体の「疲れ」とは何か?なぜビタミン剤・クエン酸・プロテインは疲れに効くのか?

 それとともに、ストレスに対してどう付き合っていくか、対策も立てておくことが必要です。私たちはどういった出来事に対してストレスを感じているのかを書き出してみると、イラっとする原因がわかります。それをもとに周囲の人たちに協力してもらいながら対策を立てていきます。

 私の場合は仕事に集中しているときに話しかけられるとブチギレます。そのため、「この時間は仕事に全集中する」と宣言しておく必要があります。また、怖い映像を観ると怖くなってしまうため、テレビ番組も基本的にお笑いかスポーツにしていて、ニュースやワイドショーはショッキングなので観ないようにしています。うっかり家族がワイドショーにチャンネルを合わせてしまうとイライラしてしまうため、これについても協力をお願いしています。みなさんも自分自身の傾向に合わせた対策をつくっていくようにしてください。

(文=小谷寿美子/薬剤師)

●小谷寿美子

薬剤師。NRサプリメントアドバイザー。薬局界のセカンドオピニオン。

明治薬科大学を505人いる学生のなか5位で卒業。薬剤師国家試験を240点中224点という高得点で合格した。

市販薬も調剤も取り扱う、地域密着型の薬局チェーンに入社。社歴は10年以上。

入社1年目にして、市販薬販売コンクールで1位。管理薬剤師として配属された店舗では半年で売り上げを2倍に上げた実績がある。

市販薬、調剤のみならずサプリメントにも詳しい。薬やサプリメントの効かない飲み方、あぶない自己判断に日々、心を痛め、正しい薬の飲み方、飲み合わせを啓蒙中。