つづり

主人公・雪村　怜音（ゆきむら　れおん）は冴えないフリーター。ある日、バイト先のコンビニで誤って『透明人間製造スプレー』という怪しい商品を手に取ってしまう。それは裏社会で取引される極秘アイテムだった。スプレーを吸い込んだ瞬間、彼の体は半透明になり、「特定の人間にしか見えない」状態に陥る。　 怜音は透明状態を解除する方法を探すため、自分のことが視認できる唯一の存在である街で有名なイケメン探偵・冥加　刻（みょうが　とき）に助けを求めるが――？

藤崎　蒼司（ふじさき　そうじ）は、ある雨の日に寡黙なクラスメイト・佐藤　凛太郎（さとう　りんたろう）を見つける。傘を忘れたという凛太郎に一緒に傘に入るかと提案し、帰路を共にするうちに蒼司は彼の笑顔や落ち着いた声に惹かれていく。それから雨の日限定で帰り道を一緒に歩く日常が続き、二人の絆は深まっいくてが、凛太郎から突然「転校するかもしれない」と告げられて――。

大学三年の秋、主人公・佐藤　陽介（さとう　ようすけ）は就活の重圧から逃れるように裏路地で店を構える古本屋『灯籠の書庫』にてアルバイトを始める。 ある日、一人の男が使い古された文庫本を売りに現れた。 彼から買い取った本からひとつのメモを見つけた陽介は、険のある男の顔つきから想像できない文章に心惹かれ、気まぐれに返事を書いたメモを古本に挟むのだった――すると、また別の日、男が売りに来た本の間には陽介宛てたメモが残されていた。 こうしてメモを通した二人の奇妙な交流が続くうちに、“男のことをもっと知りたい”という欲に駆られた陽介は彼との距離を縮めようと試みるが……？

夜の静寂が支配する美術館で、篠原　悠（しのはら　ゆう）は警備員として職務をこなす日々を送っている。かつて芸術の道を志した人間だが、経済的な理由からその道を断念し、現在では美術品を守ることに生き甲斐を見出していた。 とある日、悠は美術館に一人の侵入者がいることに気づく。そこで出逢ったのは、星野　航（ほしの　こう）という謎に満ちた男だった。 航の美術に対する深い理解と愛情に触れ、警備員として良くない行いだと罪悪感を抱きながらも悠は彼を捕らえるどころか受け入れてしまう――。 『愛情と義務』『自由と償い』 二つの間で揺れ動く男たちの再生をテーマにした物語。

フリーライターの『私』は「霧が濃くなると人が消える」という伝説を追って、北陸の山奥にある村を訪れる──。

高校時代、深い絆で結ばれていた悠斗（ゆうと）と怜司（れいじ）。 ある事件をきっかけに二人は別れ、それから三年の月日が流れる。大学生となった悠斗は路地裏で怜司と再会するが、彼はかつての優等生の姿を捨て、鋭い瞳と歪んだ笑みを浮かべる男へと変貌していた──。

佐藤　彩花（さとう　あやか）26歳。ブラック企業での過酷な労働に疲れ果て、ある夜、過労で倒れた彼女が目を覚ますと──見知らぬ森の中で小さなドラゴンに転生していた。 困惑する彩花だったが、魔王アストラエルに拾われ、キラキラ光る鱗を持つ『珍しい魔獣』として彼の城でペットとして飼われることになってしまう。人間としての記憶と感情を持ちながら、「キュー」としか鳴けない魔獣の体に戸惑いつつも新しい生活に適応しようと奮闘する。 孤独な魔王と小さなドラゴンの出会いは、互いの心を癒し、新しい未来への希望を灯していく。闇夜を切り裂く『月の光』のように。

彼女らは紡ぐ

※規約に則り、完全版はDLsite/BOOTHにて販売予定。 田中　健二は、個人でゲーム制作をしている地味な男だ。今日もまた彼は新作ゲームの制作に取り掛かっていたのだが、その最中で画面から突如として魔法陣が飛び出してきた。明るい光に包まれ、次に目が覚めた先では――魔法が日常で、恋愛も性の概念も己が生まれ育った世界とは全く異なっていたのだった。

※完結済みです。アルファポリスの規約に則り、R18行為は掲載しません。続きはDLsite/BOOTHにてご購入いただけますと幸いです。 隼人（はやと） 25歳 茶髪のナチュラルヘアー 一般企業のエリート 優しい見た目と声をしている × 渉（わたる） 25歳 黒髪のウルフヘアー ショーのパフォーマー クールな見かけをしているが、意外と情に厚く職場ではリーダー的な存在