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恋愛 完結 短編 R18
「嫌…………来ないで……!! いやあああっ!!」  薄汚い無精髭を生やした男が、私の目の前で、気味の悪い微笑みを浮かべている――。  舞踏会に参加していた私。  表向きは伯爵令嬢だが、一家は代々、国王陛下から特別な役割を与えられていた。  この日も内密に任務に当たっていたのだが、途中で何者かに気絶させられてしまう。    目を覚ますと、両手両足が紐で拘束されていた。  近づいて来る男。  純潔を守り通せるのも、もはやここまでか……そう思った矢先――。
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文字数 53,078 最終更新日 2024.10.04 登録日 2024.09.08
恋愛 完結 短編 R18
いつ如何なる時も表情を変えないことで有名なアーレイ・ハンドバード侯爵と結婚した私は、夫に純潔を捧げる準備を整え、その時を待っていた。 結婚式では表情に変化のなかった夫だが、妻と愛し合っている最中に、それも初夜に、表情を変えないなんてことあるはずがない。 何の心配もしていなかった。 今から旦那様は、私だけに艶めいた表情を見せてくださる……そう思っていたのに――。
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文字数 37,714 最終更新日 2024.09.27 登録日 2024.09.14
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