25年度、高成長でも赤字1兆円...
2024.01.23
ビジネスジャーナル
同報告書を踏まえ、前述の千葉県内の高校教員は次のように語った。
「いわゆる標準語や敬語を正しく学ぶことは大切です。戦前は無理やり、各地の方言を標準語に直すような教育も行われていました。しかし、今では『方言は地域の大事な資産』という見方もされるようになっています。アンケート調査が行われていた時代から30年以上が経ち、日本語の使い方も絶えず変化しています。
社会に出た後、『失礼な人』と取られないために、学生時代に丁寧な相手の呼び方に慣れておくのは大切です。一方で、地域やその場の雰囲気によっては『さん付け』が慇懃無礼に取られることもあり得ますよね。
『名前呼び捨て』『さん付け』どちらか一方が正しいということではなく、その場に適した正しい言葉使いをちゃんと選ぶことができる見識を教えるのが我々、教員の務めだと思っています」
(文=Business Journal編集部)