キングコング西野亮廣、武道館単独ライブ直前の憂鬱と、オンラインサロン会員半減の衝撃

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西野の相方・梶原雄太のYouTubeチャンネル「カジサックの部屋」はチャンネル登録者数 232万人と大人気。ほかにもサブチャンネル「カジサックの小部屋」や「ゲーム部屋」などを開設しており、YouTuberとして不動の人気を誇っている。(画像はYouTubeチャンネル「カジサックの部屋」より)
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千鳥の大悟に「捕まってないだけの詐欺師」と評された西野亮廣。武道館ライブで新たな“信者”獲得なるか? (画像はオンラインサロンプラットフォームSalon.jp公式サイトより)

吉本興業を退所したことが、オンラインサロン会員激減へとつながったのか

 西野のオンラインサロンは、「日本で一番会員数が多い有料オンラインサロン」として名を馳せたこともある。それがここにきて4万人にまで減っているのはなぜなのか?

 ある週刊誌の芸能記者はこう明かす。

「西野さんのオンラインサロンの会員数が減少に転じたのは、この1年くらいでしょうか。2016年に開設されたこのオンラインサロンは当初、西野さんと一緒に町を作ったりビジネスを考案したりしたい……という“意識高い系”の人々が殺到し、多いときには7万4000人以上の会員を抱えました。月額980円ですから、最盛期には年間で8億7000万円の売り上げを生んでいたことになります。

 会員数激減の原因としては、やはり西野さんが吉本興業を退所したことが大きいのではないかと思います。というのも、以前から西野さんは『「収録中にムカついて帰ってきた」「ナイナイ(ナインティナイン)の岡村さんは面白くない」ってテレビで発言すると、オンラインサロンの会員数が増える』と明言しており、そうした煽情的な戦略で会員数を急増させてきた部分があるのは間違いない。

 それが、吉本を退所して以降、地上波をはじめとする一般メディアへの西野さんの露出が激減し、テレビで西野さんの話題がとり上げられることも少なくなった。なので西野さんがこうした“炎上商法”をしかける機会も減り、自然と会員数も減っていった……ということでしょうね。

 今まで、芸人の新しいあり方を開拓してきた西野さんですが、そうした“西野ブーム”もついに終焉かとささやかれ始めています。だからこそ西野さんは、キングコングとしての活動も捨てきれないのでしょう。最近は、NFTやメタバースを利用しての新ビジネスを模索中のようですが、このままでは、吉本所属時代のような輝きを取り戻すことは難しいでしょうね……」

 はたして、2月28日の武道館トークライブが、西野亮廣の反撃の狼煙となるのか。おおいに注目したい。
 
(文=藤原三星)

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●藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara