柊  真詩

柊 真詩

死ぬまでに小説家になりたいアマチュア作家。 ネットにはあまり作品を投稿してません。『小説家になろう』『ノベルアップ+』にも投稿します。 2020/06/26 Twitter開始。
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「お待ちしておりました。どうぞ、こちらに」  車掌の言葉に導かれるまま、三十歳も過ぎた俺はとある列車に乗り込んだ。列車内の乗車客は時代性も地域性もバラバラで、各車両の後ろには黒電話が置かれている。  列車から降車する方法は、呼び鈴の鳴る黒電話を取ること。そして、この呼び鈴は戻ってほしい、という他者の叫びであるという。  しかし、俺の心は黒電話から遠い所にあった。窓ガラスには、憂いを帯びた自分の瞳が 反射する。  そんな俺の向かい側に、十五歳の少女が座った。 「あの、あんまりじろじろ見ないでください」  不快そうに視線を向ける少女だったが、俺は視線を少女から逸らすことができない。  ぎこちなく言葉を交わす俺と少女を運び、列車は終着駅に向かって走り続ける。  そしてこの出会いが、真実の終着へと俺達を導くのであった。 この作品はノベルアップ+様、小説家になろう様にも同時投稿しています。
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小説 193,616 位 / 193,616件 現代文学 8,609 位 / 8,609件
文字数 4,115 最終更新日 2022.11.05 登録日 2022.11.05
現代文学 連載中 ショートショート R15
なんかもう、ジャンルも定まってない様々な短編小説集です。どれも、およそ原稿用紙1枚の文量で超さくさく読めます。1週間に1作くらい増えます。 この作品はノベルアップ+様、小説家になろう様にも同時投稿しています。
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小説 193,616 位 / 193,616件 現代文学 8,609 位 / 8,609件
文字数 8,383 最終更新日 2022.09.24 登録日 2022.01.23
恋愛 完結 短編 R15
ソムリエを目指す龍樹は、大学時代の同級生で絵本作家の心音と交際していた。 彼女がいなくなった後、酒に溺れる龍樹は寝室で一冊の絵本を見つける。 その絵本は、心音が別れ際に置いていったものだった。 心音の絵本を読みながら、龍樹は彼女との出会いを振り返る。 どうして二人は別れたのか。 そしてなぜ、心音は絵本を置いていったのか。 この作品は原作者等公認の、とある歌詞を参考にしたリライト作品です。 詳細を知りたい方は私のtwitterなどからご確認ください。 この作品はノベルアップ+様、小説家になろう様にも同時投稿しています。
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小説 193,616 位 / 193,616件 恋愛 58,444 位 / 58,444件
文字数 10,435 最終更新日 2021.07.02 登録日 2021.06.30
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