった。
「じゃあ、今日はかくれんぼ!」
その日も、私の提案でやることが決まった。
ジャンケンをして鬼を決め、鬼は五十を数えてから隠れている子を探し出す。誰でも知っている子供のゲーム。
でも、私にはある目的があって…
文字数 5,164
最終更新日 2018.01.25
登録日 2018.01.25